- 日本企業
- FCE
FCE【JP:9564】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
FCEは、企業の業務デジタル化(DX)支援と教育・研修サービスを主力に展開している会社です。具体的には、RPAソフト「Robo‑Pat DX」による業務自動化や、企業向け・学校向けのeラーニングやオンライン授業、そして「7つの習慣」を活用した各種研修や出版を提供しています。
主要な顧客は中堅・中小企業から大手企業の部門、学校法人や学習塾、公立校、さらに販売パートナーなど多様です。収益はRPAのライセンス料や研修・コンサルティングの役務提供料、サイトや教材の利用料、書籍の販売など複数の柱から得ています。
事業は大きくDX推進、教育研修、出版のセグメントに分かれており、DX推進では同社開発のRobo‑Pat DXを自社とパートナー経由で展開してライセンス収入を重視しています。教育研修では学校向けの「7つの習慣J®」授業やオンライン提供、学習塾支援、インターナショナルスクール運営、企業向けの人材育成プラットフォーム(Smart Boardingなど)を通じて継続的な収入を得ています。
経営方針
同社は継続的な成長と収益性の両立を目指しています。直近の連結売上高は2025年9月期で6,099百万円と前期の5,006百万円から約22%増加し、連結経常利益は925百万円、経常利益率は15.2%となっています。経営指標としては連結売上高・連結経常利益・経常利益率を重視し、成長コンセプト「3年で10年分の成長」に基づき規模拡大と利益率の維持を図る方針です。
重点投資分野は、業務デジタル化(DX)支援と教育研修の両輪です。DXでは自社開発の「Robo‑Pat DX」の導入社数を2025年9月末で1,834社まで拡大しており、今後は操作性向上、マニュアルやトレーニング環境の充実、AI関連機能の順次追加といった商品力強化に投資します。教育分野では「7つの習慣®」研修が3,100社超で導入され、「Smart Boarding」は同時点で807社の導入実績があり、オンライン化とコンテンツ拡充を通じてストック型収益の比率を高めていきます。全社員を「コンサルタント」として育成する標準化された人材育成体制を差別化要因としています。
新市場開拓と事業拡大では、地方企業や代理店・販売パートナー網の強化を軸に認知拡大を図ります。地方での展開スピードを上げるために販売パートナーの増強や業界特化型のシナリオセット販売スキームを推進し、既存顧客へのクロスセルで顧客当たりの取引額を引き上げます。また、オンライン研修の特性を活かし年齢層や業種に合わせたコンテンツラインナップを増やすことで国内外からの受講者獲得や教材の組み合わせ販売を進め、収益の安定化と拡大を図ります。
技術革新への取り組みとしては、RPAの高度化に加え、2025年10月に開始したAIエージェント事業へ積極投資し早期の事業化と利益化を目指しています。具体的にはRobo‑Pat DXへのAI機能実装や自動化精度の向上、導入支援のための作成サポート体制強化、eラーニングプラットフォームの機能拡張を行い、顧客の生産性向上を直接支援する技術とサービスを同時に強化していきます。