Genky DrugStoresJP:9267

時価総額
¥872億
PER
15.6倍
持株会社として経営管理及び附帯業務を行い、単一セグメントで事業展開。

沿革

2017年12月

ゲンキー株式会社が単独株式移転により当社を設立し、東京証券取引所市場第一部に株式を上場(ゲンキー株式会社は2017年12月に上場廃止)。

2018年11月

玄気商貿(上海)有限公司を清算。

2019年7月

富士パール食品株式会社(現 ゲンキー食品株式会社)を設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。

2022年10月

ゲンキー不動産株式会社を設立。

1988年4月

現代表取締役社長藤永賢一が、医薬品、化粧品をはじめ生活必需品の小売を目的として、福井県福井市石盛町に「ゲンキーつくしの店」を創業。

1990年9月

業容の拡大により資本金200万円で福井県福井市上北野1丁目11番16号に当社を設立。

1994年3月

福井県福井市光陽に光陽店(初の調剤薬局併設)を開設。

1997年3月

福井県吉田郡松岡町(現 永平寺町)に物流センターを開設。

1997年4月

石川県加賀市小菅波町に石川県進出第1号店として加賀の里店を開設。

1999年1月

新業態開発のための食品部門の実験店として、福井県鯖江市小黒町に「THE PRICE GENERAL」を開設。

1999年9月

福井県坂井郡(現 坂井市)丸岡町東陽に本社を移転。

2000年4月

新業態の1号店として、福井県福井市下河北町にメガドラッグストア福井南店を開設。

2001年5月

岐阜県本巣郡(現 本巣市)糸貫町に岐阜県進出第1号店としてメガドラッグストア岐阜糸貫店を開設。

2001年9月

福井県坂井郡(現 坂井市)丸岡町に物流センターを移転。

2002年2月

福井県坂井郡(現 坂井市)丸岡町にゲンキーリテイリング株式会社を設立。

2002年11月

愛知県知多郡東浦町に愛知県進出第1号店としてメガドラッグストア愛知東浦店を開設。

2003年6月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

2004年12月

日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所JASDAQ市場)に株式を上場。

2006年10月

福井県坂井市丸岡町下久米田に本社を移転。

2006年12月

福井県坂井市丸岡町にゲンキーネット株式会社(連結子会社)を設立。

2008年9月

愛知県一宮市に営業本部を開設。

2009年6月

ゲンキーリテイリング株式会社の営業を休止。

2010年5月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2011年6月

東京証券取引所市場第一部に銘柄指定。

2012年6月

中国上海市に玄気商貿(上海)有限公司(連結子会社)を設立。

2014年12月

薬事法改正に伴いゲンキーリテイリング株式会社を清算。

2015年2月

300坪レギュラータイプ(R店)1号店として、岐阜県多治見市に滝呂台店を開設。

2017年6月

東古市店で生鮮食品販売を開始。

2018年4月

ゲンキー株式会社を吸収合併存続会社、ゲンキーネット株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を実施。

2019年6月

岐阜県安八郡安八町に中部RPDC(物流センター)を開設。

2019年9月

中部RPDC内にプロセスセンターを開設。

2021年8月

滋賀県長浜市木之本町に滋賀県進出第1号店として木之本店を開設。

事業内容

Genky DrugStoresは、持株会社としての役割を担い、傘下のグループ会社の経営管理及びそれに附帯する業務を行っています。同社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準を連結ベースの数値に基づいて判断しています。また、Genky DrugStoresグループは単一セグメントで運営されており、そのためセグメント別の記載は省略されています。

Genky DrugStoresグループの事業内容は、同社とその連結子会社によって構成されており、具体的なサービスや事業についての詳細は記載されていませんが、持株会社としての機能に加え、グループ全体の経営戦略の策定や管理、およびそれに付随する各種サービスを提供していることがうかがえます。このように、Genky DrugStoresはグループ全体の統括と戦略的な指導を行うことで、事業の効率化と成長を目指しています。

経営方針

Genky DrugStoresは、ドラッグストア業界の厳しい経営環境の中で、成長戦略として複数の重要な方針を推進しています。同社は、高齢化社会の進展や美容、健康維持へのニーズの高まりを背景に、市場の拡大を見込んでいます。その一方で、出店競争の激化や価格競争、業界再編の加速に対応するため、具体的な戦略を展開しています。

まず、同社は「近所で生活費が節約できるお店」としてのポジショニングを追求し、圧倒的な低価格を目指しています。また、「何でも揃うお店」を目標に掲げ、医薬品や化粧品だけでなく、生活必需品や生鮮食品の取り扱いを強化しています。これにより、顧客の利便性を高め、地域シェアの拡大を図っています。

さらに、ドミナントエリアの構築や自社の物流拠点を活用したローコストオペレーションの追求を通じて、競争力の強化を目指しています。財務健全性の指標として自己資本比率を重視し、経営基盤の強化にも注力しています。

対処すべき課題としては、ドミナントエリアの構築、人材の確保と育成、店舗オペレーションの技術と管理レベルの向上、低価格販売の実現に向けた収益管理とローコスト経営の深耕、コンプライアンスの徹底と内部統制の強化、財務体質の強化が挙げられています。

Genky DrugStoresは、これらの戦略と課題への取り組みを通じて、競争の激しいドラッグストア業界での勝ち残りを目指し、持続可能な成長を追求しています。同社は、グループ全体の経営戦略の策定や管理を行い、事業の効率化と成長を目指していることが明らかです。