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銀座山形屋JP:8215
沿革
1907年5月 |
山形屋洋服店を創業 |
1946年11月 |
株式会社山形屋を設立 |
1962年1月 |
東京オーダーソーイング株式会社設立(1970年5月に商号を日本ソーイング株式会社に変更) |
1971年1月 |
株式会社ギンザヤマガタを設立し、チェーンストア展開 |
1972年1月 |
ジェスロ株式会社設立(現・日本ソーイング株式会社[工場]連結子会社) |
1980年3月 |
株式会社ギンザヤマガタを吸収合併し、商号を株式会社銀座山形屋に変更 |
1982年1月 |
日本ソーイング株式会社は、受注センターを4社に分社 |
1983年2月 |
日本ソーイング株式会社は、受注センター会社4社を合併(日本ソーイング株式会社[受注センター](2000年3月31日解散)) |
1983年3月 |
日本ソーイング株式会社を吸収合併 |
1987年9月 |
株式を店頭登録 |
1988年9月 |
株式会社(旧)銀座ファッションを設立(2000年3月6日清算結了) |
1988年10月 |
株式会社東京ファッションを設立(2000年3月6日清算結了) |
1992年12月 |
株式会社ワイズを設立 |
1993年7月 |
株式会社ベネックスを設立 |
1995年10月 |
株式会社ワイズの本店を札幌市に移転し、商号を日本ソーイング北海道株式会社に変更(連結子会社)(2004年3月2日清算結了) |
1997年9月 |
株式会社ベネックスの商号を株式会社プロデュースに変更 |
1998年12月 |
株式会社アルファベッツを設立 |
1999年9月 |
株式会社銀座ファッションを東京都中央区に設立(連結子会社)(2005年10月25日清算結了)し、同年10月、解散した旧銀座ファッション及び旧東京ファッションの事業を承継 |
2000年3月 |
株式会社銀座ファッションの本店を岩手県一戸町に移転 株式会社アルファベッツの商号を株式会社エルメックス・ハウスに変更(連結子会社) |
2001年4月 |
株式会社銀座山形屋リテイリング(2003年12月24日清算結了)、株式会社ウィングロード、 |
2001年7月 |
紳士服販売事業を子会社に譲渡し、持株会社となる |
2002年4月 |
株式会社プロデュースの営業全部を日本ソーイング株式会社に譲渡し、商号を株式会社服装計画舎(2003年12月24日清算結了)に変更 |
2003年4月 |
株式会社シンパシー(2003年12月24日清算結了)の営業全部を㈱リベラルの100%出資子会 |
2003年5月 |
第三者割当の方法により560万株(増資後資本金2,727,560千円)の増資を行う |
2004年12月 2008年4月 2010年4月 2013年7月 2015年4月 2017年7月 2020年7月 2020年9月 2021年4月 2022年4月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 株式会社ヴァイソム、株式会社ディーエイチエスを吸収合併 ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 本店を東京都中央区湊に移転 ファクトリー玉野株式会社を設立 ファクトリー玉野株式会社の縫製事業を日本ソーイング株式会社へ事業移管 日本ソーイング株式会社 北海道工場閉鎖 株式会社銀座山形屋トレーディングを分離元企業とし、株式会社銀座山形屋トレーディング北日本と株式会社銀座山形屋トレーディング西日本へ新設分割実施 日本ソーイング株式会社を分離元企業とし、日本ソーイング福岡株式会社と日本ソーイング東京受注センター株式会社へ新設分割実施 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 |
事業内容
銀座山形屋株式会社とその連結子会社8社は、紳士服・婦人服などのアパレル製品の商品企画、製造、販売を中心に事業を展開しています。また、靴や鞄、衣料雑貨品、服飾雑貨品、洋服生地などの販売も手がけています。同社は、子会社の支配・管理を通じてこれらの事業を運営しています。
同社グループの事業は主に3つのセグメントに分かれています。第一に、小売事業では、㈱ウィングロードと㈱銀座山形屋トレーディング西日本が、オーダーメイドの紳士・婦人服やカジュアル洋品の小売販売を行っています。第二に、卸売事業では、㈱銀座山形屋トレーディングとその北日本、西日本の各社が、オーダーメイドの紳士・婦人服の卸売を担当しています。第三に、受託縫製事業では、日本ソーイング㈱やその福岡、東京受注センター、㈱銀座山形屋トレーディング北日本、西日本が、紳士・婦人服の受託縫製加工・販売を行っています。
これらの事業を通じて、同社グループはアパレル業界における幅広いニーズに応える製品とサービスを提供しています。また、ファクトリー玉野㈱は休眠会社として位置づけられています。同社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の適用を受けています。
経営方針
銀座山形屋は、紳士服・婦人服のオーダーメイドを中心に、靴や鞄などの販売も手がけるアパレル企業です。同社は、顧客からの支持を継続的に得ることを目指し、商品やサービスの価値を最大化することに努めています。その成長戦略の核となるのは、「世界一のオーダーメイド企業」を目指すこと、従業員全員がオーダーメイドのプロとして技術を磨き続けること、そして顧客満足度を高めることです。
具体的な施策として、同社は「銀座山形屋ブランド」をはじめとする複数のブランドを展開し、それぞれのブランドで異なる価値観やスタイルを提案しています。例えば、「サルトリアプロメッサブランド」ではクラシコイタリアスタイルをベースにした新しい価値観を、「ミスターナブランド」ではリラクシングエレガンスをテーマにした着こなしを提案しています。
また、同社は技術力の向上にも力を入れており、販売部門では販売員の育成、生産部門では縫製技能士の育成や定期的なOJT教育を通じて、高い品質の維持・向上を図っています。これらの取り組みを通じて、同社は「一客一客・一着一着」を大切にする企業基盤を構築し、100%のリピートオーダーを目指しています。
経営環境の変化に対応するため、同社は小売事業の付加価値の高い3ブランド店舗を柱に、地域的展開スピードを機動的に推進する戦略を採っています。これにより、同社は安定した利益とキャッシュフローを出せる経営基盤の確立を目指し、企業価値の向上に努めています。