- 日本企業
- 東洋証券
東洋証券JP:8614
事業内容
東洋証券グループは、東洋証券とその子会社1社で構成されています。主な事業は、有価証券の売買やその受託、引受け、売出しの取り扱い、その他の金融商品取引業です。国内の金融商品取引市場を中心に営業拠点を設け、投資や金融サービスを提供しています。
具体的には、東洋証券は個人や法人向けに株式や債券の売買を行い、投資信託や保険商品などの金融商品を提供しています。また、企業の資金調達を支援するために、有価証券の引受けや売出しも手がけています。これにより、顧客の多様なニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
東洋証券は、資本コストや株価を意識した経営を実現するため、第六次中期経営計画を見直しました。この計画では、株主や投資家、顧客、従業員を含むすべてのステークホルダーの期待に応えることを目指しています。具体的には、PBR1倍以上の達成を目指し、企業価値の向上を図る方針です。
同社の成長戦略は、「お客さまの信頼獲得」、「付加価値サービスの提供」、「得意分野の選択・集中」に重点を置いています。これにより、2028年3月期までにROE8%以上の達成を目指しています。また、コスト構造改革を進め、経営資本の有効活用を図ることも重要な施策としています。
重点施策として、対面サービスの質と量の強化や、きめ細やかなアフターフォローを通じた顧客満足度の向上を掲げています。また、コンサルティングサービスの強化や、中国株のパイオニアとしてのブランド再構築も進めています。さらに、アジア関連投資信託やIFAプラットフォームビジネスの強化を図っています。
コスト構造改革「Project EST」では、トップダウン・ボトムアップ型の改善を通じて、適切なコスト削減を実施。これにより、成長分野への資金投資を可能にし、経営資本の有効活用を目指しています。これらの施策を通じて、東洋証券は持続的な成長を追求しています。