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京葉瓦斯JP:9539
沿革
1927-01 | 資本金50万円をもって葛飾瓦斯株式会社設立 |
1928-09 | ガス供給開始 取付ガスメーター数350件 |
1958-03 | 商号を京葉瓦斯株式会社に変更 |
1960-06 | 原料を石炭から県産天然ガスに全面切替 |
1962-08 | 東京証券取引所に株式を上場 |
1965-12 | 石油系原料を導入 |
1971-09 | 船橋・松戸・柏地区熱量変更開始(15.06978MJ/m3(3,600kcal)から38.51166MJ/m3 (9,200kcal)へ) |
1972-02 | 京和ガス株式会社設立(連結子会社) |
1976-08 | 取付ガスメーター数(当社)20万件 |
1977-02 | 供給監視センター稼動 |
1978-09 | 市川貯蔵所竣工 |
1981-05 | 取付ガスメーター数(当社)30万件 |
1982-09 | 供給ガスカロリー変更(38.51166MJ/m3(9,200kcal)から43.53492MJ/m3(10,400kcal)へ) |
1983-02 | 沼南供給所竣工 LNGの受入開始 |
1986-12 | 取付ガスメーター数(当社)40万件 |
1988-11 | 市川地区熱量変更開始(15.06978MJ/m3(3,600kcal)から43.53492MJ/m3(10,400kcal)へ) |
1989-09 | 市川地区熱量変更完了(全供給区域の熱量を43.53492MJ/m3(10,400kcal)に統一) |
1990-02 | 京葉ガス不動産株式会社設立(連結子会社) |
1990-05 | 取付ガスメーター数(当社)50万件 |
1993-03 | 熱量変更作業開始(43.53492MJ/m3(10,400kcal)から46.04655MJ/m3(11,000kcal)へ) |
1995-03 | 取付ガスメーター数(当社)60万件 |
1996-04 | 熱量変更作業完了(全供給区域の熱量を46.04655MJ/m3(11,000kcal)に統一) |
2000-04 | 取付ガスメーター数(当社)70万件 |
2002-11 | KGカスタマーサービス株式会社(現・京葉ガスカスタマーサービス株式会社)設立(連結子会社) |
2005-11 | 防災供給センター稼動 |
2006-02 | 供給ガスの標準熱量引き下げ(46.04655MJ/m3(11,000kcal)から45MJ/m3へ) |
2006-03 | 取付ガスメーター数(当社)80万件 天然ガス受入設備竣工 市川工場操業停止 |
2010-10 | 第二中央幹線全線開通 |
2016-01 | 取付ガスメーター数(当社)90万件 |
2018-05 | なのはなパイプライン株式会社設立(持分法適用関連会社) |
2019-07 | 京葉ガス・京和ガス都市ガスお客さま件数100万件 |
2021-06 | 京葉ガスのでんきお客さま件数10万件 |
事業内容
京葉瓦斯とそのグループ会社(子会社5社、関連会社3社、その他の関係会社1社)は、主に4つの事業セグメントに分かれて事業活動を展開しています。
まず、ガス事業において、京葉瓦斯は市川市、松戸市、鎌ケ谷市、浦安市、船橋市、柏市を主な供給区域とし、都市ガスの製造、供給、販売を手掛けています。連結子会社の京和ガス㈱は、京葉瓦斯からの卸供給を受け、流山市を主な供給区域としています。また、持分法適用関連会社のなのはなパイプライン㈱はガス導管の運営を行い、㈱南悠商社からはガスの原料の一部を仕入れています。
次に、電力小売事業では、京葉瓦斯及び京和ガス㈱が、主に都市ガス利用者に対して電力を販売しています。
不動産事業に関しては、京葉ガス不動産㈱(連結子会社)が不動産の賃貸等を行っており、京葉瓦斯自身もこの子会社から事務所建物の一部を賃借し、土地の一部を賃貸しています。
その他の事業として、京葉瓦斯及び京和ガス㈱は、顧客からの申し込みに応じたガス内管工事やガス機器の販売を行っています。販売するガス機器の一部は、持分法適用関連会社の京葉住設㈱から仕入れています。さらに、京葉ガスカスタマーサービス㈱(連結子会社)はガスメーターの検針や料金収納徴収業務を受託し、京葉ガス情報システム㈱(持分法適用関連会社)は情報処理サービスを提供しています。
これらの事業活動を通じて、京葉瓦斯グループはエネルギー供給から不動産、情報サービスまで幅広いニーズに応える事業展開を行っています。
経営方針
京葉瓦斯は、お客様の視点に立った企業活動を通じて、より快適な生活と豊かな社会の実現に貢献することを経営理念としています。同社は、エネルギーの安定供給と保安の確保に努めるとともに、お客様満足の向上を目指しています。そのために、長期経営ビジョン2030と中期経営計画2022-2024を策定し、2030年に向けた成長戦略を推進しています。
同社の成長戦略は、四つの重点戦略に基づいています。第一に、「低炭素・脱炭素社会への貢献」を掲げ、再生可能エネルギーの開発やカーボンニュートラル都市ガスの供給拡大などに取り組んでいます。第二に、「総合生活産業事業者への進化」を目指し、お客様にとっての“くらしのかかりつけ”となるためのさまざまな商品・サービスを提供しています。第三に、「安全・安心の取り組みの強化」を進め、保安・工事の高度化や自然災害へのレジリエンス強化に努めています。最後に、「経営基盤の強化」を図り、CX・DX戦略に基づく新しい価値の提供や地域活性化への貢献を目指しています。
これらの戦略を通じて、京葉瓦斯は「“つぎの「うれしい!」”をご提供することで、お客様の“期待を超える”存在となる」ことを目標に掲げています。また、同社は東京証券取引所の上場市場再編に伴い、企業価値の向上とガバナンスの高度化にも取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、京葉瓦斯はさらに多くのお客様へ新しい価値を提供し、持続可能な成長を目指しています。