インテリックスJP:8940

時価総額
¥49.3億
PER
48.9倍
中古マンションのリノベーション販売、戸建再生販売、賃貸・仲介、不動産直販プラットフォーム運営、新築マンション開発、リースバック事業、ホテル宿泊業を展開。

沿革

1995年7月

東京都世田谷区に内装工事業を目的として資本金1,000万円で株式会社ブレスタージュを設立

1995年8月

本店を東京都目黒区に移転

1996年2月

宅地建物取引業者として東京都知事免許を取得

中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)を開始

1996年7月

商号を株式会社インテリックスに変更

1996年8月

本店を東京都世田谷区に移転

1998年2月

株式会社インテリックス空間設計(現・連結子会社)を設立

1999年7月

本店を東京都渋谷区に移転

2001年7月

株式会社エムコーポレーションの全株式を取得(子会社化)し、商号を株式会社インテリックス住宅販売に変更(2023年5月 当社に吸収合併)

2003年2月

横浜市西区に横浜店を設置

2003年2月

宅地建物取引業者として国土交通大臣免許を取得

2003年6月

株式会社セントラルプラザを吸収合併

2005年4月

ジャスダック証券取引所に株式を上場(2007年12月上場廃止)

2007年5月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2013年6月

札幌市中央区に札幌店を設置

2013年9月

大阪市北区に大阪店を設置

2014年2月

福岡市中央区に福岡店を設置

2014年7月

名古屋市中区に名古屋店を設置

2014年12月

仙台市青葉区に仙台店を設置

2015年3月

不動産特定共同事業法に基づく許可(東京都知事許可)を取得

2015年4月

株式会社インテリックスプロパティ(現・連結子会社)を設立

2016年6月

東京証券取引所市場第一部銘柄の指定を受ける

2018年1月

株式会社インテリックス信用保証(現・連結子会社 株式会社再生住宅パートナー)を設立

2018年5月

広島市中区に広島店を設置

2019年10月

京都市下京区に京都店(現・京都事業所)を設置

2019年11月

株式会社FLIE(現・連結子会社)を設立

2020年10月

東京都中央区に東京日本橋店を設置

2021年1月

株式会社インテリックスTEI(現・連結子会社 株式会社TEI Japan)を設立

2021年4月

横浜市中区に横浜店を移転

2022年2月

株式会社リコシス(現・連結子会社)を設立

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2023年5月

株式会社インテリックス住宅販売を吸収合併

事業内容

インテリックス株式会社とその連結子会社6社は、リノベーション事業分野とソリューション事業分野の2つの主要な事業セグメントを展開しています。

リノベーション事業分野では、全国の主要都市で中古マンションを仕入れ、子会社のインテリックス空間設計がリノベーションプランを策定し、高品質な内装を施して販売しています。この事業の特徴は、物件の老朽化した箇所を更新し、現代のライフスタイルに合わせたリノベーションを行うことで、商品価値を高める点にあります。また、施工された全物件には最長20年のアフターサービス保証と、首都圏では購入後1年間の無料点検サービスが提供されています。さらに、戸建ての再生販売、賃貸、仲介、リノベーション内装請負、不動産直販プラットフォームの運営、省エネリノベーションのフランチャイズ運営なども手掛けています。

ソリューション事業分野では、不動産事業の開発・販売・賃貸・管理・仲介、新築マンションの開発・販売、リースバック事業、不動産小口化商品の販売、ホテルなどの宿泊業を展開しています。これらの事業を通じて、インテリックスグループは不動産市場における多様なニーズに応える幅広いサービスを提供しています。

インテリックスグループは、これら2つの事業セグメントを核として、不動産市場における総合的なサービスを提供し、顧客満足度の向上を目指しています。

経営方針

インテリックス株式会社は、リノベーション事業とソリューション事業を2つの主要な柱として展開しています。同社は、中古マンションのリノベーションを通じて、新たな市場の創出に努めています。また、企業理念に基づき、人と社会と新しい価値をつなぎ、すべての人にリノベーションで豊かな生活を提供することを目指しています。

経営環境においては、新築マンションの供給が低水準に留まる中、リノベーションされた中古マンションへの需要が中長期的に堅調に推移すると見込んでいます。さらに、カーボンニュートラルへの取り組みとして、省エネリノベーション「ECOCUBE(エコキューブ)」の導入を進め、CO2削減に貢献しています。

中期経営計画においては、2022年6月から2025年5月を対象期間とし、不透明な不動産市況を考慮して数値目標の見直しを行っています。中期重点方針としては、循環型リノベーションモデルの促進、環境負荷の小さいリノベーションマンションの供給、機能性とデザイン性を高めたリノベーション、不動産売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」の開発・普及、地域活性化を含む各種取り組みを実施しています。

これらの取り組みを通じて、インテリックスは社会が抱える様々な課題の解決と企業価値の向上に努め、持続可能な社会の実現を目指すサステナビリティ経営を実践しています。同社は、これらの戦略を基に、顧客満足度の向上と新たな価値の創造に取り組んでいます。