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日本ロジテムJP:9060
沿革
1944年10月 |
東京都品川区東大崎三丁目309番地において、大崎運送株式会社(資本金1,600千円)を設立し、普通貨物自動車運送事業の免許を受け営業開始 |
1945年10月 |
本店を東京都荏原区荏原一丁目291番地(現在の登記上の本店所在地、ただし区の統合および住居表示の変更により、現在は東京都品川区荏原一丁目19番17号)へ移転 |
1948年1月 |
道路運送法の施行により一般貸切貨物自動車運送事業の免許(現一般貨物自動車運送事業の許可)事業者となる |
1951年7月 |
道路運送法の改正により一般区域貨物自動車運送事業の免許(現一般貨物自動車運送事業の許可)事業者となる |
1956年10月 |
東京都港区芝新橋(住居表示の変更により、現在は東京都港区新橋)に本社事務所を開設 |
1962年9月 |
三幸ターミナル倉庫株式会社を関係会社として設立し、倉庫業の許可を受け業務開始 |
1966年9月 |
愛知県小牧市のセントラル陸運合資会社(1969年9月大崎運送合資会社に商号変更)の持分を取得、中京圏進出の基礎をつくる |
1970年12月 |
自動車運送取扱事業の登録(現第一種貨物利用運送事業の登録)を受け業務開始 |
1972年5月 |
通運事業法第15条「貨物自動車運送事業者の特則」に基づき通運事業者としての指定(現第二種貨物利用運送事業の許可)を受け、1973年4月より鉄道コンテナ集配業務を開始 |
1973年5月 |
東京都江東区の自動車整備工場が民間車検場として認可され業務開始 |
1973年6月 |
積合貨物事業の許可を受け業務開始 |
1973年9月 |
倉庫業の許可を受け業務開始 |
1980年9月 |
大崎運送合資会社を吸収合併 |
1983年12月 |
兵庫県西宮市の阪神貨物自動車株式会社(現阪神ロジテム株式会社)に資本参加、当社の関係会社とする |
1987年4月 |
事務用什器類の出張組立業務等の充実を目的として、オオサキサービス株式会社(現ロジテムエージェンシー株式会社)を設立 |
1987年7月 |
国際貨物取扱業務の充実を目的として、株式会社オオサキインターナショナル(現ロジテムインターナショナル株式会社)を設立 |
1988年9月 |
台湾における輸出入貨物取扱業および輸出入商品販売業等を目的として、株式会社オオサキインターナショナル(現ロジテムインターナショナル株式会社)と得意先との合弁により、千日股份有限公司を設立 |
1988年12月 |
オーエムオートサービス株式会社(ロジテムオートサービス株式会社に商号変更)を設立し、自動車分解整備事業および指定自動車整備事業を移管 |
1989年12月 |
商号を大崎運送株式会社から日本ロジテム株式会社に変更 |
1990年10月 |
三幸ターミナル倉庫株式会社を吸収合併 |
1990年12月 |
貨物自動車運送事業法ならびに貨物運送取扱事業法(現貨物利用運送事業法)の施行により、一般貨物自動車運送事業の許可事業者ならびに貨物運送取扱事業の許可および登録事業者(現第一種貨物利用運送事業の登録事業者)となる |
1992年6月 |
香港における輸出入貨物取扱業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社の全額出資により、LOGITEM HONG KONG CO.,LTD.を設立 |
1992年11月 |
タイにおける輸出入貨物取扱業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社ほかの出資により、LOGITEM(THAILAND)CO.,LTD.を設立 |
1993年4月 |
一般労働者派遣事業許可を取得 |
1993年5月 |
国際貨物取扱業務の拡充を目的として、東京都台東区の株式会社コウナン(現ロジテムインターナショナル株式会社)の株式を取得、当社の関係会社とする |
1994年4月 |
ベトナムにおける旅客自動車運送事業および貨物自動車運送事業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社とベトナム国家投資協力委員会との合弁により、LOGITEM VIETNAM CORP.を設立 |
1994年7月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1994年9月 |
LOGITEM VIETNAM CORP.を旅客自動車運送事業と貨物自動車運送事業に分離し、LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1とLOGITEM VIETNAM CORP.NO.2とに分社化 |
1998年4月 |
国際貨物取扱業務の運営組織の強化等を目的として、株式会社コウナンがロジテムインターナショナル株式会社を合併し、商号をロジテムインターナショナル株式会社とする |
1998年7月 |
物流戦略の企画立案や情報処理などサードパーティ・ロジスティクスを目指し、株式会社コシダテックとの共同出資により、ロジスメイト株式会社を設立 |
2000年8月 |
川崎営業所においてISO9002(現在はISO9001に移行)の認証を取得 |
2001年8月 |
本社および24事業所においてISO9002(現在はISO9001に移行)の認証を取得 |
2003年3月 |
本社においてISO14001の認証を取得 |
2003年6月 |
ベトナムにおける輸出入商品販売業等を目的として、L&K TRADING CO.,LTD.を設立 |
2003年7月 |
中国における輸出入貨物取扱業等を目的として、ロジテムインターナショナル株式会社の全額出資により、洛基泰姆(上海)物流有限公司を設立し、同年9月に営業開始 |
2004年6月 |
大阪市此花区の大阪信和運輸株式会社の株式を取得、当社の関係会社とする |
2004年10月 |
貨物軽自動車運送業務の拡充を目的として、株式会社ロジテム軽貨便を設立 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年5月 |
ロジテムオートサービス株式会社が自動車分解整備事業等から撤退し、同年12月に商号をロジテムトランスポート株式会社に変更 |
2005年9月 |
中国における国内貨物取扱業等を目的として、洛基泰姆(上海)倉庫有限公司を設立し、同年11月に営業開始 |
2005年10月 |
九州地方の配送ネットワーク構築を目的として、コバヤシライン株式会社との共同出資により、福岡ロジテム株式会社を設立 |
2006年4月 |
ロジテムトランスポート株式会社が一般貨物自動車運送事業の許可を受け、業務開始 |
2006年6月 |
ベトナムにおける物流事業の営業強化を図ることを主な目的として、LOGITEM VIETNAM CORP.を設立し、同年12月に事業開始 |
2007年4月 |
オフィス什器、ストアー関連什器等の施工事業の拡大を主な目的として、ロジテムエンジニアリング株式会社を設立し、当社施工管理部門の業務を引き継ぎ同年10月に事業開始 |
2007年6月 |
アジアンハイウェイ東西回廊を利用した国際貨物陸上輸送事業を主な目的として、ラオスの物流会社を第三者割当増資の引受けにより子会社化(LOGITEM LAOS GLKP CO.,LTD.に商号変更)し、同年10月に事業開始 |
2007年10月 |
当社グループの事業基盤拡大、競争力向上を目的として、ロジテムトランスポート株式会社が大阪信和運輸株式会社を吸収合併 |
2008年10月 |
愛知県半田市の角谷運送株式会社の株式を取得、当社の関係会社とする |
2008年11月 |
ベトナムにおけるグループ経営体制の強化を目的として、統括子会社LOGITEM VIETNAM HOLDING & INVESTMENT COMPANY LIMITEDを設立 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、当社の株式上場市場が大阪証券取引所(JASDAQ市場)に変更となる |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場および同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、当社の株式上場市場が大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に変更となる |
2012年1月 |
関西圏における貨物軽自動車運送業務の拡充を目的として、阪神ロジテム株式会社の全額出資により、阪神ロジテム軽貨便株式会社(現阪神ロジサポート株式会社)を設立 |
2012年11月 |
ベトナムにおける輸出入・卸売機能の強化を目的として、LOGITEM VIETNAM HOLDING & INVESTMENT COMPANY LIMITEDの全額出資により、LOGITEM VIETNAM TRADING CO.,LTD.を設立 |
2013年7月 |
大阪証券取引所の現物市場が東京証券取引所に統合されたことに伴い、当社の株式上場市場が東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に変更となる |
2013年10月 |
ミャンマーにおける旅客自動車運送事業および物流事業等を目的として、MYANMAR BELLE LOGISTICS & SERVICES CO.,LTD.との合弁により、LOGITEM MYANMAR CO.,LTD.を設立 |
2015年4月 2016年6月 2016年10月 |
ベトナムにおける冷凍冷蔵倉庫運営を目的として、川崎汽船株式会社および株式会社海外需要開拓支援機構との共同出資により、CLK COLD STORAGE COMPANY LIMITEDを設立し、2016年7月に事業開始 カンボジアにおける物流事業および旅客自動車運送事業等を目的として、LOGITEM (CAMBODIA) CO.,LTD.を設立 中部地区における経営資源の一元管理を目的として、角谷運送株式会社を吸収合併 |
2017年11月 2017年11月 2017年12月 |
タイにおける事業全般の強化を目的として、LOGITEM TRADING (THAILAND) CO.,LTD.を設立 ベトナム北部における旅客自動車運送事業の強化を目的として、LOGITEM VIETNAM NORTH SERVICE CO.,LTD.を設立し、2018年1月に事業開始 ベトナム南部における旅客自動車運送事業の強化を目的として、LOGITEM VIETNAM SOUTH SERVICE CO.,LTD.を設立し、2018年1月に事業開始 |
2019年3月 2019年11月 2021年5月 2022年4月 |
LOGITEM VIETNAM CORP.NO.2の会社清算手続きが終了、同社の事業はLOGITEM VIETNAM CORP.が実質的に承継 洛基泰姆(上海)倉庫有限公司の会社清算が終了、同社の事業は洛基泰姆(上海)物流有限公司が実質的に承継 LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1の会社清算手続きが終了、同社の事業はLOGITEM VIETNAM NORTH SERVICE CO.,LTD.および LOGITEM VIETNAM SOUTH SERVICE CO.,LTD. が実質的に承継 東京証券取引所の市場再編に伴い、当社の株式上場市場が東京証券取引所スタンダード市場に変更となる |
事業内容
日本ロジテムは、貨物自動車運送事業、センター事業、アセット事業、およびその他事業を主要な事業セグメントとして展開しています。同社グループは、日本ロジテムを含む連結子会社21社、持分法適用関連会社3社、その他の関係会社2社で構成されています。
貨物自動車運送事業では、顧客からの委託を受け、自社および協力会社のトラックを使用して貨物を運送するサービスを提供しています。この事業は、国内では阪神ロジテム株式会社、ロジテムトランスポート株式会社などが、海外ではロジテムベトナムコーポレーションなどが担っています。
センター事業では、顧客から寄託された貨物の倉庫での入出庫作業、流通加工(組立、裁断、梱包等)、事務代行(受注代行、在庫管理等)などを行っています。この事業は、国内では阪神ロジテム株式会社など、海外では千日股份有限公司、ロジテムベトナムコーポレーションなどが遂行しています。
アセット事業では、顧客から寄託された貨物の保管や、倉庫配送センターなどの不動産賃貸借を行っています。この事業は、国内では阪神ロジテム株式会社、ロジテムインターナショナル株式会社など、海外では千日股份有限公司、ロジテムベトナムコーポレーションなどが担当しています。
その他事業としては、上記3事業に付随する引越移転事業、施工関連事業、輸出入貨物取扱事業、通関事業、港湾運送事業、労働者派遣事業等があり、国内ではロジテムエージェンシー株式会社、ロジテムエンジニアリング株式会社、ロジテムインターナショナル株式会社などが、海外では千日股份有限公司などが遂行しています。
さらに、同社グループは物品販売業や総合リース業も手がけており、海外ではロジテムベトナムノースサービス、ロジテムベトナムサウスサービス、ロジテムミャンマーが旅客自動車運送事業等を、ロジテムベトナムホールディングスはベトナムにおける子会社の事業活動の支配管理、リース、投融資等を行っています。
経営方針
日本ロジテムは、物流業界における複数の課題に対応し、持続可能な成長を目指しています。同社は、「物流の未来を見つめ、物流に関わるすべての事業の創造に挑戦する」という基本理念のもと、品質の高い物流サービスの提供を通じて企業価値の向上を図っています。また、コンプライアンスの徹底とコーポレート・ガバナンスの強化にも努めています。
中期経営計画2025では、「New Challenge」を基本方針とし、環境変化に適応した強固な体制づくり、適切な利益を安定確保できる収益構造の確立、社会課題解決への貢献を目指しています。これらを実現するために、収益力の向上、強固な物流サービスの構築、サステナビリティの推進、人財力の強化、グループ経営基盤の強化に重点を置いて取り組んでいます。
具体的な施策としては、安定利益を確保できる収益構造の構築、営業強化による取引範囲の拡大、インドシナ半島地域における物流事業の拡大、安全および品質の追求、物流DX推進による生産性の向上、サステナビリティ推進体制の構築、SDGsを踏まえた重要課題への取り組み強化、多様な人財が活躍できる組織の構築などが挙げられます。
これらの取り組みを通じて、日本ロジテムは2026年3月期に営業収益710億円、営業利益18億円、売上高営業利益率2.5%の達成を目指しています。同社は、経済的価値および社会的価値の向上を目指し、信頼される企業グループとしての成長を目指しています。