京王電鉄JP:9008

時価総額
¥4959.5億
PER
19.2倍
京王電鉄グループは、鉄道事業、バス事業、タクシー業、貨物の輸送・引越し業などの運輸業、百貨店業、ストア業、書籍販売業、ショッピングセンター事業、クレジットカード業、生活雑貨関連用品の販売業、パン・菓子の製造・販売業、生花販売業などの流通業、不動産賃貸業、不動産販売業などの不動産業、ホテル業、旅行業、広告代理業、スポーツ業、飲食業などのレジャー・サービス業、ビル総合管理業、車両整備業、建築・土木業、情報システム業、経理代行・金融業、人事業務代行業、社会教育事業、清掃業、子育て支援事業、高齢者住宅事業、葬祭事業などのその他事業を手がけている多角化した企業グループです。

沿革

年 月

摘  要

イ、創立経緯、商号変更に係る事項

1910年9月

京王電気軌道株式会社設立(資本金125万円)

1926年12月

京王電気軌道株式会社は、玉南電気鉄道株式会社を合併

1944年5月

京王電気軌道株式会社は、陸上交通事業調整法により東京急行電鉄株式会社に合併

1948年6月

東京急行電鉄株式会社から分離、京王線・井の頭線とバス3営業所を含めた京王帝都電鉄株式会社設立(資本金5,000万円)

1949年5月

東京証券取引所に上場

1998年7月

会社名を京王電鉄株式会社に変更

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場一部からプライム市場へ移行

ロ、事業内容に係る事項

1913年4月

笹塚~調布間電車開通、新宿~笹塚間、調布~国分寺間の路線バス営業開始

1928年5月

新宿~東八王子間直通運転開始

1934年4月

渋谷~吉祥寺間全線開通

1955年10月

不動産業営業開始

1967年10月

高尾線 北野~高尾山口間開通

1969年3月

高速バス運行開始

1978年10月

京王新線開通 新宿~笹塚間複々線化

1980年3月

京王線 都営地下鉄新宿線、相互乗入開始

1988年3月

新本社屋完成、移転(多摩市)

1990年3月

相模原線 南大沢~橋本間開通(調布~橋本間全線開通)

2002年8月

自動車事業を京王電鉄バス㈱に営業譲渡

年 月

摘  要

1949年1月

東京郊外自動車㈱(現京王自動車㈱)の株式取得

 〃  4月

笹塚自動車工業㈱(現京王重機整備㈱)の株式取得

1951年11月

京帝砂利㈱(現㈱京王エージェンシー)を設立

1953年6月

㈱京王帝都観光協会(現京王観光㈱)を設立

1956年2月

奥多摩振興㈱(現西東京バス㈱)の株式取得

1959年7月

桜ヶ丘ゴルフ㈱(現京王レクリエーション㈱)を設立

 〃  9月

京王食品㈱(現㈱京王ストア)を設立

1960年4月

鉄道踏切器材㈱(現京王建設㈱)を設立

1961年3月

㈱京王百貨店を設立

1964年2月

京王サービス興業㈱(現㈱京王設備サービス)を設立

1969年4月

㈱京王プラザホテルを設立

1970年10月

京王ハウジング㈱(現京王不動産㈱)を設立

1972年7月

新宿南口駐車場㈱(現京王地下駐車場㈱)を設立

1976年9月

㈱京王企画(現京王食品㈱)を設立

 〃  11月

㈱レストラン京王を設立

1981年5月

㈱京王プラザホテル札幌を設立

1985年10月

㈱京王アートマンを設立

1988年11月

京王書籍販売㈱を設立

2001年6月

㈱京王プレッソインを設立

 〃  12月

南大沢京王バス㈱(現京王バス㈱)を設立

2002年2月

京王電鉄バス㈱を設立

2012年1月

㈱リビタの株式取得

2017年3月

高尾登山電鉄㈱の株式追加取得

 〃  5月

㈱京王プレリアホテル京都を設立

2018年9月

㈱京王プレリアホテル札幌を設立

2020年4月

㈱高山グリーンホテルの株式取得

2021年11月

㈱サンウッドの株式取得

2022年4月

京王電鉄バス㈱が京王バス小金井㈱を吸収合併

 〃  10月

京王自動車㈱が京王自動車城西㈱、京王自動車城南㈱、京王自動車調布㈱、京王自動車多摩北㈱、京王自動車多摩南㈱、京王自動車多摩西㈱を吸収合併

事業内容

京王電鉄は、運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業、その他業の5つの主要事業セグメントを持つ企業集団です。

運輸業では、鉄道事業、バス事業、タクシー業、貨物の輸送・引越し業を手がけています。主要な会社には、京王電鉄、京王電鉄バスグループ、西東京バス、京王自動車グループ、京王運輸などがあります。

流通業では、百貨店業、ストア業、書籍販売業、ショッピングセンター事業、クレジットカード業、生活雑貨関連用品の販売業、パン・菓子の製造・販売業、生花販売業などを展開しています。主要な会社には、京王百貨店、京王ストア、京王書籍販売、京王パスポートクラブ、京王アートマン、京王食品、京王グリーンサービスなどがあります。

不動産業では、不動産賃貸業と不動産販売業を手がけています。主要な会社には、京王不動産、京王地下駐車場、リビタなどがあります。

レジャー・サービス業では、ホテル業、旅行業、広告代理業、スポーツ業、飲食業などを展開しています。主要な会社には、京王プラザホテル、京王観光、京王エージェンシー、京王レクリエーション、レストラン京王などがあります。

その他業では、ビル総合管理業、車両整備業、建築・土木業、情報システム業、経理代行・金融業、人事業務代行業、社会教育事業、清掃業、子育て支援事業、高齢者住宅事業、葬祭事業などを手がけています。主要な会社には、京王設備サービス、京王重機整備、東京特殊車体、京王建設、京王ITソリューションズ、京王アカウンティング、京王ビジネスサポート、京王ユース・プラザ、京王シンシアスタッフ、京王子育てサポート、京王ウェルシィステージ、京王フェアウェルサポートなどがあります。

経営方針

京王電鉄は、運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業、その他業の5つの主要事業セグメントを持つ企業集団です。

中期経営計画では、「RESTART」を全体テーマに掲げ、鉄道会社としての社会における存在意義を見つめ直し、新しいライフスタイルを牽引する存在として、生活圏内の回遊性向上と魅力的な「まちづくり」に主体的に関与することで、沿線力の向上を目指しています。

具体的には、「日本一安全でサービスの良い鉄道」に向けた取り組み、お客様ニーズを先取りしたサービスの提供、未来を見据えた盤石な事業体制の構築、まちづくりへの注力、事業構造改革の推進、稼ぐ力の強化などに取り組んでいます。

中期経営計画最終年度の2024年度には、2018年度(コロナ禍以前)の85%程度まで営業利益を回復させ、2030年代までには過去最高益を超える水準を目指しています。また、財務指標としてネット有利子負債残高4,000億円以下、ネット有利子負債/EBITDA倍率6倍以内、自己資本比率38%程度を目標としています。