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丸紅建材リースJP:9763
沿革
1968年11月 |
丸紅鉄鋼建材リース株式会社設立(資本金30百万円) |
1969年7月 |
九州営業所(現九州支店)を開設 |
9月 |
名古屋営業所(現名古屋支店)を開設 |
1970年2月 |
若松工場を設置 |
3月 |
横浜営業所(現横浜支店)を開設 |
1971年1月 |
大阪営業所(現大阪支店)を開設及び幕張工場を設置 |
4月 |
稲沢工場を設置 |
10月 |
札幌営業所(現札幌支店)を開設 |
1972年8月 |
札幌工場を設置 |
10月 |
商号を丸紅建材リース株式会社に改称 |
1974年3月 |
仙台営業所(現東北支店)を開設 |
10月 |
東播工場を設置 |
1978年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
1979年5月 |
市原工場を設置 |
8月 |
幕張工場を廃止し、市原工場に移設 |
1985年5月 |
タイ丸建株式会社(現持分法適用関連会社)を設立 |
1986年2月 |
協友リース株式会社(現持分法適用関連会社)を設立 |
1987年7月 |
北関東営業所(現北関東支店)を開設 |
1993年4月 |
千葉営業所(現千葉支店)を開設 |
10月 |
成田工場(現成田ヤード)を設置 |
1995年8月 |
仙台ヤードを設置 |
1996年10月 |
岐阜工場を設置 |
1998年4月 |
沖縄営業所(現沖縄支店)を開設 |
1999年4月 |
北九州営業所を開設 |
2004年10月 |
興信工業株式会社(現連結子会社)の株式取得 |
2006年3月 |
株式が東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定 |
2007年10月 |
西原工場を設置 |
2008年3月 |
丸建基礎工事株式会社(現連結子会社)を設立 |
2018年11月 |
創立50周年を迎える |
2020年8月 |
中国で重仮設合弁事業を行う瑞馬丸建(安徽)工程支護科技有限公司(現持分法適用関連会社)への第三者割当増資を当社と伊藤忠丸紅鉄鋼㈱が引受ける |
2021年2月 |
マルケンテックジャパン株式会社(現連結子会社)を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、株式が市場第一部からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
丸紅建材リースは、建設業界に特化した多岐にわたる事業を展開しています。同社とそのグループ企業は、主に三つのセグメントで事業を行っています。
第一のセグメントは「重仮設事業」で、建設用の重量仮設鋼材(鋼矢板、H形鋼、鋼製山留材、路面覆工板、鉄板など)の賃貸、販売、修理、加工を手掛けています。このセグメントには、丸建投資合同会社、東北工業株式会社、東播工業株式会社、九州レプロ株式会社、協友リース株式会社、タイ丸建株式会社、瑞馬丸建(安徽)工程支護科技有限公司が含まれます。
第二のセグメントは「重仮設工事事業」で、建設用重量仮設鋼材を使用した杭打抜・山留架設工事や地中連続壁工事などを行っています。このセグメントには、丸建基礎工事株式会社、マルケンテックジャパン株式会社、丸建投資合同会社、タイ丸建株式会社、瑞馬丸建(安徽)工程支護科技有限公司が属しています。
第三のセグメントは「土木・上下水道施設工事等」で、土木・上下水道施設工事、建築設備工事、工場プラント工事を手掛けており、興信工業株式会社がこのセグメントに含まれます。
これらの事業を通じて、丸紅建材リースグループは建設業界のニーズに迅速に応え、社会資本整備の一端を担っています。同社グループは、連結子会社7社と関連会社3社を含む広範なネットワークを持ち、建設業界における総合的なサービス提供者として位置づけられています。
経営方針
丸紅建材リースは、建設業界向けに多岐にわたるサービスを提供する企業グループです。同社は、中期経営計画「未来への変革と創造への挑戦」を推進しており、顧客ニーズに応える価値あるサービスの提供、国内収益基盤の整備、海外での積極的な展開を目指しています。これには、地域の将来性や特色を踏まえた品揃えの充実、保有量の拡大、新商品の開発・導入、工種・工法のバリエーション拡張などが含まれます。また、有力パートナーや協力企業との提携、資本参加、M&Aによる目的達成の加速も図っています。
国内では、材工一式受注体制の強化、人手不足の解消、生産性向上・就労環境の改善のための工場の機械化・自動化、安全設備導入を推進しています。これらの取り組みにより、加工能力の向上と収益拡大を目指しています。海外では、既存案件におけるパートナーとの協力関係強化、大型開発案件やインフラ整備案件への対応を通じて収益向上を図っています。
さらに、就労環境の整備と人材育成にも注力しており、多様な人材の採用、資格取得やキャリア構築のための研修プロセスの充実、創造力豊かな人材の育成に取り組んでいます。これには、日々進化するIT技術の活用も含まれます。
丸紅建材リースグループは、これらの戦略を通じて、社会・株主に対して存在価値の高い会社、顧客から高い評価と信頼を受ける会社、公正で夢と誇りを持てる会社を目指しています。同社は、鋼材を繰り返し使用する環境に配慮した重仮設事業を基軸に、ESGへの取り組みやデジタルトランスフォーメーションの進展を取り入れ、持続的な成長とステークホルダーへの貢献を目指しています。