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SEホールディングス・アンド・インキュベーションズJP:9478
沿革
1985年12月 |
東京都千代田区麹町に、資本金2,000千円で(株)翔泳社を設立。コンピューターソフトウェアのマニュアル受注制作事業を開始。 |
1987年3月 |
書籍流通の取次口座を取得。「日本語Windowsプログラマーズガイド」を出版し、パソコン関連書籍の出版事業を開始。 |
1988年4月 |
IT関連企業のパッケージデザイン、ブランドデザイン、CI、空間デザイン等の事業を開始。 |
1992年12月 |
本社を東京都渋谷区神宮前に移転。 |
1993年6月 |
「Windows APIバイブル1」を刊行。以降プログラミング専門書を拡充。 |
1993年9月 |
不動産管理事業の運営を目的として、子会社(株)クラスエイ(2010年9月に連結の範囲から除外)を設立。 |
1995年4月 |
一般書籍事業(翻訳ノンフィクション等)を開始。雑誌「Visual Basic Magazine」を創刊。 |
ゲーム開発局を新設し、ゲーム開発事業を開始。 |
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1996年1月 |
グラハム・ハンコック著「神々の指紋」(上・下)刊行。約225万部のベストセラーとなる。 |
1998年3月 |
アミューズメント施設運営事業を開始。目黒区武蔵小山に「Game Goose」1号店オープン。 |
1998年7月 |
本社を東京都新宿区舟町に移転し、全部局を統合。 |
EXAM PRESSシリーズを刊行。以降資格試験対策書籍を拡充。 |
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1998年9月 |
当社株式を日本証券業協会に店頭登録。 |
1998年12月 |
米国TPD社とVisual C++のカンファレンス「VCDC JAPAN」を共催、カンファレンス・セミナー事業を開始。 |
1999年4月 |
ゲーム開発局をソフトウェア・ソリューション局へ組織変更。一般システム受注、携帯電話向けソフト開発事業を開始。 |
1999年7月 |
IT技術者向けコマースサイト「SEshop.com」をオープン。 |
「ネットビジネス戦略入門」を刊行し、ビジネス書籍分野へ参入。 |
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1999年10月 |
KDDIの携帯インターネットサービス「EZ Web」に、公式サーチエンジン「EZサーチ」他のサービスを開始。 |
2000年10月 |
メール広告事業を行う(株)イージーユーズ(2010年5月に連結の範囲から除外)の株式を取得。 |
2000年12月 |
自社書籍をテキストとするe-learningサービス「独習ゼミ」の販売を開始。 |
2001年11月 |
IT関連の職業紹介事業の運営を目的として、子会社(株)翔泳社人材センター(現(株)SEプラス)を設立。 |
2003年2月 |
IT開発技術者向けセミナーイベント「Developers Summit」の定期開催を開始。 |
2003年8月 |
「Project Management Professional」をはじめとする資格学習ソフトの販売を開始。 |
2003年11月 |
携帯電話向け懸賞サイト「LOTO!LOTO!」をオープンし、モバイル広告事業を開始。 |
2004年6月 |
PMP資格試験に対応した「Project Management Professionalセミナー」の定期開催を開始。 |
2004年7月 |
インターネットカフェ運営事業を開始。新宿区新宿に「Moopa!」1号店オープン。 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年3月 |
アフィリエイト広告事業を行う(株)モバイル・アフィリエイト(2010年5月に連結の範囲から除外)の株式を取得。 |
2005年9月 |
インターネットカフェの運営を行う(株)リバティハウス(現INCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外))の株式を取得し、子会社化。 |
2005年10月 |
インターネットカフェの運営を行う(株)コミカの株式を取得し、子会社化。 |
2005年12月 |
インターネットカフェ事業におけるグループ内統合の一環で、(株)コミカをINCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲内から除外)に吸収合併。 |
2006年1月 |
インターネットカフェ事業におけるグループ内統合の一環で、当社ネットカフェ事業をINCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外)に営業譲渡。 |
2006年10月 |
会社分割により(株)翔泳社、(株)SEデザイン、SEモバイル・アンド・オンライン(株)、(株)ゲームグースを新設し事業を承継。当社は純粋持株会社へ移行。 |
2007年7月 |
(株)システム・テクノロジー・アイ(現アイスタディ(株))を完全親会社、(株)SEプラス(旧翔泳社プラス)を完全子会社とする株式交換を実施。その結果、(株)システム・テクノロジー・アイ(現アイスタディ(株)。2015年12月に連結の範囲から除外)を子会社化。 |
2007年10月 |
持分法適用会社であった(株)イージーユーズが実施する第三者割当増資の全額引受け。これに伴い、(株)イージーユーズ(2010年5月に連結の範囲から除外)を子会社化。 |
2008年9月 |
持分法適用会社であった(株)モバイル・アフィリエイトの株式を追加取得し、(株)モバイル・アフィリエイト(2010年5月に連結の範囲から除外)を子会社化。 |
2009年4月 |
(株)イージーユーズは、(株)モバイル・アフィリエイトを吸収合併し、合併を機に(株)SEメディアパートナーズ(2010年5月に連結の範囲から除外)へ商号変更。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。 |
(株)翔泳社、SEモバイル・アンド・オンライン(株)、(株)SEデザインは「GoogleTM Apps Premier Edition」の正規販売代理店として活動をスタート。 |
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2010年5月 |
保有する(株)SEメディアパートナーズ株式全株を処分し、同社を連結の範囲から除外。 |
2010年7月 |
(株)翔泳社は(株)ファーストアカデミーの全株式を取得し子会社化。それに伴い(株)ファーストアカデミーは(株)翔泳社アカデミーへ商号変更。 |
2010年9月 |
(株)クラスエイをSEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(株)に吸収合併。 |
2011年4月 |
有価証券投資事業を行う子会社SEインベストメント(株)を設立。 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2014年10月 |
INCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外)が(株)優泉jp.(2016年2月に連結の範囲から除外)の株式を取得し子会社化。 |
2015年12月 |
保有する(株)システム・テクノロジー・アイ(現アイスタディ(株))株式全株を譲渡し、同社を連結の範囲から除外。 |
2016年2月 |
(株)優泉jp.の清算が結了し、同社を連結の範囲から除外。 |
2017年5月 |
保有するINCユナイテッド(株)株式全株を譲渡し、同社を連結の範囲から除外。 |
2021年9月 |
保有する(株)ゲームグース株式全株を譲渡し、同社を連結の範囲から除外。 |
2022年4月 |
東京証券取引所新市場区分への移行に伴い、スタンダード市場に上場。 |
2023年1月 |
(株)翔泳社を吸収合併存続会社、(株)翔泳社アカデミーを吸収合併消滅会社とする子会社間吸収合併を実施。 |
事業内容
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ及びそのグループ会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。同社は純粋持株会社として、子会社の管理・統括やグループ経営企画、会計・人事・総務等の管理事務代行、不動産賃貸、グループファイナンスのほか、IT関連企業の起業支援・育成を手掛けています。
出版事業では、株式会社翔泳社を通じて、コンピュータ関連書籍の発行・販売、コンピュータ関連のカンファレンス・教育、技術情報のWeb提供、一般書籍・海外翻訳書籍の発行・販売、自社刊行書籍の直販サイト販売、電子書籍の販売、その他コンピュータ関連商品・サービスの販売を行っています。
コーポレートサービス事業では、株式会社SEデザインが、情報技術関連企業を対象に製品付随物・同封物の企画・製造請負、マーケティング・販売促進サービス、技術者向けのサポートサービス、企業PR/IRサポートサービスを提供しています。
ソフトウェア・ネットワーク事業においては、SEモバイル・アンド・オンライン株式会社が、Webサービスの企画・開発・運営やソーシャルゲーム・スマートフォンアプリの開発を手掛けています。
教育・人材事業では、株式会社SEプラスが、医療業界関連の転職支援・求人サイト運営やIT人材の教育・研修を行っています。
投資運用事業に関しては、SEインベストメント株式会社とSEホールディングス・アンド・インキュベーションズ株式会社が、有価証券投資や不動産賃貸を展開しています。
これらの事業セグメントを通じて、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズグループは、多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。
経営方針
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズは、情報産業市場を中心に、社会に貢献しながら成長を目指す企業集団です。同社は、市場の活性化と新しいプレーヤーの参加を促すため、事業者のインキュベーションに力を入れています。また、事業基盤の構築を通じてリスクを減少させ、成長効率を向上させる経営方針を採用しています。
同社グループは、成長性と収益性の向上を最優先課題とし、売上高経常利益率5%の継続的確保を目標としています。中長期的な経営戦略として、既存事業の成長に加え、新規事業の展開、戦略的投資やM&Aを積極的に活用し、グループ全体の価値向上を図っています。
経営環境においては、デジタルトランスフォーメーションの加速や新型コロナウイルス感染症の影響により、情報産業市場はプラス成長を続けています。しかし、ロシアのウクライナ侵攻によるインフレやコロナ特需の終息など、一定のマイナス影響も予想されます。
重点課題として、事業会社各社の成長基盤の構築・整備、新規収益基盤の創出、事業会社経営人材の拡充と育成、収益基盤の質の多様性による長期成長基盤の充実を挙げています。これらの課題に対応することで、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズは、不確実な事業環境の中でも安定的な長期成長を目指しています。