ミロク情報サービスJP:9928

時価総額
¥585.1億
PER
17.6倍
会計事務所と中堅・中小企業向けに、業務用アプリケーションソフトウェアの開発・販売、サーバ・パソコン販売、保守・研修サービス等を提供。

沿革

1977年11月

当社は、1977年11月2日、株式会社ミロク経理の会計事務所事業部が、分離独立する形で「株式会社ミロク計算センター」として東京都千代田区麹町に設立し、同月「株式会社ミロク情報サービス」に商号変更。全国の税理士・公認会計士事務所向けの財務計算サービスの提供業務を開始。

1981年5月

全国のセンター(計算センター)を廃止し、財務計算サービスの提供業務から財務専用オフコンの販売体制へ再編成。東京・大阪・福岡・札幌・仙台・金沢・広島・岡山支社を設置。

1986年3月

本社を、東京都千代田区麹町から東京都新宿区西新宿に移転。

1987年7月

開発部長岡センターを設置。

1989年5月

開発部東京センターを設置。

1992年8月

日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。

1996年7月

情報通信・OA機器の販売会社として、株式会社フォーバルとの合弁により、子会社として株式会社エフエム・ワンを設立。

1996年11月

新社屋ビル竣工(東京都新宿区四谷)。本社・開発本部東京センターを移転。

1997年8月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1998年4月

開発本部を移転(新宿区新宿)。

1998年9月

研修センター竣工(千葉県長生郡)。

1999年4月

愛媛県松山市に松山営業所を設置。連結子会社、株式会社エフエム・ワンの株式会社フォーバルの所有分を当社が全額買い取り、合弁を解消して100%子会社とし、株式会社ミロクエンジニアリングサービスに商号変更。

2002年12月

株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)の株式を全額買い取り、100%子会社とした。

2004年6月

株式会社エム・エス・アイ(現・連結子会社)の株式を全額買い取り、100%子会社とした。

2006年7月

リード株式会社(現・連結子会社)の株式の買い増しを行い、子会社とした。

2008年3月

リード株式会社(現・連結子会社)の株式の全額を買い取り、100%子会社とした。

2009年8月

情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際的な規格である「ISO/IEC27001:2005」及びその国内規格である「JIS Q 27001:2006」の認証範囲を全社・全事業所に拡大。

2011年8月

株式会社ミロクエンジニアリングサービスを清算。

2012年10月

東京証券取引所市場第一部に上場。

2013年10月

プライマル株式会社(現・持分法適用関連会社)の株式を取得し、関連会社とした。

2014年9月

株式会社MJS M&Aパートナーズ(現・連結子会社)を設立。

2014年10月

Miroku Webcash International株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し、関連会社とした。

2015年12月

クラウドインボイス株式会社の株式を取得し、子会社とした。

Miroku Webcash International株式会社(現・連結子会社)の株式を追加取得し、子会社とした。

2016年2月

株式会社Blue Tableの株式を取得し、関連会社とした。

2016年4月

株式会社ビズオーシャンを会社分割により設立。

2016年11月

株式会社MJS Smartcard(現・連結子会社、2017年5月に株式会社MJS Finance &Technologyに商号変更)を設立。

2017年5月

株式会社韓国NFC(現・持分法適用関連会社)の株式を取得し、関連会社とした。

2017年12月

株式会社Blue Tableを清算。

2018年4月

株式会社アド・トップの株式を取得し、子会社とした。

2018年7月

株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)が株式会社グレートラボの全株式を取得し、子会社とした。

2019年1月

株式会社エヌ・テー・シー(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により株式会社グレートラボは消滅。

2019年5月

開発本部を移転(中野区中野)。

株式会社MJS Finance &Technology(現・連結子会社)の株式を追加取得し、100%子会社とした。

2020年4月

株式会社トランストラクチャ(現・連結子会社)の株式を取得し、100%子会社とした。

2020年5月

株式会社MJS Finance &Technology(現・連結子会社)がスパイス株式会社(現・連結子会社)の全株式を取得し、子会社とした。

2020年9月

株式会社pringの株式を取得し、関連会社とした。

2020年12月

トライベック株式会社(現・連結子会社)の株式を取得し、子会社とした。

2021年1月

株式会社ビズオーシャンの会社分割により、株式会社SPALOを設立。

2021年4月

トライベック株式会社(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により、株式会社ビズオーシャンは消滅。

2021年6月

株式会社KACHIEL(現・持分法適用関連会社)の株式を取得し、関連会社とした。

2021年9月

株式会社pringの全株式を譲渡、持分法適用関連会社から除外。

2021年12月

株式会社MJS Finance &Technology(現・連結子会社)を存続会社とする吸収合併により、株式会社SPALOは消滅。

2022年2月

クラウドインボイス株式会社を清算。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年8月

株式会社BizMagic(現・連結子会社)の株式を取得し、子会社とした。

2022年11月

株式会社アド・トップの全株式を譲渡し、連結の範囲から除外。

事業内容

ミロク情報サービスとそのグループ企業は、ソフトウェア関連事業を中心に展開しています。このグループは、会計事務所や中堅・中小企業を主な顧客とし、業務用アプリケーションソフトウェアの開発・販売、汎用サーバやパソコンの販売、サプライ用品の販売、保守サービスの提供、経営情報サービス、育成・研修サービス、コンサルティングサービスなどを手がけています。

具体的には、ハードウェアの販売、財務会計・税務・販売・給与・人事管理システムを中心とする業務用アプリケーションソフトウェアの開発・販売、システムの受託開発サービス、業務用アプリケーションソフトウェア等の導入支援サービスを提供しています。また、会計事務所向け総合保守サービス(TVS)、業務用アプリケーションソフトウェア及びクラウドサービス等の使用料プラン契約、ソフトウェア運用支援サービス、コンピュータハードウェア及びネットワークの保守サービス、サプライ・オフィス用品の販売など、幅広いサービスを展開しています。

ミロク情報サービスグループは、全国31カ所に営業・サポート拠点を配置し、自社開発した製品・サービスを直接販売し、高品質なワンストップ・サービスを提供しています。会計事務所とその顧問先企業を中心に、中堅・中小企業に対しても、財務・会計システムをコアとするERPシステムを活用したソリューションビジネスを展開し、経営資源の全体最適化や経営情報の可視化を支援しています。

経営方針

ミロク情報サービスは、会計事務所や中堅・中小企業を主要顧客とし、ERPシステムを中心に、財務会計・税務・販売・給与・人事管理システムの開発・販売など、幅広いソフトウェア関連事業を展開しています。同社は、デジタル化の急速な進展に対応し、既存ERP事業の進化とビジネスモデルの変革、新規事業によるイノベーション創出を目指しています。

中期経営計画「Vision2025」では、2025年度までの5年間で、デジタルマーケティングの取り込みやサブスクモデル比率の高め方、デジタル・非対面時代における統合型DXプラットフォームの国内No.1を目指すなど、具体的な成長戦略を掲げています。これらの戦略により、安定収益源の確保と継続的成長、DXを実現できるプラットフォームの提供を目標としています。

基本戦略としては、会計事務所ネットワークNo.1戦略、中堅・中小企業向け総合ソリューション・ビジネス戦略、統合型DXプラットフォーム戦略、クラウド・サブスク型ビジネスモデルへの転換、グループ連携強化、人材力・経営基盤強化などを挙げています。これらの戦略を通じて、2025年度の売上高550億円、経常利益125億円、ROE20.0%超を目標としています。

ミロク情報サービスは、会計事務所や中堅・中小企業の発展に貢献し、日本経済の発展に寄与することを経営の基本方針としており、これらの成長戦略を推進しています。