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北恵JP:9872
沿革
1959年12月 |
北村恵商事㈱を設立。ベニヤ板、二次加工合板、木材の販売を開始する。 |
1960年2月 |
大阪市西区に堀江営業所を開設する。 |
1963年7月 |
㈲北村商店を吸収合併する。 |
1968年2月 |
東京都千代田区に東京営業所を開設する。 |
1977年11月 |
額面を50円に変更するため、1950年2月設立の北村恵商事㈱〈形式上の存続会社〉へ吸収合併 |
される。 |
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1978年12月 |
従来の卸売業と並行してプライベートブランド商品(現 KITAKEI商品)の開発、販売を本格的 |
に開始する。 |
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1983年11月 |
商号を北恵㈱に変更する。 |
1987年1月 |
岡山市北区に岡山営業所を開設する。 |
1988年1月 |
佐賀県鳥栖市に鳥栖営業所を開設する。 |
1989年1月 |
さいたま市岩槻区(現在 大宮区へ移転)に埼玉営業所を開設する。 |
1990年3月 |
岐阜県羽島郡に岐阜営業所を開設する。 |
1990年8月 |
大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄(新二部)に株式上場する。 |
1992年2月 |
特定建設業の大阪府知事許可を取得する。 |
1994年5月 |
千葉市稲毛区に千葉営業所を開設する。 |
山梨県甲府市に甲府営業所を開設する。 |
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1995年5月 |
大阪証券取引所市場第二部銘柄に指定される。 |
1995年11月 |
大阪市西区に大阪住資営業所を開設する。 |
2001年1月 |
一般建設業の国土交通大臣許可を取得する。 |
2003年11月 |
福岡市博多区に福岡営業所を開設する。 |
2004年5月 |
名古屋市東区に名古屋営業所を開設する。 |
横浜市西区に横浜営業所を開設する。 |
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2006年12月 |
㈱福住新建材の全株式を取得する。 |
2009年5月 |
㈱福住新建材の商号を福住㈱に変更する。 |
2010年11月 |
大阪市西区に市場開発営業所を開設する。 |
2012年5月 |
ベトナム社会主義共和国にホーチミン駐在員事務所を開設する。 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に株式上 |
場する。 |
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2014年11月 |
大阪、大阪住資、市場開発の3営業所を統合し大阪中央営業所とする。 |
2015年11月 |
仙台市若林区に仙台営業所を開設する。 |
2018年10月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定される。 |
2018年11月 |
北九州市小倉北区に北九州営業所を開設する。 |
2019年11月 |
兵庫県明石市に明石営業所を開設する。 |
2020年5月 |
茨城県水戸市に水戸営業所を開設する。 |
2020年11月 |
大阪市淀川区に北大阪営業所を開設する。 |
2021年8月 |
子会社福住㈱を吸収合併する。 |
兵庫県姫路市に姫路東営業所を開設する。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、スタンダード市場へ移行する。 |
2023年4月 |
㈲古賀文化瓦工業所を子会社化する。 |
2023年11月 |
鹿児島県鹿児島市に鹿児島営業所を開設する。 |
事業内容
北恵は、木材店、建材店、工務店、住宅会社などに対して、新建材や住宅設備機器の販売および施工付販売、さらにこれらに付帯する業務を提供している企業です。同社の事業は、木質建材、非木質建材、合板、木材製品、住宅設備機器、施工付販売、その他のカテゴリーに分類されます。
木質建材セグメントでは、室内ドア、クローゼット、フロア、システム収納、階段セットなどを提供し、売上高構成比率は11.5%です。非木質建材では、石膏ボード、断熱材、屋根材、不燃ボード、サイディングなどがあり、8.3%の比率を占めます。合板セグメントは、ラワン合板や針葉樹合板を扱い、2.9%の売上比率です。
木材製品には、木材構造材、木材造作材、フローリング、集成板が含まれ、5.1%の売上構成比率を示しています。住宅設備機器セグメントは、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレ、空調機器、燃焼機器、太陽光発電パネルなどを提供し、23.2%の比率で最大のセグメントです。
施工付販売は、外壁工事、住設工事、屋根工事、構造躯体工事、内装工事、サッシ工事、太陽光発電システムなどを含み、売上高構成比率は41.0%となっており、同社の主要な収益源となっています。その他のセグメントでは、サッシ、エクステリア、化成品、建築金物、建築道具などがあり、8.0%の売上比率です。
北恵は、これらの多岐にわたる商品とサービスを通じて、建築および住宅関連業界に対して幅広いソリューションを提供しています。
経営方針
北恵は、住宅関連業界における多様化するニーズに応えるため、資材・サービスの提供を通じて顧客満足を追求し、選ばれる企業を目指しています。同社は、新築住宅市場だけでなく、リフォーム・リノベーション市場や非住宅市場への取り組みを強化しており、施工付販売や物流機能を活用し、既存顧客との関係強化と新規顧客の開拓に努めています。また、環境配慮商品やオリジナル商品の拡販、業務の効率化による業績向上を目指しています。
経営環境の変化に対応するため、北恵は収益性の向上と企業価値の高めるための経営指標に注目し、売上高総利益率や売上高営業利益率、オリジナル商品・施工付販売の売上高構成比率を重視しています。しかし、中期的な業績予測の開示を控え、年度ごとの見通しや決算説明会を通じた情報開示に努めています。
持続的な成長と中長期的な企業価値の向上のため、北恵はサステナビリティへの取り組みと資本コストや株価を意識した経営を優先的な課題としています。環境への取り組みとしては、計画植林材の使用や省施工商材の開発、物流の効率化などを進めています。人的資本経営では、多様な人材の活用と育成に注力しています。また、財務指標の改善にも取り組んでおり、ROEの向上を目指しています。