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サカイホールディングスJP:9446
事業内容
サカイホールディングスは、当社グループ(当社と連結子会社4社)で再生可能エネルギー事業を中核に、移動体通信機器の販売や保険代理、葬祭、不動産賃貸・管理、ビジネスソリューションなど多角的なサービスを手がけています。再生可能エネルギーでは太陽光発電所を保有し、他の事業では消費者や法人向けの販売・仲介を中心に事業展開しています。
同社の主要な顧客は、電力会社、移動体通信キャリア、一般消費者、法人企業、保険会社および個人会員など多岐にわたります。売電は20年間の固定価格で電力会社に販売して安定収入を確保し、移動体通信関連や保険代理は契約成立に伴う手数料で収益を得ており、葬祭や不動産はサービス利用料や賃料が収入源になっています。
同社の事業区分は6分野に整理されており、具体的には(1)再生可能エネルギー事業、(2)一般消費者向けの移動体通信機器販売関連事業、(3)保険代理店事業、(4)葬祭事業、(5)不動産賃貸・管理事業、(6)法人向けのビジネスソリューション事業です。各分野は売電収入、手数料収入、賃貸収入など収益構造が異なり、これらを組み合わせることで収益の安定化を図っています。
経営方針
同社は再生可能エネルギー事業を中核に据え、カーボンニュートラルへの寄与と安定収益の確保を成長の柱にしています。太陽光発電所を保有し、20年間の固定価格での売電制度を活用して安定したキャッシュフローを確保するとともに、連結売上高や連結経常利益、一株当たり当期純利益を主要な業績指標として達成状況を管理しています。発電量の推移や移動体通信機器の新規・機種変更販売数など事業別の数値を重視し、再生可能エネルギーと既存サービスの収益を組み合わせて企業価値の向上を目指しています。
同社は投資の重点を設備保全と人材確保、店舗の効率化に置いて差別化を図っています。発電所では運用・管理業務の内製化を進め、メンテナンスコスト削減を通じて収益性を高めるとともに、系統用の蓄電池導入も検討して発電の安定化を図ります。移動体通信関連では、メインとサブの店舗を統合し特定地域への集中的な出店で認知とシェアを高める戦略をとり、派遣スタッフ比率の低減やショッピングモールでのイベント出店で契約件数の拡大を目指しています。
同社は新市場開拓として販売チャネルの多様化と事業領域の横展開を進めています。保険代理業では電話販売に加えて訪問販売やネット販売を拡充し商品ラインナップを広げることで顧客対応力を高めます。葬祭事業は愛知県内で現在8会館を運営しており、近隣会館間の連携を強化して会員増加や周辺サービスの拡充を図る方針です。法人向けには携帯電話と回線を軸に業務効率化支援とサブスクリプション型の有償サポートを強化し、法人営業部の人員増で契約の継続性を高める計画です。
同社は技術革新を実務に結びつける取り組みを進めています。発電所の発電量を定量的に把握して運用改善に役立てるほか、保守の内製化や遠隔監視システムの活用で保守費用を抑制する施策を講じています。販売面ではオンラインでの契約対応を維持しつつ対面での丁寧な接客や社員教育を強化し、デジタル化を活用した顧客満足度向上と業務効率化を同時に実現することを目指しています。