サカイホールディングスJP:9446

時価総額
¥55.5億
PER
6.6倍
再生可能エネルギー、移動体通信機器販売、保険代理店、葬祭、不動産賃貸・管理、ビジネスソリューション事業を展開。

沿革

1991年3月

名古屋市中区大須三丁目8番20号に株式会社エスケーアイ(資本金2,000千円)を設立

1993年2月

兼松株式会社名古屋支社の駐車装置の東海地区総代理店となる

1994年7月

兼松株式会社との業務委託契約により、株式会社東海デジタルホン(現 ソフトバンク株式会社)の携帯電話専売店「デジタルホン」(現「ソフトバンクショップ」)の運営を開始

1995年5月

兼松株式会社と二次代理店契約を交わし、移動体通信機器及び付帯サービスの販売代理店事業を開始するとともに、当社代理店による「デジタルホン」(現「ソフトバンクショップ」)の展開を開始

1996年3月

愛知松下ライフエレクトロニクス株式会社(現 パナソニックテレコム株式会社)との二次代理店契約により、携帯電話併売店「携帯ディスカウント」の展開を開始

1996年6月

併売店の拡大強化のため、愛知県安城市に有限会社安さ一番携帯ディスカウントを設立

1997年12月

株式会社ツーカーセルラー東海(現 KDDI株式会社)との一次代理店契約に基づいて携帯電話専売店「ツーカーショップ」の展開を開始

1998年3月

本社ビル完成により現在地(名古屋市中区千代田五丁目21番20号)へ本社移転

1999年9月

仕入専門会社として名古屋市中区にテレコムワン株式会社(現 エスケーアイ開発株式会社 現 連結子会社)を設立(資本金10,000千円)

1999年9月

携帯電話併売店「携帯バザールテレコムワン」の展開を開始

2000年1月

ジェイフォン東海株式会社(現 ソフトバンク株式会社)の資本参加を受ける

2000年4月

ジェイフォン東海株式会社(現 ソフトバンク株式会社)の一次代理店の地位を兼松株式会社から譲受

2000年8月

愛知樹脂株式会社および有限会社安さ一番携帯ディスカウントの2社を吸収合併

2001年4月

株式を日本証券業協会へ店頭登録

2001年5月

関東地区で初の総合ショップを神奈川県大和市にオープン

2001年6月

KDDI株式会社との一次代理店契約に基づいて「auショップ」の運営を開始

2001年8月

関東地区での総合ショップブランドを「携帯家さかい」に統一

2001年9月

関東支社を横浜市中区に設置

2002年1月

決算期を10月31日から9月30日に変更

2003年5月

関東支社を東京都港区に移転し、東京支社に改称

2003年5月

東海地区での総合ショップブランドを「携帯家さかい」に統一

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2006年1月

株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング(現 株式会社ナローピーク)と合弁会社「株式会社セントラルパートナーズ(現 連結子会社)」を設立し、コールセンター事業へ進出

2007年8月

エスケーアイ開発株式会社(現 連結子会社)が大型立体駐車場による不動産賃貸・管理事業へ進出

2008年7月

株式会社セントラルパートナーズ(現 連結子会社)が青森県に東北支店(青森コールセンター)を開設

2009年2月

東京支社を横浜市港北区に移転し、関東支社に改称

2009年9月

愛知県知多市に「エスケーアイマネージメント株式会社(現 連結子会社)」を設立(資本金90,000千円)

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場

2010年7月

エスケーアイマネージメント株式会社(現 連結子会社)が葬祭会館の営業を開始

2013年2月

エスケーアイ開発株式会社(現 連結子会社)が賃貸マンション「センチュリースクエア千種」を名古屋市千種区にオープン

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2013年11月

太陽光発電設備を設置し、エネルギーを売電する太陽光発電事業へ進出

2014年3月

エスケーアイ開発株式会社(現 連結子会社)が賃貸マンション「センチュリースクエア千種」を売却

2014年4月

株式会社セントラルパートナーズ(現 連結子会社)が新潟県に新潟支店(新潟コールセンター)を開設

2014年9月

岐阜県恵那市に「エスケーアイ岩村発電所」を開所し、稼動開始

2015年4月

愛知県岡崎市に「エスケーアイ岡崎発電所」を開所し、稼動開始

2016年2月

埼玉県嵐山町に「エスケーアイ嵐山発電所」を開所し、稼動開始

2016年3月

三重県東員町に「エスケーアイ東員第1発電所」を開所し、稼動開始

2016年4月

エスケーアイ開発株式会社(現 連結子会社)が三重県東員町に「エスケーアイ東員第2発電所」を開所し、稼動開始

2016年9月

三重県伊賀市に「エスケーアイ柘植発電所」を開所し、稼動開始

2016年10月

持株会社体制へ移行(2017年10月1日)するための、分割準備会社「株式会社エスケーアイ分割準備会社(現 株式会社エスケーアイ 現 連結子会社)」を設立

2017年9月

和歌山県和歌山市に「エスケーアイ和歌山発電所」を開所し、稼働開始

2017年10月

持株会社体制への移行完了、株式会社サカイホールディングスに商号変更

2018年9月

愛知県新城市に「エスケーアイ新城発電所」を開所し、稼働開始

2018年11月

名古屋市中区に「エスケーアイフロンティア株式会社」を設立(資本金20,000千円)

2019年6月

熊本県八代市にて太陽光発電所を購入、「エスケーアイ熊本八代第1発電所」として稼働開始

2019年7月

熊本県八代市にて太陽光発電所を購入、「エスケーアイ熊本八代第2発電所」として稼働開始

三重県伊賀市に「エスケーアイ伊賀猪田発電所」を開所し、稼働開始

2019年8月

広島県東広島市に「エスケーアイ東広島発電所」を開所し、稼働開始

2020年6月

千葉県香取市にて太陽光発電所を譲受、「エスケーアイ千葉香取発電所」として稼働開始

茨城県牛久市にて太陽光発電所を譲受、「エスケーアイ茨城牛久発電所」として稼働開始

宮城県仙台市にて太陽光発電所を譲受、「エスケーアイ仙台青葉発電所」として稼働開始

2021年2月

株式会社エスケーアイ(現 連結子会社)がKDDI株式会社との代理店契約を合意解約

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行

2022年10月

株式会社エスケーアイ(現 連結子会社)がエスケーアイフロンティア株式会社を吸収合併

事業内容

サカイホールディングス及びその連結子会社4社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。これらには、再生可能エネルギー事業、移動体通信機器販売関連事業、保険代理店事業、葬祭事業、不動産賃貸・管理事業、そしてビジネスソリューション事業が含まれます。

再生可能エネルギー事業では、太陽光発電所を通じて発電した電力を電力会社に販売し、固定された売電単価で収益を得ています。移動体通信機器販売関連事業では、一般ユーザーへの移動体通信機器の販売及びサービス加入契約の取次ぎを行い、手数料を収受しています。

保険代理店事業では、保険会社からの委託を受け、医療保険などの第三分野保険の募集を行っており、保険加入後の保険料から手数料を得ています。葬祭事業は、個人顧客を対象に葬儀の施行全般を請け負い、葬儀後のフォローも提供しています。

不動産賃貸・管理事業では、駐車場などの不動産物件の賃貸借募集と管理を行い、賃貸借契約者からの月極賃貸料や一般利用者からの時間使用料を収受しています。ビジネスソリューション事業では、法人企業に対し移動体通信機器の販売及びサービス加入契約の取次ぎを行い、成約に応じて手数料を得ています。

これらの事業を通じて、サカイホールディングスは多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

経営方針

サカイホールディングスは、再生可能エネルギー事業を中心に、移動体通信機器販売関連事業、保険代理店事業、葬祭事業、不動産賃貸・管理事業、ビジネスソリューション事業を展開しています。同社は、カーボンニュートラルの実現に貢献する再生可能エネルギー事業の発展、地域社会への生活インフラ提供、SDGsの理念に基づく新規ビジネス展開を経営ビジョンとして掲げています。

再生可能エネルギー事業では、設備投資コストの低下と経済性の向上を背景に、新たな投資機会を模索し、発電所のメンテナンスコスト低減と人材確保・教育に注力しています。移動体通信機器販売関連事業では、スマートフォンの使用用途拡大に伴い、総合的な提案力やサービスの質的向上を推進しています。

具体的な成長戦略として、ドミナント出店戦略による店舗運営効率の向上、積極的な販売促進活動、社員のスキルアップとやりがいを感じられる環境づくりに取り組んでいます。これらの戦略は、顧客満足度の向上と再度来店していただける店舗作りを目指しています。

サカイホールディングスは、これらの多角的な事業展開と戦略的な取り組みを通じて、持続可能な成長を目指しています。同社は、変化の激しい市場環境の中で、新しい価値の創出と社会への貢献を追求し続けています。