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サガミホールディングスJP:9900
沿革
1970年3月 |
名古屋市中村区大門町にサガミチェーン株式会社を設立する。 |
1974年4月 |
名古屋市千種区汁谷町に本社を移転する。 |
1974年12月 |
名古屋市千種区覚王山通りにサガミ「池下店」を規模拡大の為、自社店舗第1号店として開店する。 |
1975年7月 |
名古屋市名東区高社にサガミ「一社店」を開店する。大型自社店舗の先駆となる。 |
1977年11月 |
愛知県西春日井郡春日町にサガミ「名岐店」を開店する。郊外幹線道路沿い出店の先駆となる。 |
1978年2月 |
名古屋市千種区汁谷町に株式会社どんどん庵を設立する。 |
1978年9月 |
㈱どんどん庵は名古屋市東区大幸町にどんどん庵「砂田橋店」をセルフサービス方式の店舗第1号店として開店する。 |
1981年1月 |
サガミチェーン株式会社は三重県四日市市にサガミ「四日市日永店」を三重県進出第1号店として開店する。 |
1982年1月 |
サガミチェーン株式会社が洋食・喫茶レストランを営業することを主たる目的とした株式会社ジーベンサガミを吸収合併する。 |
1982年4月 |
サガミチェーン株式会社の営業を株式会社どんどん庵に委託する。サガミチェーン株式会社の主たる事業は不動産管理となる。 |
1982年6月 |
サガミチェーン株式会社が株式会社キャッスルサガミに、株式会社どんどん庵が株式会社サガミチェーンに各々商号変更する。 |
1985年11月 |
株式会社サガミチェーンは埼玉県戸田市にサガミ「戸田笹目店」を関東進出第1号店として開店する。 |
1986年2月 |
株式会社サガミチェーンは名古屋市守山区小幡に守山工場を建設し、保存麺とかえし類の製造を開始する。 |
1986年7月 |
株式会社サガミチェーンが株式会社キャッスルサガミを吸収合併する。 |
1986年8月 |
名古屋市守山区大字森孝新田字元補(現・守山区森孝一丁目)に本社を移転する。 |
1987年4月 |
愛知県海部郡飛島村に大型和食麺類店舗100店舗までの配送可能な物流センターが完成する。 |
1988年7月 |
愛知県海部郡飛島村に飛島工場を建設し、保存麺とそば粉の製造を開始する。 |
1988年7月 |
奈良県橿原市にサガミ「橿原店」を奈良県進出第1号店として開店する。 |
1989年6月 |
静岡県清水市にサガミ「清水店」を静岡県進出第1号店として開店する。 |
1990年7月 |
大阪府堺市にサガミ「堺福田店」を大阪府進出第1号店として開店する。 |
1991年9月 |
名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場する。 |
1994年7月 |
京都府城陽市にサガミ「京都城陽店」を京都府進出第1号店として開店する。 |
1994年10月 |
滋賀県長浜市にサガミ「長浜店」を滋賀県進出第1号店として開店する。 |
1995年5月 |
大阪府松原市に関西事務所を開設する。(2012年1月に閉鎖) |
1996年7月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場する。 |
1996年9月 |
神奈川県秦野市にサガミ「秦野店」を神奈川県進出第1号店として開店する。 |
1997年2月 |
東京都町田市に関東事務所を開設する。(2000年12月神奈川県厚木市に移転、2008年8月に閉鎖) |
1997年7月 |
東京、名古屋両証券取引所市場第一部銘柄に指定される。 |
1997年7月 |
東京都町田市にサガミ「町田店」を東京都進出第1号店として開店する。 |
1997年9月 |
福井県福井市にサガミ「福井社店」を福井県進出第1号店として開店する。 |
1997年12月 |
全額出資子会社株式会社ディー・ディー・エー(現・サガミレストランツ株式会社)を設立する。(現・連結子会社) |
1998年3月 |
愛知県尾西市に尾西工場を建設し、保存麺の製造を開始する。 |
1998年4月 |
石川県金沢市にサガミ「金沢駅西店」を石川県進出第1号店として開店する。 |
1998年6月 |
兵庫県加古川市にサガミ「加古川店」を兵庫県進出第1号店として開店する。 |
1998年10月 |
富山県富山市にサガミ「飯野店」を富山県進出第1号店として開店する。 |
1999年2月 |
株式会社浜木綿に資本参加する。 |
1999年6月 |
子会社株式会社サガミサービス(現・株式会社サガミマネジメントサポート)を設立する。(現・連結子会社) |
2000年4月 |
どんどん庵部門を、子会社株式会社ディー・ディー・エーに営業譲渡する。 |
2002年12月 |
子会社株式会社エー・エス・サガミ(現・株式会社サガミフード)を設立する。(現・連結子会社) |
2003年3月 |
子会社上海盛賀美餐飲有限公司を設立する。 |
2004年2月 |
子会社上海盛賀美餐飲有限公司が中国上海市に盛賀美「福州路店」を海外進出第1号店として開店する。 |
2007年9月 |
ベーカリーショップ部門に進出。第1号店として岐阜県羽島市に石窯パン工房Bon Pana(ボンパナ)「羽島店」を開店する。 |
2009年6月 |
全額出資子会社株式会社ボンパナを設立する。 |
2009年7月 |
ベーカリーショップ部門を子会社株式会社ボンパナに事業譲渡する。 |
2011年8月 |
ベーカリーショップ部門の子会社株式会社ボンパナの全株式を譲渡する。 |
2012年10月 |
全額出資子会社SAGAMI INTERNATIONAL CO.,LTD.を香港に設立する。 |
2012年11月 |
愛知県海部郡飛島村にカット野菜工場を建設する。 |
2013年3月 |
第21回優良外食産業表彰『地産地消推進部門』で農林水産大臣賞を受賞する。 |
2013年6月 |
全額出資子会社SINGAPORE SAGAMI PTE.LTD.をシンガポールに設立する。(現・連結子会社) |
2013年10月 |
BANGKOK SAGAMI CO.,LTD.をタイに設立する。 |
2014年1月 |
味の民芸フードサービス株式会社の株式を取得し子会社とする。(現・連結子会社) |
2014年4月 |
全額出資子会社サガミインターナショナル株式会社を設立する。(現・連結子会社) |
2014年4月 |
ASEAN諸国1号店としてタイ王国 バンコクに「SAGAMI」を開店する。 |
2014年6月 |
ブラジル リオにジャパンプレゼンテーション事業として参加する。 |
2014年7月 |
インドネシア1号店としてインドネシア ジャカルタに「SAGAMI」を開店する。 |
2014年12月 |
JNTO(日本政府観光局)より外国人観光案内所のパートナー施設としてサガミグループで14店舗が認定される。 |
2015年2月 |
一般財団法人和食文化国民会議に正会員として加盟する。 |
2015年4月 |
全額出資子会社株式会社サガミマイスターズを設立する。 |
2015年5月 |
イタリア・ミラノ国際博覧会の日本館フードコートに「サガミ」を10月末まで6ヵ月間出店する。 |
2015年10月 |
単元株式数の変更を行う。(1,000株単位→100株単位に変更) |
2016年1月 |
ベトナムに VIETNAM SAGAMI JOINT STOCK COMPANY を設立する。(現・連結子会社) |
2016年3月 |
「濱町」6店舗が当社グループに加わる。 |
2016年3月 |
愛知県飛島村(どんどん庵飛島店2階)に蕎麦工房を開設する。 |
2016年4月 |
愛知県大府市役所内にサガミ「健やか食堂」を開店する。 |
2016年7月 |
とんかつ専門店かつたに「一宮尾西店」を開店する。 |
2016年7月 |
名古屋駅前、ホテルキャッスルプラザ内に日本料理「さがみ庭」を開店する。 |
2016年7月 |
ベトナム・ホーチミン高島屋内に「水山」「JINJIN」の2店舗を同時開店する。 |
2016年12月 |
イタリア・ミラノ市に長期実験店舗である「SAGAMI」を開店する。 |
2017年3月 |
「蕎麦工房」が経済産業省が創設した「おもてなし規格認証」制度の『紺認証』の認可を受ける。 |
2017年3月 |
レゴランドジャパンに隣接する大規模商業施設メイカーズピアに「SAGAMI」を開店する。 |
2017年3月 |
尾西工場と入間工場においてISO22000を取得する。 |
2017年10月 |
9年ぶりのサガミ業態の新規出店となる和食麺処サガミ「関マーゴ店」を開店する。 |
2018年6月 |
第5回手羽先サミット2018にてサガミの手羽先が殿堂入りとなる。 |
2018年10月 |
持株会社体制へ移行。「株式会社サガミホールディングス」へと商号変更する。 |
2018年11月 |
イタリア・ミラノ市に欧州1号店「SAGAMI ミラノ駅前店」を出店する。 |
2018年12月 |
イタリアにSAGAMI ITALIA S.R.L.を設立する。 |
2019年3月 |
味の民芸業態の郊外型大型店としては、16年ぶりとなる「味の民芸春日部ユリノキ通り店」「アクロスプラザ東久留米店」を出店する。 |
2019年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 |
2019年7月 |
本社を現在の名古屋市守山区八剣に移転。 |
2020年7月 |
イタリア・モデナ市に欧州初のフランチャイズ店となる「SAGAMI モデナ店」を出店する。 |
2020年10月 |
中部・北陸地区にて外食及びサービス業を営む有志企業とともに「共創 和や会」を発足する。 |
2020年12月 |
第三者割当による行使価額修正条項付き新株予約権発行。 |
2021年1月 |
サガミ純鶏名古屋コーチンを使用した「名古屋コーチン味噌煮(宇宙食)」がJAXA(宇宙航空研究開発機構)から正式に宇宙日本食として認証される。 |
2021年10月 |
新業態となるセルフそば専門店「かき揚げ 十割そば 長助 岩倉店」を開店する。 |
2021年10月 |
G.L.GROUP ITALIA S.r.l.に連結子会社SAGAMI ITALIA S.R.L.の株式を売却する。 |
2021年12月 |
セルフそば専門店「二代目長助 扶桑店」を開店する。 |
2022年4月 |
市場の再編により東京証券取引所市場第一部から東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所市場第一部から名古屋証券取引所プレミア市場に移行する。 |
2023年2月 |
外食企業11社による情報交流を行うことを目的とした「外食懇話会」に監事として参画。 |
事業内容
サガミホールディングス及びその子会社7社は、飲食店の経営、フランチャイズ店舗への材料提供及び経営指導を中心に事業を展開しています。同社グループの主要な事業セグメントは「外食事業」であり、その他の事業セグメントについては重要性が低いため詳細は省略されています。
外食事業において、サガミホールディングスは和食麺類店「和食麺処サガミ」の経営を行っており、この部門はサガミレストランツ株式会社が担当しています。また、手延べうどんと和食の「味の民芸」の経営、フランチャイズ店舗への材料提供及び経営指導を行う味の民芸部門もあり、これは味の民芸フードサービス株式会社が運営しています。さらに、セルフサービス方式の「どんどん庵」の経営もサガミレストランツ株式会社が手掛けています。
その他部門では、団欒食堂「あいそ家」やセルフそば専門店「二代目長助」の経営、その他飲食店の経営やフランチャイズ店舗への材料提供及び経営指導を行っており、これらはサガミレストランツ株式会社や味の民芸フードサービス株式会社などが担当しています。
加えて、サガミホールディングスは子会社等の経営管理およびそれに付帯または関連する事業も行っており、不動産賃貸業務や店舗設備のメンテナンス業務なども手掛けています。これらの事業は株式会社サガミマネジメントサポートが担当しています。
以上のように、サガミホールディングスグループは、和食中心の外食事業を核としつつ、フランチャイズ事業や不動産賃貸、メンテナンス業務など多岐にわたる事業を展開しています。
経営方針
サガミホールディングスは、グループビジョン「No.1 Noodle Restaurant Company」の実現を目指し、和食文化の世界展開に力を入れています。経営理念に基づき、全ステークホルダーとの繋がりを重視し、地域社会への貢献を目指しています。同社は、規模の拡大よりも質の追求を重視し、地域で一番店を目指すことで、和食文化の魅力を広めています。
中期経営計画「Management Plan 2025『Together』」では、2025年度を目標年とし、持続可能性の追求と再成長の実現を掲げています。この計画では、お客様起点の視点を保ちつつ、基本価値の「おいしさ」「おもてなし」の向上に努めます。また、従業員の物心両面の豊かさを追求し、収益力の改善や生産性向上による労働環境の改善を目指しています。
サガミホールディングスは、サステナビリティへの取り組みを強化し、社会と事業の持続的成長を目指します。また、和食麺処サガミや味の民芸などの既存事業の再定義や、小型店舗モデルの確立と展開を進めています。海外展開においても、イタリアでのFC展開やベトナムでの事業強化を進め、グローバルな事業展開を加速しています。
同社は、ESGの取り組みを進め、CSV経営を推進することで、企業価値の向上と安定した株主還元を目指しています。