セキドJP:9878

時価総額
¥9.9億
PER
ファッション事業で『GINZA LoveLove』や『&choa!』を展開し、美容事業では韓国コスメの輸入総代理店として卸売とECサイト運営を行う企業。

事業内容

セキドは、主にファッション事業、美容事業、賃貸部門、その他の事業を展開しています。ファッション事業では、関東、東海、東北地区を中心に28店舗の直営店を運営し、貴金属や装身具の販売を行っています。また、インターネット通販サイトを通じて全国の顧客にブランドファッション商品を提供しています。

セキドのファッション事業には、専門店「GINZA LoveLove」と韓国コスメ・雑貨のバラエティショップ「&choa!」があります。これらの店舗は、東京や神奈川などの各都府県に展開されています。また、インターネット通販サイトでも同様の商品を販売しています。

美容事業では、セキドは韓国コスメブランドの日本総代理店として、国内の小売業者への卸売と公式ECサイトの運営を行っています。これにより、韓国コスメの普及を図っています。

賃貸部門では、セキドは自社で保有する店舗や駐車場用地を他社に賃貸しています。これにより、安定した収益を確保しています。

その他の事業として、セキドは外商部門を通じて法人向けの空調設備や照明機器設備の施設工事、個人向けのリフォーム工事を行っています。これにより、多様なニーズに応えています。

経営方針

セキドは、成長戦略として顧客とのコミュニケーションを重視し、ニーズに合った商品・サービスの提供を通じてリピーターの増加を目指しています。2022年7月には中期経営計画を見直し、ファッション事業では新業態店舗「&choa!」の拡大やAI顧客解析システムの活用を進めています。

美容事業では、韓国コスメブランドの日本総代理店としての地位を強化し、PR活動を通じてシェア拡大を図っています。また、EC部門では内製化を進め、迅速な運営を実現しています。これにより、セキドは市場での競争力を高め、企業価値の向上を目指しています。

経営環境の不確実性が増す中、セキドはファッション事業と美容事業の強化を最優先課題とし、業績の安定拡大を目指しています。特に、ファッション事業では「GINZA LoveLove」店舗での購買促進や「&choa!」店舗でのPOPUP展開を強化しています。

通販部門では「Buyee Connect」を導入し、越境ECを開始。インフルエンサー施策やソーシャルギフト機能の導入も検討し、グローバルな販路拡大を図っています。これにより、売上・利益の成長を目指しています。

美容事業では、韓国の人気ブランドとの総代理店契約を通じて、日本市場での展開を強化しています。オリジナルプライベートブランドの化粧品開発も進め、国内外での市場拡大を視野に入れています。これにより、顧客満足度の向上と収益性の向上を図っています。

セキドは、売上高経常利益率4.0%を目標に掲げていますが、2023年3月期には世界的な物価高騰や円安の影響で1%を下回る結果となりました。2026年3月期には新たな韓国コスメブランドの導入で業績回復を図り、目標達成を目指しています。