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ハチバンJP:9950
沿革
1971年1月 |
石川県加賀市桑原町に株式会社八番フードサービスを設立。 |
1971年11月 |
8番らーめんフランチャイズチェーン本部(本社機能)を石川県金沢市入江に移転。 |
1972年11月 |
石川県加賀市に加賀工場を新設。 |
1973年11月 |
石川県金沢市入江にギョーザ食品工場を新設。 |
1975年3月 |
8番らーめんフランチャイズチェーン本部(本社機能)を石川県金沢市増泉に移転。 |
1978年12月 |
ギョーザ食品工場を石川県金沢市糸田新町に移転。同時に糸田工場と改称。 |
1981年11月 |
石川県金沢市豊穂町に安原工場を新設。 |
1986年10月 |
社名を株式会社ハチバンに変更。 |
1987年2月 |
安原第一工場を新設。従来の安原工場を安原第二工場と改称。同時に糸田工場を閉鎖。 |
1987年3月 |
岐阜県羽島郡に中京営業所を開設。 |
1987年8月 |
安原第二工場を閉鎖。 |
1988年10月 |
8番らーめんフランチャイズチェーン本部(本社機能)を石川県金沢市新神田に移転。 |
1989年12月 |
当社の子会社として、株式会社ハチバントレーディングを設立。 |
1990年3月 |
旧安原第二工場跡地に品質管理センターを新設。 |
1991年9月 |
当社の関連会社として、株式会社ハチバン天龍を設立。 |
1993年4月 |
中京営業所を中部支社と改称し、愛知県名古屋市に移転。 |
1993年7月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1994年12月 |
スイスフラン建転換社債(20,000,000スイスフラン)を発行。 |
1996年3月 |
石川県能美郡川北町に、ハチバンフーズパークを建設し、安原工場と加賀工場を統合した本社工場を新設。併せて品質管理センターを同所へ移転。それに伴い、安原工場と加賀工場および品質管理センターを閉鎖。 |
1998年6月 |
株式会社ハチバン天龍を閉鎖し、製麺工場を買い取り、飯田工場として製造を開始。 |
1999年8月 |
ダブルフラワリングカメリア株式会社を株式会社ハチバントレーディングの関連会社とする。 |
2003年8月 |
株式会社ハチバントレーディングの子会社として、香港八番貿易有限公司を設立。香港八番貿易有限公司の子会社として、香港元八有限公司を設立。(現 香港八番有限公司) |
2003年9月 |
中部支社および飯田工場を閉鎖。 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年9月 |
株式会社ハチバントレーディングの子会社として、株式会社ハチバントレーディング(タイランド)を設立。 |
2009年12月 |
石川県金沢市西念にセントラルキッチンを新設。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。 |
2010年9月 |
当社の連結子会社である株式会社ハチバントレーディングを分割し、株式会社ハチバントレーディングジャパンを設立。当社が株式会社ハチバントレーディングを吸収合併。 |
2015年9月 |
株式会社ハチバントレーディングジャパンを吸収合併。 |
2017年2月 |
8番らーめん創業50周年を記念し、移転した8番らーめん本店跡地に「感謝の郷」を建立。 |
2017年3月 |
接客・調理技術の向上を目的とした研修施設「ハチバンアカデミー」を8番らーめん泉ヶ丘店に併設。 |
2017年11月 |
「ハチバン社歌」ならびに「バン♪バン♪8番」を制作。 |
2018年2月 |
北陸3県の幼稚園・保育園での「8番こども応援プロジェクト」を開始。 |
2019年9月 |
当社の連結子会社である株式会社ハチバントレーディング(タイランド)の子会社として、有限会社ハチバンベルトレーディング(ベトナム)を設立。 |
2020年2月 |
本社工場において食品安全マネジメントシステムの国際規格「ISO22000:2018」を認証取得。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場に移行。 |
事業内容
ハチバン株式会社とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。主に、外食事業、外販事業、および海外事業の三つのセグメントに分かれています。
外食事業では、ハチバン株式会社が「8番らーめん」のフランチャイズチェーン本部として機能し、飲食店の経営を行っています。また、業務用食品の卸売りや食品の製造・販売、国内外への食材の輸出入も手掛けています。
海外事業に関しては、複数の子会社を通じて展開しています。HACHIBAN TRADING (THAILAND) CO.,LTD.はタイでの食材の輸出入を、DOUBLE FLOWERING CAMELLIA CO.,LTD.はタイでスープ・エキスの製造・販売を、HONG KONG HACHIBAN TRADING LTD.は香港のHONG KONG HACHIBAN LTD.への商品販売を、そしてHONG KONG HACHIBAN LTD.は香港での飲食店経営を行っています。さらに、HACHIBAN BELL TRADING (VIETNAM) CO.,LTD.はベトナムで食品(調味料)の輸入卸し業を展開しています。
これらの事業を通じて、ハチバン株式会社グループは、国内外で幅広い食品関連事業を展開し、多様なニーズに応えています。
経営方針
ハチバン株式会社は、外食産業、外販事業、および海外事業を柱とする多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、「食生活の味わいをネットワークするシステム産業 Tasty Innovation」というコーポレートシンボルのもと、低価格で質の高い食品を提供するフランチャイズシステムを核としています。経営目標として、「食」と「おもてなしの心」で人々や街を笑顔にすることを掲げ、地域社会に貢献することを目指しています。
経営戦略としては、チェーンストア・マネジメントとサプライチェーン・マネジメントの二つの軸を中心に、ブランドマーケティング戦略を展開しています。具体的には、らーめん部門では、立地環境の変化に対応した店舗のスクラップアンドビルドやリニューアル、ドライブスルー販売方式の導入、配膳ロボットの導入やテイクアウト、デリバリーの強化などにより、店舗営業の活性化を図っています。和食部門では、多様化する顧客ニーズに応えるため、付加価値の高い商品の開発や小型店舗の開発・出店による新たなビジネスモデルの構築を進めています。
海外事業では、タイ、香港、ベトナムにおけるエリアライセンス契約先企業との関係強化、ブランド力の向上、および東南アジア地域への展開を視野に入れています。また、ラーメンスープ・エキスの製造・販売においては、生産体制の強化、品質管理の向上、新商品の開発に取り組み、事業基盤の拡大を目指しています。
経営環境の変化に対応するため、ハチバンは組織改革と人材育成に重点を置き、働きがいのある職場環境の整備を進めています。これらの戦略を通じて、同社は安定的な事業拡大と効率的な経営を目指し、企業価値の向上に努めています。