東海リースJP:9761

時価総額
¥83.4億
PER
9.6倍
仮設建物やユニットハウスのリース・販売を中心に、什器備品の提供やトータルサービスを展開する事業。

事業内容

東海リースは、仮設建物やユニットハウスのリースおよび販売を主な事業としています。この会社は、仮設建物やユニットハウスに関連する什器備品類のリースおよび販売も行っています。これらの事業は、東海リースとその子会社4社によって運営されています。

具体的には、東海リースは連結子会社である東海ハウス株式会社から仮設建物部材を仕入れ、ユーザーにリースおよび販売を行っています。また、什器備品類は日本キャビネット株式会社が東海リースに提供し、同社がユーザーにリースおよび販売しています。

ユニットハウスについても、東海ハウス株式会社から仕入れたものをユーザーに提供しています。さらに、仮設建物に付随する衛生用移動建物(トイレ棟やフロなど)も他業者から仕入れ、リースおよび販売を行っています。

東海リースは、オペレーティングリース会社として、商品の賃貸だけでなく、製造、運送、工事、補修を含めたトータルなサービスを提供しています。これにより、顧客に対して包括的なソリューションを提供しています。

経営方針

東海リースは、持続可能な社会の実現を目指し、オペレーティング・リースシステムを通じて環境保護と経済成長の両立を図っています。同社は、再生オペレーティング・リースシステムを推進し、廃棄物の削減と資源の節約に取り組んでいます。これにより、社会貢献を果たしつつ、企業としての成長を目指しています。

同社は、コスト削減と運営の効率化を通じて、営業利益率と自己資本利益率の5%達成を目標としています。これにより、原価や物価上昇といったコスト増加要因に対抗し、安定した経営基盤を築くことを目指しています。

中長期的な経営戦略として、東海リースは運営の効率化を進め、人手不足に対応することを掲げています。また、外注工事のリース商品化を通じて利益を確保し、持続可能な成長を実現することを目指しています。

優先的に対処すべき課題として、同社は原価上昇や物価高騰に対応した人件費の増加を見込んでいます。リース用資産の在庫管理や納期、採算を重視した受注活動を行い、効率的な組織を構築することで、利益を生み出す体制を整えています。また、安全衛生管理や市場ニーズへの対応を通じて、顧客満足度の向上を図っています。