揚羽JP:9330株価

時価総額
¥11.7億
PER
36.6倍
人的資本経営に特化したブランディング支援の有力企業。コーポレート・リクルーティング領域でバタフライモデル®や「ビズミル サーベイ」を用いた調査・制作を展開。累計約1,000社の従業員100名以上の大手企業をクライアントに持つ実績。日本国内を中心に展開。

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事業内容

揚羽は人的資本経営に特化したブランディング支援を主力とする企業です。同社は企業理念やパーパスの策定から、映像やウェブ、各種クリエイティブ制作まで一貫して手掛け、社内外でブランドを伝える活動を行っています。

主要な顧客は従業員100名以上の大手企業が中心で、累計で約1,000社の実績があります。同社は戦略立案や制作、調査、研修、ウェブマーケティングなどの受託プロジェクトで収益を得ており、同一顧客内での横展開や複数サービスの組合せによるクロスセルで売上を伸ばしています。

事業は単一の「ブランディング事業」ですが、(1)コーポレート支援領域と(2)リクルーティング支援領域に分かれています。コーポレート支援ではコーポレートブランディングやインナーブランディング、サステナビリティ支援を行い、リクルーティング支援では採用コンセプト策定や独自の調査ツール「ビズミル サーベイ」、採用向けの映像・サイト・パンフ等の制作を提供しています。

同社は「バタフライモデル®」という独自の考え方で、社員のエンゲージメント向上と対外的評価の獲得を同時に目指し、戦略から実行、浸透までを複合的に支援する点が強みです。

経営方針

同社は売上高と営業利益の拡大をKGIに据え、既存顧客の深耕と新規受注の増加を成長の中核にしています。具体的には通年受注額が1,000万円(10,000千円)以上となる顧客社数の拡大や、新規受注社数の増加を主要KPIに設定し、週次でモニタリングして経営会議で報告する仕組みを運用しています。目標の評価期間は2025年9月期を念頭にしており、累計約1,000社の実績をベースに、既存顧客内でのクロスセル・アップセルによる取引額増加を目指しています。

投資の重点分野はコーポレート支援とリクルーティング支援で、とくにコーポレートコミュニケーションとプロダクト・サービスのマーケティング強化に注力しています。差別化ポイントは、理念策定から戦略立案、映像やWEBなどのクリエイティブ制作、社内浸透施策までを一気通貫で提供できる点にあり、動画やリッチコンテンツの制作力を強みに顧客のエンゲージメントを高める施策を展開しています。大手企業(従業員100名以上)を重点ターゲットとし、関係性の高い顧客へ選択と集中でマーケティング資源を投入することで収益性を高めます。

新市場開拓と事業拡大では、リクルーティング領域で得たノウハウをコーポレート支援へ横展開し、顧客企業の他部門でのニーズ掘り起こしを進めています。営業体制は中途採用を中心に即戦力を補強し、コーポレートブランディングチームを再編成して大型案件に対応できる体制を整備します。加えて大型イベント用の専門チーム設置や、アートディレクターやテクニカルディレクターによる外注ディレクションの導入で、案件数増加に対応して納品品質を維持・向上させる計画です。

技術革新への取り組みとしては、業務の標準化・型化と自動化を進めるためにRPAやAI(作業自動化やデータ分析支援)を活用し、生産性向上と利益率改善を図っています。また独自の調査ツール「ビズミル サーベイ」などのデータ基盤を活用して顧客分析力を高め、フィールドとマーケティングの連携を強化することで受注獲得に結びつけます。情報管理体制や内部統制の強化にも注力しており、成長機会が大きいインターネット広告市場(約3.65兆円/2024年)や動画広告市場(約7,249億円/2024年、2028年に約1.15兆円予測)といった外部環境を取り込んで事業拡大を図っています。