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アドバンテッジリスクマネジメントJP:8769
沿革
1995年1月 |
㈱アドバンテッジインシュアランスサービスを設立し、団体長期障害所得補償保険(以下GLTD)の取扱開始 |
1999年3月 |
事業拡大に合わせ、グループ統括会社として㈱アドバンテッジリスクマネジメント(現当社)を設立 |
1999年6月 |
㈱日本長期信用銀行(現㈱SBI新生銀行)より長栄㈱の営業譲渡を受け、㈱長栄アドバンテッジを設立 |
1999年9月 |
㈱日本債券信用銀行(現㈱あおぞら銀行)より九段エージェンシー㈱の営業譲渡を受け、㈱九段アドバンテッジを設立 |
2000年6月 |
欧州型取引信用保険(クレジットインシュアランス)の取扱開始 |
2000年7月 |
ライフプラン分野への事業展開に伴い㈱アドバンテッジライフプランニングを設立 |
2000年7月 |
㈱新生銀行(現㈱SBI新生銀行)より㈱長栄アドバンテッジへ5%資本参加を実施 |
2002年4月 |
本社オフィスを、東京都港区芝公園から現在地(目黒区上目黒、中目黒GTタワー)に移転 |
2002年8月 |
従業員のメンタルヘルスサポートサービス「アドバンテッジEAP(Employee Assistance Programの略)」の開発・提供で東京海上メディカルサービス㈱(現東京海上日動メディカルサービス㈱)と業務提携し、本格的にサービスの提供を開始 |
2002年11月 |
㈱イーケーシーより保険代理業の営業譲渡を受ける |
2003年1月 |
㈱セントラル保険エージェンシーより生命保険部門の営業譲渡を受ける |
2003年7月 |
㈱九段アドバンテッジを東京海上火災保険㈱(現東京海上日動火災保険㈱)に売却 |
2003年9月 |
企業基盤の強化と競争力の強化を図るため、㈱アドバンテッジインシュアランスサービスと㈱長栄アドバンテッジを合併 |
2004年2月 |
アドバンテッジリスクマネジメントグループの機能整理の一環として㈱アドバンテッジライフプランニングを解散 |
2004年8月 |
事務アウトソースに参入するため、㈱アイ・ビー・コーポレーションに資本参加 |
2004年9月 |
㈱アプラス及び関連会社より保険代理部門の営業譲渡を受ける |
2006年1月 |
株式交換により、㈱アドバンテッジインシュアランスサービスの100%子会社化を実施 |
2006年3月 |
㈱オーエムシーカード(現SMBCファイナンスサービス㈱)と共同出資で㈱エフバランスを設立 |
2006年12月 |
大阪証券取引所ヘラクレスに株式を上場 |
2007年10月 |
㈱フォーサイトの100%子会社化を実施 |
2008年2月 |
㈱アイ・ビー・コーポレーションの100%子会社化を実施 |
2008年3月 2008年4月 2008年10月 2009年2月 |
㈱ライフバランスマネジメントの100%子会社化を実施 関連会社㈱エフバランスの解散 完全子会社である㈱アドバンテッジインシュアランスサービスを吸収合併 完全子会社である㈱アイ・ビー・コーポレーションを吸収合併 |
2009年10月 |
完全子会社である㈱フォーサイト及び㈱ライフバランスマネジメントを吸収合併 |
2009年10月 |
グループ内に研究機関として㈱ARM総合研究所を設立 |
2010年3月 |
企業における従業員の生産性向上と組織活性化のための包括的・総合的なメンタルヘルスケア支援プログラム「アドバンテッジタフネス」提供を開始 |
2010年7月 |
㈱イー・キュー・ジャパンより「感情知能(EQ)」といわれる理論を基にした検査、人材育成、組織分析等の事業の全部を譲り受け |
2010年11月 |
EQ能力とストレス耐性の高い人材を見極めることのできる採用テスト「アドバンテッジインサイト」提供を開始 |
2011年3月 2011年7月 |
丸紅セーフネット㈱に対し保険代理部門の事業の一部を譲渡 中堅中小企業向けにサービス販売を行うビジネスパートナー(販売代理店)制度開始 |
2011年11月 |
中国・上海に当社100%出資の子会社優励心(上海)管理諮詢有限公司を設立 |
2013年4月 |
休業者管理サービス「H-ARM-ONY(ハーモニー)」提供を開始 メンタルヘルスに対応できる産業医・産業保健師の業務委託サービス提供を開始 |
2015年4月 |
労働安全衛生法改正(2015年12月施行)によるストレスチェック義務化を踏まえた法制化対応商品として新「アドバンテッジタフネス」提供を開始 |
2016年3月 |
優励心(上海)管理諮詢有限公司の清算結了 |
2017年3月 |
東京証券取引所市場第二部に市場変更 |
2017年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2021年4月 |
リソルライフサポート㈱の株式を取得し持分法適用関連会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年6月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行 |
2023年2月 |
リソルライフサポート㈱との資本関係解消及び新業務提携契約を締結 |
事業内容
アドバンテッジリスクマネジメント株式会社とその子会社、株式会社ARM総合研究所は、人々が安心して働ける環境と企業の活力ある個と組織を創ることを目指しています。同社は、メンタルヘルスの予防や不調者対応、エンゲージメント向上、人材採用・育成支援などを含むメンタリティマネジメント事業、病気やケガで長期間働けなくなった方を経済的にサポートするGLTD制度の構築・運用支援を中心とした就業障がい者支援事業、そして個人や企業のリスクに対して保障やスキームの商品を提案するリスクファイナンシング事業を展開しています。
メンタリティマネジメント事業では、アドバンテッジタフネス、アドバンテッジウェルビーイングDXP、アドバンテッジpdCa(ピディカ)、アドバンテッジEAP、アドバンテッジインサイト、EQ研修プログラム、産業医・産業保健師の業務委託サービス、健診管理システムなどのサービスを提供しています。これらのサービスを通じて、従業員と組織のメンタルヘルスケア、ストレス管理、人材育成、健康診断業務の効率化などをサポートしています。
就業障がい者支援事業では、GLTD販売、付帯サービス、アドバンテッジハーモニーを提供し、就業不能になった従業員とその家族を経済的にサポートするとともに、復職支援や休業者・復職者管理業務の負担軽減を図っています。
リスクファイナンシング事業では、損害保険会社11社、生命保険会社8社との代理店契約を通じて、個人や企業の様々なリスクに対応した保険商品を提供しています。これにより、個人の保険加入や見直し、企業のリスク管理をサポートしています。
アドバンテッジリスクマネジメント株式会社は、これらの事業を通じて、働く人々のメンタルヘルスケアと組織の活性化、リスク管理の三つの柱で、企業と従業員の両方を支えるサービスを展開しています。
経営方針
アドバンテッジリスクマネジメントは、企業と働く人々のウェルビーイングを支援することを目的とした成長戦略を推進しています。同社は、「ウェルビーイング領域におけるNo.1プラットフォーマーへ」という目標を掲げ、2021年から2023年を対象期間とする中期経営計画を策定しました。この計画の中心には、「アドバンテッジウェルビーイングDXP」というデータマネジメントプラットフォームがあります。このプラットフォームは、人事労務関連データの集約と分析を通じて、企業の課題解決をサポートすることを目的としています。
同社は、従来の事業ドメインを内包するウェルビーイング関連領域でのソリューション提供をリーディングカンパニーとして位置づけ、SaaSによる課題解決策の展開、BtoBtoE領域への進出、資本提携やオープンイノベーションの加速、人材育成強化、ITケイパビリティの強化を重点テーマとしています。これらの施策を通じて、顧客企業の生産性向上と従業員のウェルビーイングの実現を目指しています。
また、同社は市場環境の変化や競合の状況にも注目しており、働き方改革や健康経営への取り組みが企業にとっての重要な経営課題であると認識しています。これらの課題に対応するため、同社は自社の商品やサービスの差別化を図り、顧客企業に対して真のウェルビーイングの実現を支援することで、市場における優位性を確保していく戦略を掲げています。