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ジャステックJP:9717
沿革
1971年7月 |
東京都渋谷区広尾一丁目3番14号において株式会社ジャステック(資本金350万円)を設立し、ソフトウェアの開発業務を開始。 |
1975年12月 |
株式会社アドバート(100%出資)を設立。 |
1982年3月 |
沼津営業所を開設。 |
1985年11月 |
東京都港区高輪三丁目5番23号に本社移転。 |
1989年6月 |
株式を店頭売買有価証券として登録。 |
1990年2月 |
「システムインテグレーター企業」として通商産業省から認定。 |
1993年11月 |
「高度ソフトウェア/サービス登録企業」として情報処理振興事業協会から認定。 |
1996年10月 |
品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」の認証を取得。 |
1997年10月 |
福岡営業所を開設。 |
1998年6月 |
大阪営業所を開設。 |
1998年9月 |
個人情報保護マネジメントシステム「JIS Q 15001」に準拠した「プライバシーマーク」使用の認証を取得。 |
2000年6月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2003年1月 |
ニューヨーク駐在員事務所を開設。(2004年4月 JASTEC International, Inc.設立に伴い閉鎖) |
2003年5月 |
東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2003年10月 |
全社を対象としたCMMI(能力成熟度モデル統合)レベル5を達成。 |
2004年4月 |
米国でのソフトウェア事業の展開を図る目的で米国子会社(JASTEC International, Inc.)を設立。(2016年5月清算結了) |
2004年6月 |
仙台営業所を開設。 |
2004年10月 |
名古屋営業所を開設。 |
2004年10月 |
2004年度情報化促進貢献企業として経済産業大臣賞を受賞。 |
2005年1月 |
環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得。 |
2005年3月 |
米国子会社 JASTEC International, Inc.にて、LTU Technologies S.A.S.(本社:仏国パリ)の全株式を取得(2016年5月清算結了)。 |
2006年3月 |
情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC27001」の認証を取得。 |
2008年11月 |
CMMI(能力成熟度モデル統合)Version1.2でレベル5を達成。 |
2012年5月 |
CMMI(能力成熟度モデル統合)Version1.3でレベル5を達成。 |
2015年4月 |
JASTEC FRANCE S.A.S.(本社:仏国パリ)設立。(2017年10月売却) |
2018年6月 |
CMMI(能力成熟度モデル統合)Version1.3でレベル5を継続達成。 |
2019年3月 |
広島営業所を開設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022年6月 |
CMMI(能力成熟度モデル統合)Version2.0でレベル5を達成。 |
2022年7月 |
東五反田分室を開設。 |
事業内容
ジャステックは、複数の事業セグメントを展開している企業であり、主にソフトウェア開発を中心とした事業を行っています。同社は、創業以来、労働者派遣ではなく、一括請負契約を基本としたサービス提供を行っており、情報システムの企画提案から要件定義、開発・構築、運用までのシステム構築に関わる一切を総合的に手掛けています。具体的なサービスアイテムとしては、受託ソフトウェア開発やシステムインテグレーション・サービスが挙げられます。
また、システム販売事業では、ジャステック独自の技術に基づく製品企画を通じて、不特定多数のユーザー向けに開発したソフトウェア製品の販売を行っており、サービスアイテムとしてソフトウェアプロダクト販売があります。
仕入商品販売事業においては、国内外から有益なパッケージソフトウェア商品を仕入れ、これを不特定多数のユーザーに販売しており、ソフトウェアプロダクト仕入販売がサービスアイテムとして挙げられます。
その他の事業として、特定ユーザーに対するコンサルテーションや情報システム構築に関わる調査・解析・研究業務を行っており、これらのサービスアイテムにはコンサルティングや調査・解析・研究が含まれます。
さらに、ジャステックの非連結子会社である株式会社アドバートは、広告の斡旋を専業としており、ジャステックはこの子会社を通じて求人広告等の委託を行っています。これらの事業セグメントを通じて、ジャステックは幅広い分野でのサービス提供を実現しています。
経営方針
ジャステックは、独立系ソフトウェア開発企業として、情報社会への貢献を目指し、顧客啓蒙と市場開拓に先導的役割を果たすことを経営理念に掲げています。同社は、一分野一社を原則とし、顧客の信用と安全を重視。また、社員持株制度を通じて経営への参加を促しています。
中期経営計画では、外部環境を踏まえ、同社の強みを活かし、5年後に売上300億円を目指す成長シナリオを策定。そのために、コンサルティング事業の強化、ノウハウの資産化、顧客ポートフォリオの見直し、人財への投資、ESG経営の推進を重点施策としています。
全社重点施策としては、企画構想を含む上流進出、顧客との関係深化、攻めの調達への変革、製品品質および業務プロセス品質の見直し、社員の挑戦意欲の醸成、法令遵守および内部統制の強化、個人情報保護および情報セキュリティ対策の効果的運用、事業による環境負荷低減および製品による環境貢献を挙げています。
経営上の目標達成状況の判断指標として、売上高、経常利益率、開発要員数の増減を設定。これらの指標を通じて、ジャステックは経営の健全性と成長を目指しています。