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カチタスJP:8919
沿革
1978年9月 |
群馬県桐生市に資本金1,000万円で石材業を目的に株式会社やすらぎを設立 |
1988年12月 |
宅地建物取引業の免許を取得し、不動産の売買、代理業を開始 |
1989年1月 |
建築部及び不動産部を開設し、戸建住宅の販売業を開始 事業領域の拡大のため不動産事業を開始 |
1990年2月 |
賃貸部を開設し、不動産の賃貸業を開始 |
1998年8月 |
民事執行法改正に伴い、不動産競売物件を落札し、リフォーム後に販売する事業形態(中古住宅再生事業)を確立 営業店舗を群馬県桐生市に開設 |
1999年3月 |
高崎支店を開設 |
2001年7月 |
東京本部を中央区八丁堀に開設 |
2003年6月 |
事務処理能力の拡充のため群馬県みどり市笠懸町にマネジメントセンターを開設 |
2003年10月 |
株式会社プロパティーを設立 |
2004年2月 |
株式会社名古屋証券取引所セントレックス市場に上場 |
2004年8月 |
株式会社YUTORI債権回収を設立 |
2004年9月 |
株式会社バリュー・ローンを設立 |
2005年4月 |
業容拡大に伴う事務処理能力の更なる拡充のため群馬県桐生市琴平町にマネジメントセンターを移転 |
2006年2月 |
株式会社バンカー及びやすらぎ共済株式会社を設立 |
2006年11月 |
やすらぎ共済株式会社を解散 |
2008年3月 |
株式会社YUTORI債権回収を売却 |
2008年8月 |
株式会社バンカーを解散 |
2009年7月 |
東京本部を中央区新川に移転 |
2009年10月 |
株式会社プロパティーを吸収合併 |
2012年3月 |
日本住宅再生株式会社による当社株式に対する公開買付の実施により当社は日本住宅再生株式会社の子会社となる |
2012年7月 |
株式会社名古屋証券取引所セントレックス市場上場廃止 |
2012年10月 |
株式会社バリュー・ローンを売却 |
2013年1月 |
日本住宅再生株式会社を吸収合併 |
2013年7月 |
社名を株式会社カチタスへ商号変更 |
2016年2月 |
経済産業省により「先進的なリフォーム事業者表彰経済産業大臣賞」を受賞 |
2016年3月 |
株式会社リプライス(現・連結子会社)の株式を全部取得 同社子会社である総合都市開発株式会社及び株式会社アークティブも連結子会社化 |
2016年9月 |
総合都市開発株式会社及び株式会社アークティブを売却 |
2017年4月 |
株式会社ニトリホールディングスと資本・業務提携契約を締結 |
2017年10月 |
第17回「ポーター賞(一橋大学大学院国際企業戦略研究科主催)」を受賞 |
2017年12月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
カチタス株式会社とその連結子会社である株式会社リプライスは、中古住宅再生事業を主軸に展開しています。カチタスは、地域に根差した全国140店舗を通じて、中古住宅を自ら調査し、仕入れ、リフォーム後に販売する一気通貫のビジネスモデルを採用しています。2023年3月期には6,927件の物件を販売し、累計販売件数は7万件を超える実績を持ちます。同社は、「リフォーム済みの中古再生住宅」という選択肢を提供し、新築や現況の中古、賃貸とは異なる市場を開拓しています。
カチタスの事業は、仕入れ、商品化、販売の3つのプロセスに分かれています。仕入れでは、主に買取仕入れに注力し、競売仕入れも行っていますが、買取仕入れが98.0%を占めています。商品化プロセスでは、仕入れた中古住宅をリフォームし、清潔で快適な住宅に再生します。この段階では、キッチンやトイレなどの水回り交換、壁紙や床の張替え、間取り変更などを行います。販売プロセスでは、自社販売と仲介販売の両方を行い、2023年3月期には合計6,927件の販売実績があります。
リプライスは、カチタスとは異なり、比較的築浅の中古住宅を取り扱い、簡易的なリフォームを施して販売しています。リプライスの事業モデルは、在庫回転率の向上に貢献しています。
カチタスグループは、中古住宅再生事業を通じて、地域社会と顧客に新たな住まい選びの選択肢を提供し、中古住宅市場における付加価値の創出に努めています。
経営方針
カチタスは、中古住宅再生事業を通じて、地域社会と顧客に新たな住まい選びの選択肢を提供し、中古住宅市場における付加価値の創出に努めています。同社は、地域に根差した全国140店舗を通じて、中古住宅を自ら調査し、仕入れ、リフォーム後に販売する一気通貫のビジネスモデルを採用しており、2023年3月期には6,927件の物件を販売し、累計販売件数は7万件を超える実績を持ちます。
カチタスグループは、第3次中期経営計画(2022年度から2024年度)を発表し、年間販売件数1万件超を将来的な目標としています。この計画では、売上高及び営業利益の年平均成長率を10%とし、売上高1,340億円、営業利益175億円を目指しています。また、在庫回転率と営業利益率を高い水準で維持向上させること、資産効率性の指標であるROAを20%以上とすること、資本効率性も高い水準を維持することを経営指標として定めています。
成長戦略として、新卒中心の採用・各種制度拡充を通じた従業員のリテンション強化、店長以上の人材の育成・輩出の継続、BPRを通じた業務全体の最適化やシステム導入の検討による生産性の向上、住宅供給の重要なパートナーである工務店と大工の取り扱い能力の拡充、既存事業の成長加速に向けたM&Aの検討強化などを挙げています。
カチタスグループは、中古住宅再生事業を通じて、地域の活性化・発展を支援し続けることを目指しています。また、サステナビリティ経営にも注力し、環境保護に寄与するとともに、社会課題の解決に貢献していく方針です。