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FCEJP:9564
沿革
2004-02 | 教育サービスの提供を事業目的として、株式会社C&I Holdings(旧株式会社ベンチャー・リンク)の100%子会社として、東京都台東区に株式会社FCエデュケーション(現株式会社FCEエデュケーション)(現連結子会社)を設立(資本金50百万円) 日本国内で「7つの習慣®」事業を展開するフランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社からライセンスを受け、7つの習慣J事業を開始 |
2010-09 | 株式会社C&I Holdingsから、学習塾支援事業を吸収分割で承継 企業向け研修事業を営む株式会社トレーニング・カンパニー(現株式会社FCEトレーニング・カンパニー)(現連結子会社)の全株式を、株式会社C&I Holdingsより譲受け |
2010-11 | 株式会社トレーニング・カンパニー(現株式会社FCEトレーニング・カンパニー)において、外食店舗運営を開始 |
2012-06 | 株式会社FCエデュケーションにて、株式会社C&I Holdingsが保有する同社株式を譲受け(自己株式取得) |
2013-01 | 株式会社FCエデュケーションの100%子会社として、株式会社FCEメディカル&ケア(現株式会社FCEパブリッシング)(現連結子会社)を設立 |
2013-03 | 株式会社FCエデュケーションから株式会社FCEエデュケーションに社名変更 |
2013-04 | 株式会社FCEエデュケーションの100%子会社として、株式会社ゴールデンダイニング(現株式会社ダイニングエッジインターナショナル)(現連結子会社)を設立し、店舗運営事業を移管 |
2013-05 | 株式会社ゴールデンダイニングから株式会社ダイニングエッジインターナショナルに社名変更 |
2013-07 | 株式会社トレーニング・カンパニーから株式会社FCEトレーニング・カンパニーに社名変更 |
2013-08 | 株式会社ダイニングエッジインターナショナルにて、外食フランチャイズ支援事業を開始 |
2013-10 | 株式会社FCEエデュケーションの100%子会社として、株式会社グローバルアカデミーを設立、インターナショナルスクール事業を開始 株式会社FCEエデュケーションにて、フォーサイト手帳事業を開始 |
2015-07 | 株式会社FCEエデュケーションの100%子会社として、株式会社Findアクティブラーニングを設立、オンライン学習サービス「Find!アクティブラーナー」(教員向けeラーニング)事業を開始 |
2015-10 | 株式会社FCEエデュケーションの100%子会社として、AI inside マーケティング株式会社(現株式会社FCEプロセス&テクノロジー)(現連結子会社)を設立 |
2017-02 | 株式会社Findアクティブラーニングから株式会社Findアクティブラーナーに社名変更 |
2017-03 | AI inside マーケティング株式会社から株式会社FCEプロセス&テクノロジーに社名変更 代理店としてRPAソフトウェアの販売事業を開始 |
2017-04 | ホールディングス体制への移行を目的として、株式移転により株式会社FCE Holdingsを設立(資本金100百万円) |
2017-05 | 増資により、資本金を127百万円に増加 |
2017-09 | 決算期を12月末から9月末に変更 株式会社FCEエデュケーションの子会社であった株式会社FCEトレーニング・カンパニー及び株式会社ダイニングエッジインターナショナルを現物分配により子会社化 |
2017-10 | RPAソフトウェア「Robo-Pat(ロボパット)」の提供開始 |
2018-01 | 株式会社FCEトレーニング・カンパニーにおいて企業向けeラーニング事業(Smart Boarding)を開始 |
2018-02 | 株式会社FCE Holdingsにおいて、米国フランクリン・コヴィー社より、『完訳 7つの習慣』等の出版ライセンスを取得 同月、株式会社FCEメディカル&ケアから株式会社FCEパブリッシングに社名変更 |
2018-04 | 株式会社FCEパブリッシングにて、「キングベアー出版」ブランドでの出版事業を開始 |
2019-01 | 株式会社FCEエデュケーションの子会社であった株式会社FCEプロセス&テクノロジー及び株式会社FCEパブリッシングを現物分配により子会社化 |
2019-07 | 株式会社FCEエデュケーションが、子会社であった株式会社グローバルアカデミーを吸収合併 |
2020-10 | 株式会社FCEエデュケーションが、子会社であった株式会社Findアクティブラーナーを吸収合併 株式会社ダイニングエッジインターナショナルが、新設分割にて外食事業を株式会社ダイニングエッジに移管 |
2020-11 | 株式会社ダイニングエッジの全株式を元従業員に売却 |
2021-09 | 株式会社FCEパブリッシングにて、「7つの習慣セルフコーチング」プログラムの提供開始 |
2022-01 | 株式会社FCEエデュケーションが、新設分割にて学習塾教室運営事業を株式会社FCEアカデミーに移管 株式会社FCEアカデミーの全株式を外部に売却 |
2022-10 | 東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場 |
事業内容
FCE Holdingsとその連結子会社5社は、DX推進事業、教育研修事業、その他事業を展開しています。DX推進事業では、教育業界や企業向けにeラーニング(Find!アクティブラーナー事業・Smart Boarding)、オンライン教育プログラム(7つの習慣J®オンライン)、RPAサービス(Robo-Pat DX)などを提供しています。教育研修事業では、7つの習慣J事業、学習塾支援事業、インターナショナルスクール事業、フォーサイト手帳事業などを行い、企業向けには研修やコンサルティング事業を展開しています。その他事業として、出版事業(FCEパブリッシング)があり、『完訳 7つの習慣』などのビジネス書を出版しています。
FCEプロセス&テクノロジーは、RPAサービス及びDX化支援事業を担当し、Robo-Pat DXの開発・提供を行っています。FCEエデュケーションは、7つの習慣J事業、学習塾支援事業、インターナショナルスクール事業、Find!アクティブラーナー事業、フォーサイト手帳事業を運営しており、教育関連の多岐にわたるサービスを提供しています。FCEトレーニング・カンパニーは、企業向け研修やコンサルティング事業を手がけ、7つの習慣研修®Business OwnershipやxDrive、Axis、Smart Boardingなどのプログラムを提供しています。ダイニングエッジインターナショナルは、外食フランチャイズ支援事業を展開していましたが、新規のフランチャイズ本部との提携活動は行っていません。
これらの事業を通じて、FCEグループは教育とDX推進に重点を置いた多様なサービスを提供し、企業や教育機関のニーズに応えています。
経営方針
FCEグループは、社会の課題をビジネスで解決し、人の可能性を高めることを目指しています。その経営方針のもと、DX推進事業と教育研修事業を中心に、持続可能な成長を追求しています。同社は、全社員をコンサルタントとして育成し、クライアントの根本的な課題解決をサポートすることを強みとしています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、オンラインツールを用いたサービス提供やWEBマーケティングへの注力により、事業の成長を継続しています。
DX推進事業では、純国産RPAソフトウェア「Robo-Pat DX」の提供を強化し、地方企業への展開加速を目指しています。教育研修事業では、「7つの習慣®」をはじめとする研修プログラムのオンライン事業化を進め、eラーニング市場の拡大に対応しています。さらに、顧客基盤に対しては、クロスセルを通じて収益の安定化と成長を目指しています。
経営上の課題としては、DX推進事業の商品力強化、認知度向上、販売体制の強化が挙げられます。また、人材確保や社員教育、社内管理体制の強化も重要な取り組みとしています。新型コロナウイルス感染症の影響にも柔軟に対応し、経営環境の変化に適応することで、継続的な発展を目指しています。
FCEグループは、これらの戦略を通じて、社会の課題解決と人的資本の最大化に貢献し、企業価値のさらなる向上を目指しています。