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伏木海陸運送JP:9361
沿革
1944年3月 |
伏木港湾運送株式会社と日本通運株式会社伏木支店と新設合併し伏木海陸運送株式会社を設立。(資本金400万円) |
1946年4月 |
子会社伏木造船株式会社を設立、小型鋼船造船業を開始。 |
1947年5月 |
営業目的に倉庫業、代弁業を追加。 |
1949年8月 |
営業目的に一般貸切貨物自動車運送業を追加。 |
1950年4月 |
営業目的に海運代理店業、海上運送取扱業、海運仲立業を追加。 |
1955年10月 |
子会社伏木貨物自動車株式会社(連結子会社)を設立、一般貨物自動車運搬業を開始。 |
1960年8月 |
子会社日高運輸株式会社を設立、セメント運搬の為一般貨物自動車運搬業を開始。 |
1960年11月 |
子会社北陸油送株式会社を設立、石油運搬の為一般貨物自動車運搬業を開始。 |
1963年7月 |
東京証券取引所市場第2部へ新規上場。 |
1965年11月 |
子会社日本海油送株式会社を設立、石油運搬の為一般貨物自動車運搬業を開始。 |
1968年4月 |
富山新港開港に伴い、富山新港事務所(現 富山新港支店)を開設。 |
1968年10月 |
子会社新湊鉄道産業株式会社(現 高岡鉄道産業株式会社)を設立。 |
1970年7月 |
富山新港海陸運送株式会社を吸収合併。 |
1976年10月 |
本社新社屋竣工。 |
1978年6月 |
子会社伏木共同防災株式会社(連結子会社)を設立、石油コンビナート等防災業務を開始。 |
1989年12月 |
富山新港支店新社屋竣工。 |
1997年3月 |
富山新港に取得した倉庫を改修、第2コンテナフレートステーション上屋が完成。 |
1998年4月 |
中国、大連に駐在員事務所を開設。 |
2000年3月 |
石川県金沢市に事務所を開設。 |
2001年3月 |
高岡市能町に新能町倉庫を竣工し営業を開始。 |
2001年4月 |
子会社北陸油送株式会社のローリー輸送部門を子会社日本海油送株式会社に統合して社名を北陸日本海油送株式会社(連結子会社)とした。 |
2001年8月 |
子会社デュオビル開発株式会社を日本海シーランド株式会社(連結子会社)に社名変更し、船舶代理店業を開始。 |
2002年9月 |
子会社北陸油送株式会社は伏木造船株式会社のオイルコークス整粒作業、船舶修繕部門と事業統合し、社名をFKKエンジニアリング株式会社(連結子会社)とした。 |
2002年9月 |
子会社伏木造船株式会社はFKKサポート株式会社(連結子会社)に社名変更して各種業務受託業を開始。 |
2002年11月 |
子会社富山太平洋物流株式会社(現 北陸太平洋物流株式会社)(連結子会社)を設立し、セメント運搬の為一般貨物自動車運送業を開始。 |
2004年1月 |
子会社日高運輸株式会社と子会社株式会社FKKエンタープライズ(連結子会社)が合併。(以後社名株式会社FKKエンタープライズ) |
2009年7月 |
チューゲキ株式会社の株式64.6%を取得して連結子会社とする。 |
2011年7月 |
株式会社丸共組の株式を追加取得して連結子会社とする。 |
2012年10月 |
チューゲキ株式会社が山口ニット株式会社の株式を取得して連結子会社とする。 |
2014年3月 |
子会社伏木共同防災株式会社は子会社FKKエンジニアリング株式会社に営業譲渡し、清算。 |
2014年7月 |
子会社株式会社FKKエンタープライズと子会社チューゲキ株式会社が合併。(以後社名チューゲキ株式会社) |
2016年4月 |
子会社株式会社丸共組と子会社日本海シーランド株式会社が合併。(以後社名丸共シーランド株式会社) |
2017年1月 |
子会社FKKサポート株式会社と子会社丸共シーランド株式会社が合併。(以後社名丸共シーランド株式会社) |
2017年3月 |
チューゲキ株式会社が大洋住宅株式会社の株式を取得して連結子会社とする。 |
2020年3月 |
北陸海事株式会社の株式を追加取得して連結子会社とする。 |
2021年4月 |
FKKエアーサービス株式会社は社名をFKKツアーズ株式会社とする。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
伏木海陸運送及びそのグループ企業は、港運事業、不動産事業、繊維製品製造事業、その他の事業を主な事業セグメントとして展開しています。
港運事業では、伏木、富山新港での船舶の積卸し、コンテナターミナル運営、通関業務、内航海運業、鉄道貨物の取扱い、貨物自動車による輸送、倉庫・CFS上屋でのコンテナ貨物の保管・入出庫作業などを行っています。このセグメントには、丸共シーランド株式会社が木材荷役、業務委託を、北陸海事株式会社が曳船作業を担っています。
不動産事業では、高岡駅前ビルのスペース賃貸、チューゲキ株式会社による不動産賃貸と駐車場経営、大洋住宅株式会社による木造注文住宅の建設とリフォームを手掛けています。
繊維製品製造事業は、山口ニット株式会社が繊維製品の製造を行っており、このセグメントを通じて繊維産業に貢献しています。
その他の事業としては、損害保険代理店業、飲食店業、FKKエンジニアリング株式会社による油槽所構内作業や防災事業、FKKツアーズ株式会社の旅行業、山口株式会社の繊維製品卸売業、日本海産業株式会社の防除業や小口貨物運送業、新湊観光開発株式会社と氷見観光開発株式会社による不動産事業やゴルフ場運営事業、新港ビル株式会社のホテル経営事業、高岡ステーションビル株式会社の商業ビル管理運営事業など、多岐にわたるサービスを提供しています。
経営方針
伏木海陸運送及びそのグループ企業は、総合物流事業を核として、地域社会への貢献と持続的な成長を目指しています。同社は、地理的に優位な伏木港、伏木外港万葉埠頭、富山新港を活用し、環日本海経済圏との物的、人的交流を促進することで、事業基盤を強化しています。
中期経営戦略として、同社は港湾運送事業の競争力強化に注力しています。これには、コスト削減の取り組みと顧客ニーズに応えるためのサービスの充実が含まれます。また、法令遵守と内部統制システムの整備を通じて、企業の社会的責任と環境への配慮を重視する経営を継続しています。
人材育成にも力を入れており、港湾運送事業及び関連事業における若年層の育成と安全作業の徹底を最重要課題と位置づけています。さらに、伏木富山港を中心とした物流インフラの整備、モーダルシフトの推進、人材の確保、コンプライアンス意識の向上、内部統制の強化に取り組んでいます。
また、国土交通省「みなとSDGsパートナー」として、環境保護への取り組みを強化し、SDGsの目標達成に貢献することを目指しています。これらの戦略を通じて、伏木海陸運送は、地域社会の発展に資するとともに、グループ全体の成長と収益向上を目指しています。