丸三証券JP:8613

時価総額
¥645億
PER
有価証券を中核とした投資・金融サービス業を展開し、売買や引受け、売出しの取扱いを行う。

事業内容

丸三証券は、主に有価証券を中核商品とする投資・金融サービス業を展開しています。この会社は、有価証券の売買や売買の委託の媒介、引受け、売出し、募集の取扱いなど、幅広い金融商品取引業を行っています。これにより、投資家に多様な投資機会を提供しています。

具体的な業務内容としては、顧客のニーズに応じた有価証券の売買の仲介や、企業の資金調達を支援するための有価証券の引受け、売出しを行っています。また、金融商品取引業として、その他の関連サービスも提供しています。これにより、顧客の資産運用をサポートしています。

丸三証券は、丸三ファイナンス株式会社から一部の店舗を賃借しており、2025年4月1日には、丸三ファイナンス株式会社を吸収合併する予定です。この合併により、事業の効率化とサービスの拡充を図ることが期待されています。

経営方針

丸三証券は、独立性を重視し、顧客本位のサービス提供を通じて顧客満足度の向上を目指しています。同社は、質の高いサービスを提供し、経営の効率化を進めることで企業価値を高め、ステークホルダーへの利益還元を充実させることを最重要課題としています。

同社は、顧客のライフプランや投資目的を理解し、資産運用の提案を通じて顧客の資産形成に貢献することを社会的使命としています。売買手数料依存から脱却し、残高連動報酬を基盤とした収益構造の確立を目指し、株式投信純増計画を実施してきました。

2024年度からは新たな中期経営計画を策定し、株式営業では目利き力と提案力を強化し、個別銘柄の残高増加を図っています。投資信託営業では、良質なファンドの長期保有を推進し、信託報酬による安定した業績を目指しています。

さらに、ゴールベースアプローチによるファンドラップ事業の開始や、引受主幹事案件の獲得拡大にも注力しています。これらの施策を通じて、中期的に資本コストを上回るROEの達成を目指しています。