ワットマンJP:9927

時価総額
¥66億
PER
16倍
リユース品の小売と新品EC小売を展開、家電から服飾雑貨、ゲーム、スポーツ用品、カメラ等多岐にわたる商品を扱う。

沿革

1978年9月

株式会社清水合業社より家電販売部門を分離し、株式会社電化センターシミズを神奈川県横須賀市上町1丁目45番地に設立。

1980年12月

神奈川県横須賀市野比に野比店を開店。神奈川県下における家電チェーン店化を開始。

1988年2月

本社機構を神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番15号に移転。

1989年9月

株式額面金額変更のため、株式会社シミズデンキ(昭和42年設立:形式上の存続会社)と合併。

1990年4月

社名を株式会社ワットマンに変更。

1992年7月

日本証券業協会に店頭売買有価証券として新規登録。

2000年10月

株式会社清水合業社(昭和35年設立)を吸収合併。

2002年3月

新業態として、リユース事業1号店 ハードオフ/オフハウス横浜上郷店を開店。

2002年5月

本社機構を神奈川県横浜市旭区に移転。

2004年5月

中期経営改革計画を発表し、家電事業からリユース事業へ業態転換を開始。

2004年9月

家電事業及びリペア事業から完全撤退し、リユース事業に専心する。

2008年6月

リユース事業に業態転換後、初の新規出店としてオフハウス逗子店を開店。

2008年8月

財務基盤再構築のため資本金19億円から5億円に減資。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2013年5月

株式会社ハードオフコーポレーションとのフランチャイズ契約を解消。

2013年6月

新ブランド「Super RecycleShop WATTMANN」を立ち上げ。

2013年7月

大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所に統合し、東京証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2014年8月

ブックオフ横浜本郷台店を改装しテック/スタイル横浜本郷台店を開店。3業態で営業開始。

2014年11月

ブックオフ逗子久木店を改装しテック/スタイル逗子久木店を開店。3業態で営業開始。

2015年11月

テック/スタイル相模原中央店を開店。

2015年12月

テック/スタイル綾瀬店を閉鎖し、テック/スタイルPAT綾瀬店に移転し増床開店。

2016年2月

テック/スタイル横浜権太坂店を開店。

2016年12月

テック/スタイルサクラス戸塚店を開店。

2018年4月

サクラス戸塚店を増床しオーディオカウマン/ロードバイクカウマン業態を開店。

2019年5月

タイ王国にWATT MANN(THAILAND) CO.,LTD.を設立、テック/スタイル丸井ファミリー海老名店を開店。

2019年7月

初の海外店舗となるWattmann Phraek Sa店を開店。

2020年3月

サクラス戸塚店を改装し、ワットマンホビーサクラス戸塚店を開店。テック/スタイル/カウマン/ホビーの4業態で営業開始。

2020年11月

丸井ファミリー海老名店を増床し ホビー業態と新業態SPO&CAM業態を開店。テック/スタイル/ホビー/SPO&CAMの4業態で営業開始。

2021年1月

東名横浜ロジスティクスを移転増床しワットマン海老名買取センター開設。

2021年1月

Wattmann SAMKHOK店を開店。

2021年2月

ゲームステーション事業(ゲームステーション本厚木店・上大岡店)の譲受。

2021年6月

新業態ワットマンカメラ マルイシティ横浜カメラ買取センター開店。

2021年7月

(株)ホビーサーチの全株式を取得し完全子会社化。

2021年10月

テック/スタイル/SPO&CAMベイタウン本牧5番街店を開店。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しに伴い東証スタンダード市場に移管。

2022年4月

Wattmann Lam Luk Ka 店を開店。

2022年6月

平塚梅屋店を移転増床しテック/スタイルOSC湘南シティ店を開店。

2023年2月

Wattmann Sai3店を開店。

2023年6月

テック/スタイル本厚木店を開店。

2023年6月

グループ店舗数、国内57店、海外4店、物流センター1箇所、新品EC事業子会社1社。

事業内容

ワットマンとそのグループ会社は、リユース事業と新品EC事業の二つの主要な事業セグメントを展開しています。ワットマンとWATT MANN(THAILAND) CO.,LTD.はリユース事業を、株式会社ホビーサーチは新品EC事業を担当しています。

リユース事業では、神奈川県にある店舗で主に家電製品、服飾雑貨、貴金属、ギフト商品、書籍、ビデオテープ、CD、ゲームソフト、DVD、高級オーディオ、ロードバイク、ゲーム、フィギュア、トレカ、スポーツ用品、アウトドア用品、カメラ本体及び周辺商品、生活雑貨、ブランド品などのリユース品を取り扱っています。これらの商品は店舗で仕入れられ、クリーニングなどの処理を経て販売されます。店舗形態は、ワットマンテック、ワットマンスタイル、ブックオフ、カウマン、ワットマンホビー/Game Station、SPO&CAM、ワットマンカメラなど多岐にわたります。また、タイ王国には倉庫型店舗を展開しています。

新品EC事業では、主に問屋から仕入れた新品商品を自社ECサイトで販売しており、主な販売品目には模型やフィギュアなどがあります。この事業は株式会社ホビーサーチが担当しています。

ワットマングループは、国内外で多様な商品を取り扱うリユース事業と、特定の新品商品をオンラインで販売する新品EC事業を通じて、幅広い顧客ニーズに応える事業展開を行っています。

経営方針

ワットマンは、リユース事業と新品EC事業を軸に、中期的な企業価値向上を目指しています。2018年3月期からは「基盤構築フェーズ」と位置付け、既存事業の基盤強化に注力してきました。この取り組みには、利益増大のための「攻め」の戦略と、継続的な利益確保のための「守り」の戦略が含まれます。特に、リユース業における競争優位の源泉である買取力の強化に重点を置き、「トコトン買取」体制を確立しました。

2023年3月期において、同社は「攻め」と「守り」の戦略をさらに発展させ、コア事業、スピンオフ事業、海外事業を結びつけたオーガニック成長戦略を推進しています。「コア事業」では、大型店の出店や既存店の増床を通じて事業成長を図り、「スピンオフ事業」では、専門性の向上とコア事業への成長寄与を目指しています。また、「海外事業」では、国内でのリユースが難しい商品を海外で再リユースすることで販売力を強化し、コア事業への成長寄与を図っています。

さらに、2021年7月には株式会社ホビーサーチの株式を100%取得し、インオーガニック成長戦略も本格化させました。これらの施策を通じて、ワットマンはさらなる飛躍を目指し、企業価値の向上に努めています。リユース事業では、家電製品や貴金属、ブランド品など多岐にわたる商品を取り扱い、新品EC事業では、模型やフィギュアなど特定の新品商品をオンラインで販売しています。これらの事業を通じて、ワットマンは幅広い顧客ニーズに応える事業展開を行っています。