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イオンモールJP:8905
沿革
年月 |
事項 |
1911年11月 |
岐阜県神田町において「生糸・まゆ・山海の産物・果物等の売買または委託仲立ち」を目的とした「岐阜繭糸株式会社」を設立する。 |
1970年5月 |
現当社の親会社である「ジャスコ株式会社」(現「イオン株式会社」)が当社を買収し、ジャスコグループ(現イオングループ)の一員となる。 |
1973年4月 |
商号変更を行い「ジャスコ不動産株式会社」とする。 |
5月 |
本店を大阪市北区曽根崎上に移転する。 |
8月 |
「ジャスコ不動産株式会社」「株式会社やまとや」「岡惣不動産株式会社」の3社が「ジャスコ不動産株式会社」を存続会社として合併、資本金を30百万円とし、新会社の商号を「ジャスコ興産株式会社」に変更する。 |
11月 |
本店を大阪市福島区大開に移転する。 |
1974年12月 |
アメリカンファミリー生命保険会社の生命保険募集人登録を行い、生命保険代理業に進出する。 |
1978年8月 |
「酒田ショッピングセンター株式会社」「ジャスコパーク株式会社」を合併し、資本金33百万円と なる。 |
1984年6月 |
「株式会社グリーンシティ」を合併する。 |
12月 |
「仙都地域開発株式会社」を合併する。 |
1988年2月 |
「テイサン貝塚ショッピングセンター株式会社」を合併し、資本金は99百万円となる。 |
1989年9月 |
第三者割当有償増資を実施し、資本金4,000百万円となる。 |
10月 |
商号を「イオン興産株式会社」に変更し、新たに大規模ショッピングセンターの開発・運営を行う ショッピングセンター(SC)事業を開始する。 |
1992年11月 |
青森県柏村にイオン柏ショッピングセンター(現イオンモールつがる柏)が完成し、営業を開始する。 |
1993年2月 |
青森県下田町に第三セクター「下田タウン株式会社」を設立(資本金200百万円、当社出資比率70%) |
1994年1月 |
三重県鈴鹿市にショッピングセンター開発のために、「ベルシティ株式会社」を設立(資本金100百万円、当社出資比率85%) |
6月 |
本店を千葉市美浜区に移転する。 |
1997年6月 |
発行済株式5株を2株とする株式併合を実施する。 |
7月 |
第三者割当の有償増資を実施し、資本金4,650百万円となる。 |
1998年8月 |
「ベルシティ株式会社」「セブン開発株式会社」と合併し、資本金4,662百万円となる。 |
2001年6月 |
商号を「イオンモール株式会社」に変更する。 |
2002年7月 |
東京証券取引所市場第一部に株式を上場し、公募増資により資本金6,065百万円となる。 |
2003年8月 |
公募増資を実施し、資本金7,796百万円となる。 |
2007年8月 2008年2月 6月 |
「株式会社ダイヤモンドシティ」を合併し、資本金は16,662百万円となる。 保険代理店事業を「イオン保険サービス株式会社」に分割(資本金250百万円、当社出資比率48.7%)。 中華人民共和国北京市にAEON MALL (CHINA) BUSINESS MANAGEMENT CO.,LTD.を設立する。(資本金40,000千米ドル、当社出資比率100%) |
2011年2月 8月 |
「イオン保険サービス株式会社」の全保有株式を売却する。 カンボジア王国プノンペン市にAEON MALL INVESTMENT (CAMBODIA) CO.,LTD.(資本金10千米ドル、当社 出資比率49%)、AEON MALL (CAMBODIA) CO.,LTD.(資本金2,000千米ドル、当社出資比率100%) を設立する。 |
2012年8月 |
インドネシア共和国ジャカルタ市にPT. AEON MALL INDONESIA(資本金415,917百万IDR、当社出資比率99.3%)を設立する。 |
2013年1月 6月 7月 8月 9月 2016年3月 2019年8月 |
ベトナム社会主義共和国ハノイ市にAEON MALL VIETNAM CO., LTD.(資本金1,000千米ドル、当社出資 比率100%)を設立する。 公募増資を実施し、資本金39,742百万円となる。 第三者割当増資を実施し、資本金42,194百万円となる。 発行済株式1株を1.1株とする株式分割を実施する。 中華人民共和国天津市にAEON MALL (CHINA) CO.,LTD.(資本金33,900千米ドル、当社出資比率100%)を設立する。 簡易株式交換により、株式会社OPAを子会社化する。 株式取得により、株式会社横浜インポートマートを子会社化する。 |
年月 |
事項 |
2020年10月 2020年10月 2021年3月 2022年2月 2022年4月 2023年3月 |
シンガポール共和国にAEON MALL SINGAPORE PTE. LTD.(資本金16,150千米ドル、当社出資比率100%)を設立する。 ミャンマー連邦共和国にAEON MALL MYANMAR CO., LTD.(資本金23,000千米ドル、当社出資比率70%) を設立する。 株式会社OPAが新設する100%子会社を承継会社として会社分割(新設分割)し、分割会社を当社が 吸収合併する。 カンボジア王国シアヌーク州にAEON MALL (CAMBODIA) LOGI PLUS CO.,LTD.(資本金510米ドル、当社 出資比率100%)を設立する。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行する。 株式会社マリモと資本業務提携を開始する。 |
事業内容
イオンモールは、イオン株式会社を親会社とする大手ディベロッパー企業です。同社グループは、国内外に53の連結子会社を擁し、主にモール事業を展開しています。
同社の事業セグメントは大きく分けて2つあります。1つは、同社が直接運営するモール事業で、国内外に多数の大型商業施設を展開しています。もう1つは、都市型ショッピングセンター事業で、株式会社OPAなど3社が手がけています。
モール事業では、同社が一般テナントの店舗を賃貸するほか、イオングループ各社のGMS(総合スーパー)事業を営むイオンリテール株式会社などにも店舗を提供しています。同社はイオングループのディベロッパー事業の中核を担う存在です。
国内では、「イオンモール」ブランドで大型商業施設を展開。近年は都市部への出店も進めており、「AEON MALL」ブランドで都市型ショッピングセンターも手がけています。海外では、中国を中心に35の連結子会社を持ち、「AEON MALL」ブランドで大型商業施設の開発・運営を行っています。その他、カンボジア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、ミャンマーにも進出しています。
また、同社はイオンリテール株式会社およびイオン東北株式会社の49の商業施設の管理・運営業務も受託しています。グループ内外の商業施設の運営ノウハウを活かし、安定的な収益基盤を築いています。
経営方針
イオンモールは、「お客さま第一」を基本理念とし、地域とともに「暮らしの未来」をつくるライフデザインディベロッパーを目指しています。
中期経営計画(2023~2025年度)では、「国内外におけるリージョナルシフトの推進」と「ヘルス&ウエルネスプラットフォームの創造」を取り組み方針として掲げています。
具体的な成長施策として、海外の成長市場での事業機会の発掘と事業化、国内でのビジネスモデル改革の推進、既存事業の枠組みにとらわれない新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。
また、サステナブル視点での財務基盤の強化と組織体制の構築を基盤構築として進めていきます。
2025年度には、国内外の事業ポートフォリオの構築と連結営業利益850億円の達成を目指しています。海外事業では50モール体制と営業利益270億円(利益率20%)の実現をめざします。
さらに、ESG経営の深化に向けて、地域・社会インフラ開発、地域とのつながり、環境、ダイバーシティ・働き方改革、責任あるビジネスの推進などの重要課題(マテリアリティ)に取り組んでいます。