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プログリット【JP:9560】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
プログリットは英語コーチングを主力とする教育サービス企業で、短期集中の12週間プランを中心に専任コンサルタントが個別カリキュラムを作成して学習習慣の定着まで伴走するサービスを展開しています。
同社は学習管理アプリや毎日のチャット支援、AIツールを組み合わせることで、自学自習の質と量を高める仕組みを提供しています。
同社の主要顧客は個人のビジネスパーソンで、近年は法人向け研修の拡大にも注力しています。収益は高単価のコーチング受講料と月額課金のサブスクリプション型サービスによる継続収入が中心で、2025年8月時点で法人340社への提供、シャドーイング系有料ユーザーは1万人超、シャドテンの月間売上は約1.88億円といった成長指標があります。
同社の事業構成は英語コーチングを中核としつつ、サブスクリプション型サービス群で幅を広げています。具体的にはリスニング特化の「シャドテン」、スピーキング特化の「スピフル」、AIと対話するアウトプット練習の「ディアトーク」などを揃え、専用アプリや正社員のコンサルタント育成、法人向けのカスタム教材や研修管理ツールでサービスの質と継続利用を高めています。
経営方針
同社は短期集中の英語コーチングを主軸に、売上高と収益性を両立させながら顧客基盤を拡大することを成長戦略の中心に据えています。直近では売上高が約57.5億円、営業利益が約12.0億円、営業利益率は約20.9%まで改善しており、累計受講者数は2025年8月時点で24,000名超と拡大しています。顧客生涯価値の最大化に向けては、修了後の継続コース入会率を重要指標と位置づけており、現状の継続入会率約69%程度を維持しつつ、法人導入の拡大で安定収入を増やすことを同社は目指しています。
重点投資分野は人材育成とプロダクト開発に集約されています。専任コンサルタントの分析力・コミュニケーション力向上のための研修強化、正社員コンサルタントの採用拡充、学習管理アプリや学習データ分析基盤への投資を進めることで、カスタマイズされた学習プログラムの品質を高めようとしています。これにより高い契約率と継続率を差別化要因とし、短期間で成果を出す「伴走型」のサービスを競合と区別しています。
新市場開拓と事業拡大では、既存の高単価コーチングに加えてサブスクリプション型サービスで顧客層を広げる戦略を取っています。具体的にはシャドーイング添削の「シャドテン」(有料ユーザー1万人超、月間売上約1.88億円)、スピーキング特化の「スピフル」(2023年12月開始)、AI英会話の「ディアトーク」(2024年7月開始)といった複数価格帯のラインナップを整備し、個人から法人、学習塾まで販売チャネルを拡大する方針です。また法人向けにはPROGRIT Learning Studio等の研修進捗管理ツールやカスタマーサクセス機能を提供し、導入企業数(現状約340社)と企業あたりの受講者数の増加を図ることを同社は目指しています。
技術革新への取り組みとしては、自社アプリで学習データを取得・分析し、その結果をコンテンツ改善やコーチングに反映させるデータドリブンな運営を加速させています。生成AIは業務効率化や学習体験向上の鍵と位置づけ、法人営業の効率化や学習支援の自動化に活用する一方で、AIの差別化は難しいためUI/UXの磨き込みや人間コーチによる伴走を組み合わせる方針です。学習記録の可視化やインセンティブ機能追加などアプリの機能強化で利用継続を促し、技術と人の両輪で成果と収益の拡大を目指しています。