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エムティーアイJP:9438
沿革
1996年8月 |
移動体通信機器の販売およびデータ通信サービスの提供を目的として、東京都新宿区西新宿1丁目6番1号に資本金90,000千円をもって株式会社エムティーアイを設立 |
本社を東京都豊島区南池袋1丁目16番20号に移転 |
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10月 |
本社を東京都新宿区西新宿6丁目14番1号に移転 |
1997年10月 |
音声情報コンテンツサービスの提供を開始 |
1998年12月 |
データ情報コンテンツサービスの提供を開始 |
1999年10月 |
当社株式が日本証券業協会に店頭売買有価証券として登録 |
2000年3月 |
株式会社ミュージック・シーオー・ジェーピー(株式会社ミュージック・ドット・ジェイピーに商号変更)を子会社化 |
2001年3月 |
株式会社テレコムシステムインターナショナルを株式交換で完全子会社化 |
2003年3月 |
株式会社テレコムシステム東京の商号を株式会社サイクルヒット(株式会社CHに商号変更)に変更 |
7月 |
有限会社テレコムシステムセンターを増資、商号を株式会社ITSUMOに変更 |
2004年3月 |
株式会社ミュージック・シーオー・ジェーピーを株式交換で完全子会社化 |
12月 |
当社株式がジャスダック証券取引所に上場 |
2005年1月 |
本社を東京都新宿区西新宿3丁目20番2号に移転 |
2006年1月 |
連結子会社の株式会社ミュージック・ドット・ジェイピーを合併 |
7月 |
会社分割による携帯電話販売事業部門の分社化(アルファテレコム株式会社)および株式譲渡 |
11月 |
連結子会社の株式会社ITSUMO(株式会社TMに商号変更)の医療保険販売事業を会社分割および孫会社の株式会社ITSUMOインターナショナル(株式会社ITSUMOに商号変更)の株式譲渡 |
2007年1月 |
連結子会社の株式会社テレコムシステムインターナショナルを合併 |
6月 |
連結子会社の株式会社TMを合併 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併にともない、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場 |
6月 |
上海海隆宜通信息技術有限公司を設立 |
10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場および同取引所NEO市場の各市場の統合にともない、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場 |
11月 2013年5月 7月 2015年3月 4月 7月 11月 2016年9月 12月 |
Jibe Mobile株式会社(Automagi株式会社に商号変更)を第三者割当増資引受けにより子会社化 株式会社ビデオマーケットを持分法適用関連会社化 東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場統合にともない、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に上場 東京証券取引所市場第一部へ株式を上場 株式会社ファルモを株式取得により連結子会社化 株式会社カラダメディカおよび株式会社LHRサービス(株式会社エムティーアイヘルスケアラボに商号変更)を設立 株式会社スタージェンおよび株式会社スマートメドを株式取得により持分法適用関連会社化 MYTRAX VIETNAM Co., Ltd.(MTI TECHNOLOGY Co.,Ltd.に商号変更)を設立 株式会社Authlete Japan(株式会社Authleteに商号変更)を第三者割当増資引受けにより持分法適用関連会社化 |
2017年3月 8月 2018年3月 7月 8月 9月 11月 2019年6月 8月 9月 11月 12月 2020年2月 2021年7月 2022年4月 2023年8月 |
株式会社ビデオマーケットを株式取得および第三者割当増資引受け等により連結子会社化 MTI FINTECH LAB LTDを株式取得および第三者割当増資引受けにより連結子会社化 クリニカル・プラットフォーム株式会社(株式会社クリプラに商号変更)を株式取得および第三者割当増資引受けにより連結子会社化 株式会社ソラミチシステムを設立 モチベーションワークス株式会社を設立 連結子会社の株式会社カラダメディカが株式会社メディパルホールディングスを割当先とする第三者割当増資を実施 株式会社昭文社(株式会社昭文社ホールディングスに商号変更)を株式の追加取得により持分法適用関連会社化 母子モ株式会社を設立 株式会社エムネスを株式取得により持分法適用関連会社化 株式会社ポケット・クエリーズを株式取得により持分法適用関連会社化 株式会社TSUTAYAが運営する音楽配信事業を譲受 クラウドキャスト株式会社を第三者割当増資引受けにより連結子会社化 株式会社エムティーアイ・ヘルスケア・ホールディングスを設立 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行 連結子会社のクラウドキャスト株式会社の株式譲渡 |
事業内容
エムティーアイ株式会社(以下、同社)とそのグループ企業は、複数の事業セグメントを展開しています。これらには「コンテンツ事業」、「ヘルスケア事業」、「学校DX事業」、「その他事業」が含まれます。
コンテンツ事業では、エンドユーザー向けに月額制のコンテンツサービスを提供しています。具体的には、動画、音楽、書籍、コミックの配信サービス「music.jp」や、天気・地図道路情報サービス、セキュリティ関連アプリなどがあります。また、コミック配信事業者向けにオリジナルコミック作品の提供も行っています。
ヘルスケア事業では、女性向けヘルスケアサービス「ルナルナ」や医師とのQ&Aサービス「カラダメディカ」など、エンドユーザー向けのサービスを提供しています。さらに、法人向けには健康経営サポートサービス「CARADA」や、病院や調剤薬局向けのオンライン診療・服薬指導サービス、クラウド薬歴システムなどを展開しています。
学校DX事業では、モチベーションワークス株式会社を通じて、教育機関のデジタルトランスフォーメーションを支援するサービスを提供しています。
その他事業としては、法人顧客向けにシステム開発・運用サービスや、AI技術を活用したソリューションを提供しています。これには、Automagi株式会社のAI事業や、同社自身による大手法人向けのDX支援やソリューション事業が含まれます。
これらの事業を通じて、エムティーアイ株式会社グループは、多岐にわたる分野でのサービス提供を行い、エンドユーザーから法人顧客まで幅広いニーズに応えています。
経営方針
エムティーアイ株式会社(以下、同社)は、変化し続ける社会において、お客様が自由に自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。同社はビジョン「世の中を、一歩先へ。」を掲げ、日々の生活に寄り添い、便利で豊かなサービスを提供することで、より良い未来社会の実現に取り組んでいます。経営指標としては、「売上高の成長率」と「営業利益率の改善度」を重視し、企業価値の継続的向上を目指しています。また、中期的には総還元性向35%を目安に株主還元を行う方針です。
中長期的な経営戦略として、コンテンツ事業からの収益を活用し、ヘルスケア事業および学校DX事業への先行投資を行っています。これにより、新たに安定的な収益を生み出せる複数の事業領域を育成・発展させ、売上高の持続的成長と継続的な利益の積み上げを目指しています。具体的には、コンテンツ事業では有料会員数の維持と拡大、ヘルスケア事業では医療機関や健保組合、自治体等のお客様をサポートするサービスの構築、学校DX事業では教育機関のデジタルトランスフォーメーションを支援するサービスの提供に力を入れています。
同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の需要が高まる中、開発体制の整備や情報セキュリティの強化、マーケティング力やデザイン力の強化、人材投資と働き方改革の推進など、様々な課題に対処しながら、付加価値の高いサービスを継続的に提供していくことを目指しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続可能な成長を達成し、社会に貢献していく方針です。