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メンタルヘルステクノロジーズJP:9218
沿革
2011年3月 |
東京都千代田区にITソリューション事業(現 デジタルマーケティング事業)を行う株式会社Miew(現 株式会社メンタルヘルステクノロジーズ)を創業 |
2011年7月 |
医学会向け電子書籍である「KaLib」リリース |
2012年1月 |
本社を東京都品川区に移転 |
2012年7月 |
日本肺癌学会、日本産婦人科学会で「KaLib」採用 |
2013年1月 |
株式会社杏林舍と「KaLib」広告枠の販売代理店契約を締結 |
2014年1月 |
クリニック向けITサービスの共同展開を目的として、株式譲受により、キズケアネット株式会社の株式を76.47%取得(子会社化)し、Miew System Service株式会社に社名変更(現株式会社Avenir) |
2015年3月 |
本社を東京都港区に移転 |
2015年3月 |
抄録アプリ「eSHOROKU」リリース 日本医学総会で採用 |
2015年7月 |
学術大会サイトパッケージ「スマートパック」リリース |
2015年9月 |
学術大会/コンベンション用「参加登録システム」リリース |
2016年2月 |
メンタルヘルスソリューション事業の開始に伴い、Miew System Service株式会社を株式会社Avenirに社名変更 |
2016年4月 |
株式会社Avenirにて、医師のキャリア支援(メディカルキャリア支援)事業を開始 |
2016年5月 |
株式会社Avenirにて、産業医サービスとして産業医紹介センターをリリース |
2017年1月 |
株式会社Avenirの全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社) |
2017年3月 |
医師向けマーケティング開始 |
2017年4月 |
株式会社ベネフィットワン・ヘルスケアと産業医分野で業務提携 |
2018年8月 |
株式会社Miewから株式会社メンタルヘルステクノロジーズに社名変更 |
2018年8月 |
医療法人社団進興会と産業保健分野での提携開始 |
2018年10月 |
メンタルヘルスソリューションELPIS-Eラーニング リリース |
2018年11月 |
メンタルヘルスソリューションELPIS-ケアーズLite リリース |
2019年6月 |
医療機関特化型ELIPS-オンラインカウンセリング リリース |
2019年10月 |
ELPIS-メンタルチェック リリース |
2020年5月 |
ELPIS-メンタルアラート(AI版)リリース |
2020年9月 |
ELPIS-ストレスチェック リリース |
2021年1月 |
ITソリューション事業をデジタルマーケティング事業へ改称 |
2021年2月 |
健康管理室(注)の立ち上げ、運用をサポートするアウトソーシングサービスの提供開始 |
2022年3月 |
東京証券取引所マザーズ市場に当社株式を上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022年9月 |
株式会社ヘルスケアDX(連結子会社)を設立 |
2022年10月 |
株式会社情報基盤開発と業務提携 |
2022年12月 |
株式会社フィスメックと業務提携 |
2022年12月 |
株式会社明照会労働衛生コンサルタント事務所の全株式を取得し、100%子会社化(連結子会社) |
事業内容
メンタルヘルステクノロジーズ及びその子会社であるAvenir、ヘルスケアDX、明照会労働衛生コンサルタントは、メンタルヘルスソリューション事業、メディカルキャリア支援事業、デジタルマーケティング事業を展開しています。同社グループの売上高の大部分を占めるメンタルヘルスソリューション事業では、メンタルヘルスケアサービス「ELPIS」を中心に、産業医や保健師等による役務提供サービスとクラウド型サービスを提供しています。これにより、企業の産業医業務に関する事務負担とコストを削減し、従業員の健康管理の質を向上させることを目指しています。
メディカルキャリア支援事業では、Avenirが医師を医療機関に紹介する採用支援サービスを提供しており、特に地方医療機関との接触を増やし、売上拡大を目指しています。デジタルマーケティング事業では、医学会向けサービスやWebマーケティング支援サービスを提供し、Webサイト制作やデジタルメディアを活用した見込み顧客の獲得支援などを行っています。
2022年9月には、ヘルスケアDXを設立し、メンタルクリニック運営支援事業やパーソナルジム事業を検討しています。また、明照会労働衛生コンサルタントは、東海地域を中心に嘱託産業医サービスを提供し、同社グループのサービス提供や新規事業開発を目指しています。これらの事業を通じて、メンタルヘルステクノロジーズグループは、従業員の心身の健康管理や医療機関の採用支援、デジタルマーケティングの分野で貢献しています。
経営方針
メンタルヘルステクノロジーズは、「ウェルビーイングのスタンダードを創る」というビジョンのもと、メンタルヘルス問題の解決を通じて、働く人々が心身の健康問題で不幸に陥らない世界の実現を目指しています。同社は、企業に最適なメンタルヘルスケア体制の構築と運用をクラウドサービスを活用して提供し、従業員のメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
成長戦略として、メンタルヘルスソリューション事業の拡大に注力しており、エンタープライズ顧客の比率向上、一顧客グループ当たりの単価向上、サービス「ELPIS」の導入促進による売上総利益率の改善、そして「産業医クラウド」契約に関するチャーンレートの改善を戦略の柱としています。これらの戦略は、メンタルヘルスソリューション事業の継続的な成長を支える重要な要素です。
また、メンタルヘルステクノロジーズグループは、メディカルキャリア支援事業やデジタルマーケティング事業を展開し、これらの事業間でのシナジーを通じて、マーケティングコストの低減や新規顧客の開拓を図っています。特に、医学会向けサービスによって蓄積された医師のデータベースとWebマーケティングのノウハウを活用し、メンタルヘルスソリューション事業やメディカルキャリア支援事業の成約確率の高い見込み顧客の開拓に結びつける戦略を取っています。
これらの戦略は、メンタルヘルステクノロジーズが目指す、働く人々のウェルビーイングの実現に向けた中核的な取り組みであり、同社の中期経営計画や重点領域において重要な位置を占めています。