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関西フードマーケットJP:9919
沿革
1959年7月 |
大阪市東淀川区において、故北野祐次他9名にてスーパーマーケット開業を目的として相互産業株式会社(資本金2,500千円)を設立。 |
1959年11月 |
本店所在地を大阪市東淀川区より兵庫県伊丹市に移転。 |
1959年12月 |
兵庫県伊丹市においてスーパーマーケットの第1号店として伊丹店(現中央店)を開設。 |
1964年10月 |
上記第1号店隣接地に伊丹ショッピングセンターを開設。 |
1971年4月 |
兵庫県伊丹市の阪急伊丹駅前市街地再開発事業に参画し、伊丹ショッピングデパートを開設。 |
1971年12月 |
不動産貸付業の相互開発株式会社を吸収合併。 |
1973年4月 |
株式会社小僧寿し本部との間にフランチャイズ契約をとりかわし、外食事業の展開に着手。 |
1974年8月 |
商号を株式会社関西スーパーマーケットに変更。 |
1987年8月 |
大阪市福島区に所在する大阪中央卸売市場の隣接地において生鮮食品仕入業務用の事務所として「中央市場オフィス」を開設。 |
1988年5月 |
小僧寿し店23ヵ店を株式会社小僧寿し関西地区本部へ営業譲渡。 |
1991年11月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
1992年1月 |
ホームセンター事業を目的とし、株式会社スマイル(1993年5月1日株式会社ビッグパワーに商号変更。)を設立。 |
1992年8月 |
商品の運送事業を目的とし、株式会社関西スーパー物流(現 株式会社KSP・連結子会社)を設立。 |
2005年3月 |
株式会社ビッグパワーを会社清算。 |
2008年3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2012年8月 |
株式会社スーパーナショナルと資本提携。 |
2013年1月 |
大阪証券取引所市場第一部に指定。 |
2013年7月 |
東京証券取引所市場第一部に指定。 |
2016年8月 |
本社新社屋竣工。1階に中央店リニューアルオープン。 |
2016年10月 |
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社と資本業務提携。 |
2017年10月 |
株式会社関西スーパー物流は、株式会社KSPに商号を変更。 |
2018年9月 |
株式会社KSP 神戸赤松台センター稼動。 |
2020年11月 |
関西スーパー富田林駅前店を大阪府富田林市に開設。 |
2021年8月 |
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社との間で、経営統合契約を締結。 |
2021年9月 |
持株会社体制への移行のため、KS分割準備株式会社(現 株式会社関西スーパーマーケット・連結子会社)を設立。 |
2021年12月 |
当社を株式交換完全親会社、イズミヤ株式会社及び株式会社阪急オアシスを株式交換完全子会社とする株式交換を実施。 |
2022年2月 |
KS分割準備株式会社に吸収分割を行い、持株会社体制へ移行。 当社は株式会社関西フードマーケットに、KS分割準備株式会社は株式会社関西スーパーマーケットに商号変更。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
関西フードマーケット及びその連結子会社4社は、食品スーパーの運営・管理を主軸に据えたビジネスを展開しています。このグループは、主に3つの食品スーパー会社の持株会社として機能し、商品の販売及びそれに付随する業務を一手に担っています。同社の事業は、商品の種類や性質、配送及び販売方法の類似性を踏まえ、スーパーマーケットを通じた商品販売とその付随業務を一つのセグメントとして位置づけています。
事業の構造は、スーパーマーケットを中心とした商品販売が核となっており、顧客に対して幅広い商品を提供しています。これにより、関西フードマーケットは地域社会の食生活を支える重要な役割を果たしています。
2023年4月1日には、株式会社阪急オアシスとイズミヤ株式会社の間で吸収合併が行われ、イズミヤ・阪急オアシス株式会社へと社名が変更されました。この合併により、同社グループはさらに事業基盤を強化し、顧客サービスの向上を目指しています。このように、関西フードマーケットは、スーパーマーケット運営を核とした事業展開を通じて、地域社会の食文化と生活の質の向上に貢献しています。
経営方針
関西フードマーケットは、関西地域を中心に食品スーパーマーケットを展開する企業グループです。同社は、2021年12月15日に経営統合を行い、関西最大級の食品スーパー店舗数を有するグループとして新たなスタートを切りました。エイチ・ツー・オー リテイリンググループの一員として、顧客の心を豊かにする暮らしの元気パートナーを目指し、「食」を通じた価値創造に努めています。
経営環境の変化に対応するため、同社グループは、出店地域ごとの特色に合わせた店づくりや品揃え、価格の見直しを図り、地域のお客様に最も利用される「一番店」を目指しています。また、イズミヤ株式会社と株式会社阪急オアシスの合併を通じて、経営の迅速化と事業基盤の強化を図り、関西スーパーマーケットとの経営統合によるシナジー効果の実現を目指しています。
中期経営計画では、「地域共生型」「パーソナル型」「ジャストフィット型」の3つのスーパーマーケット像を追求し、顧客ニーズに応じた最適な選択肢を提供することを公表しています。この計画は、2022年度から2025年度までを2段階に分けて推進され、第1段階では、合併による短期的な取り組みを、第2段階では、事業運営の一体化による店舗モデルの最適化を図っています。
関西フードマーケットは、競争が激化する食品小売業界の中で、売上高営業利益率3.5%の達成を目指し、企業価値の向上と関西ドミナントエリアでのマーケットシェア拡大に努めています。同社グループは、地域社会と共に成長し、顧客に寄り添ったサービスを提供することで、食文化と生活の質の向上に貢献していく方針です。