ReYuu JapanJP:9425

時価総額
¥42.9億
PER
リユースモバイル端末の売買と法人向け通信端末機器レンタルを手がける。

沿革

1988年6月

・電話回線の利用権および通信機器のレンタルを目的として、大阪市北区芝田に「日本テレホン株式会社」を設立

1990年6月

・首都圏への本格進出に伴い東京都渋谷区代々木に東京支店を開設

1993年9月

・本社を大阪市北区梅田に移転

1994年4月

・携帯電話販売事業を開始

1998年12月

・古物商許可を取得

2003年5月

・本社を大阪市北区豊崎に移転

・東京支社を東京本社に変更し、首都圏、関西圏において2本社制とする

2005年2月

・東京本社を東京都新宿区西新宿に移転

2005年4月

・ジャスダック証券取引所に株式を上場

2005年12月

・プライバシーマークを取得

2008年8月

・大阪本社を大阪市北区天満橋に移転

2008年11月

・中古携帯電話機「エコたん」の販売と買取を開始

2010年4月

・ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに株式を上場

2013年7月

・東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2017年3月

・リユースモバイルの業界団体であるリユースモバイル・ジャパン(現 一般社団法人リユースモバイル・ジャパン)の設立に参画

2018年12月

・法人向けスマートフォンレンタルサービスの提供を開始

2019年5月

・ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップの譲渡に伴い、ドコモショップ2店舗、auショップ2店舗の直営店4店舗体制となる

2019年12月

・兼松コミュニケーションズ株式会社との間において、リユースモバイル事業に関する業務提携契約を締結

2020年6月

・リユースモバイル事業拡大に伴い、モバイルリファビッシュセンターを大阪市北区長柄西に移転拡張

2020年11月

・リユースモバイル事業者認証を取得

2021年12月

・モバイルリファビッシュセンターにて情報セキュリティマネジメントシステム「ISO/IEC27001」認証を取得

2022年1月

・株式会社ショーケースとの間において、資本業務提携契約を締結

2022年2月

・株式会社ショーケースが親会社となる

2022年4月

・東京証券取引所の市場再編に伴い、スタンダード市場に移行

2022年8月

・東京本社を東京都港区六本木に移転

2023年4月

・リユース関連事業へ経営資源を集中するため、運営店舗の事業譲渡及び閉店が完了

2023年8月

・「エコたん」から「ReYuu」へブランドリニューアル

事業内容

ReYuu Japanは、情報通信関連事業を主軸に展開している企業で、主に二つの事業セグメントを持っています。第一に、リユース関連事業があり、これはスマートフォン、タブレット、パソコンなどの通信端末機器のリユース品を売買する事業です。同社は、これらの機器を消費者や国内外の法人から買い取り、モバイルリファビッシュセンターで商品の査定、データ消去、外装クリーニングなどを行った後、リユースモバイル端末として販売しています。販売は、国内のMVNO事業者や国内外の卸売業者、一般法人企業へ向けて行われるほか、自社運営サイトや外部ECモールを通じて個人向けにもオンライン販売を実施しています。

第二のセグメントは、その他の事業で、主に法人向け通信端末機器のレンタルを行っています。この事業では、リユース関連事業で買い取り、整備された通信端末機器を法人顧客にレンタルし、レンタル利用料を収受しています。ReYuu Japanは、これらの事業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しつつ、情報通信技術の進展に伴うニーズに応える多様なサービスを提供しています。

経営方針

ReYuu Japanは、リユースモバイル業界において、市場の拡大とともに成長を遂げている企業です。同社は、「ビヨンド・イマジネーション」を経営の基本方針とし、お客様の期待を超えるサービス提供を目指しています。そのために、人材育成に注力し、事業基盤の強化と企業価値の向上を図っています。

経営環境の変化に対応するため、ReYuu Japanは複数の戦略を推進しています。まず、リユースモバイル端末の市場シェア向上を目指し、安定的な調達量の確保と販売網の拡大に取り組んでいます。これには、調達専門の人材の確保や新規調達先の開拓、オンライン買取プラットフォームの活用などが含まれます。

また、新事業領域の確立にも力を入れており、リユースパソコンの販売強化や海外事業者との取引拡大を進めています。これにより、為替動向に柔軟に対応し、利益最大化を目指しています。

さらに、ストック収益の拡大にも注力しており、法人向けサブスクリプションモデルの展開やレンタルサービスの強化を図っています。これにより、安定的で継続的な収益モデルの構築を目指しています。

業務効率化とDX化も重要な課題として取り組んでおり、在庫管理システムの導入や業務プロセスの効率化により、事業拡大を支える体制を整えています。

人材戦略においても、優秀な人材の採用・育成に力を入れ、魅力的な職場環境の構築を進めています。これらの取り組みを通じて、ReYuu Japanは事業の拡大と企業価値の向上に努めています。