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鳥取銀行JP:8383
事業内容
鳥取銀行は、銀行業務を中心に多様な金融サービスを提供しています。具体的には、預金業務、貸出業務、商品有価証券売買業務、有価証券投資業務、内国為替業務、外国為替業務などを行い、地域に密着した営業活動を展開しています。
鳥取銀行の関連会社には、株式会社とりぎんカードサービスがあり、クレジットカード業務を手がけています。また、とりぎんリース株式会社はリース業務を行い、とっとりキャピタル株式会社はベンチャーキャピタル業務を担当しています。これらの会社は、鳥取銀行の金融サービスを補完する役割を果たしています。
さらに、鳥取銀行は投資事業有限責任組合を2組合持っていますが、これらは重要性が乏しいため、連結の範囲及び持分法の対象から除外されています。これにより、銀行業務を中心にしつつ、関連会社を通じて多角的な金融サービスを提供しています。
経営方針
鳥取銀行は、「地域社会への貢献と健全経営」を基本理念とし、2024年4月に「地域社会の未来を『創る』『守る』『支える』」という新たなパーパスを制定しました。このパーパスに基づき、地域社会の発展を力強くリードするコンサルティングバンクを目指しています。
同社は2026年度までの中長期ビジョンとして、「地域を支え地域社会の発展に全力を尽くす」「プロフェッショナル人財を育成する」「強靭な経営体質を構築する」という3つのミッションを掲げています。これにより、地域企業の発展と住みよい社会の創造を目指しています。
2021年度から2023年度の中期経営計画「共創Innovation」の目標を概ね達成し、2024年度から2026年度にかけて「for the FUTURE ~未来に向けて~」という新たな中期経営計画に取り組んでいます。この計画では、地域価値の創造やコンサルティングの深化、経営基盤の強化、人的資本経営の実践を重点テーマとしています。
また、同社は「収益性」「健全性」「効率性」「専門性」の4つの視点で計数目標を設定しています。具体的には、2026年度までに経常利益20億円、自己資本比率8%程度、コアOHR80%台前半、行内プロフェッショナル人財150人を目指しています。これにより、持続可能な地域社会の実現を図ります。