丸三証券JP:8613

時価総額
¥672.6億
PER
33.3倍
有価証券の売買や委託媒介、引受け、募集・売出し取扱い、その他金融商品取引を主軸に展開。

沿革

1910年1月

丸三多田岩吉商店として営業開始

1925年8月

丸三長尾秀一商店と改称、東京株式取引所一般会員となる

1944年3月

入サ証券株式会社の株式を買取り、丸三証券株式会社に商号を変更

1948年9月

証券取引法に基づく証券業者として登録

1949年1月

調査誌「丸三レポート」を創刊

1949年4月

東京証券取引所の正会員となる

1968年4月

改正証券取引法による証券業の免許取得

1971年6月

丸三土地建物株式会社を設立

1983年3月

丸三ファイナンス株式会社(現連結子会社)を設立

1983年12月

資本金を30億5,000万円に増資し、総合証券会社となる

1986年2月

丸三エンジニアリング株式会社を設立

1986年5月

資本金を83億450万円に増資し、当社株式を東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場

1986年6月

当社初の専用ファンド「CBポートフォリオ'86」発売

1987年10月

パソコンによる投資情報(マックス)サービス、ホームトレードサービス開始

1988年3月

当社株式が東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定される

1990年6月

新パソコン投資情報システム(スーパーマックス)サービス開始

1995年8月

株式会社エムエスシーを設立

1996年3月

資本金を100億円に増資する

1997年7月

オンライントレードサービス開始

1998年7月

証券総合口座取扱開始

1998年8月

第1回ストックオプション実施

1998年12月

改正証券取引法に基づく証券会社として登録

1999年3月

第1回自己株式消却実施

2000年6月

オンライントレードサービスネームを「マルサントレード」に変更

ロゴマーク、キャラクター「まるさん」を採用

2002年11月

福生支店を新宿支店に、帯広支店を通信販売部コールセンターに統合し、店舗数は27か店となる

2005年5月

アドバイス付インターネット取引「MARUSAN-NET」サービス開始

2006年6月

単元株式数を1,000株から100株へ変更

2007年9月

金融商品取引法に基づく金融商品取引業者として登録

2013年2月

株式会社エムエスシーを清算

2013年9月

二子玉川支店を開設(高津支店より移転)

2013年10月

本店所在地を東京都中央区日本橋より東京都千代田区麹町に移転

2014年3月

大泉学園営業所を開設

2014年4月

日吉営業所を開設

2014年10月

丸三ファイナンス株式会社が丸三土地建物株式会社を吸収合併

2015年3月

高田支店を上越支店に、今市支店を日光支店に名称変更

2020年8月

日本橋支店を開設(三ノ輪支店より移転)

2022年4月

東京証券取引所の市場区分変更に伴いプライム市場へ移行

2022年7月

マルサントレードに係る事業等に関する権利義務を吸収分割により岡三証券株式会社へ承継

事業内容

丸三証券グループは、主に投資・金融サービス業を展開しています。このグループは、有価証券の売買や委託の媒介、有価証券の引受け及び売出し、さらには有価証券の募集や売出しの取扱いなど、多岐にわたる金融商品取引業務を手掛けています。これらのサービスは、投資家が市場での取引を行う際に不可欠なものであり、丸三証券グループはこれらのニーズに応えるための幅広いサービスを提供しています。

また、同社は物理的なインフラとして、丸三ファイナンス株式会社から店舗の一部を賃借しており、IT関連のサポートについては丸三エンジニアリング株式会社に委託していました。しかし、2023年6月1日には、丸三証券が丸三エンジニアリング株式会社を吸収合併し、後者は消滅会社となりました。この合併により、同社はITシステムの内製化を進め、より一層の効率化とサービスの質の向上が期待されます。

丸三証券グループの事業構造は、これらのサービスと内部のサポート機能を通じて、顧客に対して包括的な金融ソリューションを提供することにより、その競争力を維持し、市場での地位を確固たるものにしています。

経営方針

丸三証券グループは、独立系の金融サービス企業として、顧客本位のサービス提供を最重要課題と位置づけ、企業価値の向上に努めています。同社は、お客様のニーズに応える質の高いサービスの提供を通じて、経営の効率化を進め、ステークホルダーへの利益還元を目指しています。また、お客様のライフプランや投資目的に合わせた資産運用の提案を行い、資産形成への貢献を社会的使命として掲げています。

同社は、売買手数料依存の収益構造から脱却し、残高連動報酬を基盤とした収益構造の確立を目指しています。このために、「第四次株式投信純増3ヵ年計画」に取り組んでおり、営業基盤の強化を進めています。さらに、長期的な顧客関係の構築のために、役職員の専門性向上と職業倫理の保持にも力を入れており、研修や勉強会の実施、内部管理態勢の強化に努めています。

成長戦略の一環として、同社はITシステムの内製化を進めており、2023年6月1日には丸三エンジニアリング株式会社を吸収合併しました。この合併により、効率化とサービスの質の向上が期待されます。丸三証券グループは、これらの戦略を通じて、顧客に対して包括的な金融ソリューションを提供し、市場での競争力と地位の強化を目指しています。