- 日本企業
- フレンドリー
フレンドリーJP:8209
沿革
1954年8月 |
大阪市浪速区霞町に、資本金500千円をもって株式会社すし半を設立し、すし専門店「すし半新世界店」を経営。 |
1959年6月 |
商号を河重産業株式会社に変更。 |
1968年6月 |
商号を日本フードサービス株式会社に変更。 |
1971年8月 |
日本ファストフードサービスインダストリ株式会社(資本金10,000千円、大阪市浪速区)を吸収合併。 |
1971年10月 |
大阪府大東市に、郊外型大型レストラン1号店「ステーキ日本大東店」、和食レストラン「すし半大東店」出店。 |
1972年4月 |
本店を大阪市浪速区恵美須町に移転。 |
1974年3月 |
大阪府門真市に巣本工場新設。 |
1977年1月 |
「ステーキ日本」をファミリーレストラン「フレンドリー」に業態を変更。ファミリーレストランのチェーン展開を開始。 |
1978年8月 |
株式の額面金額変更のため日本フードサービス株式会社(旧商号陸水組)に吸収合併。 |
1978年10月 |
本店を大阪府大東市寺川に移転。野崎工場を建設。巣本工場設備を移転。 |
1984年8月 |
大阪府堺市に、居酒屋風シーフードレストラン1号店「ボンズ鳳店」出店。 |
1985年4月 |
商号を株式会社フレンドリーに変更。 |
1986年11月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1987年4月 |
大阪市淀川区宮原に新大阪本社事務所を設置。 |
1987年5月 |
野崎工場増設完了。 |
1987年7月 |
全額出資の子会社エフ・アール興産株式会社を設立。 |
1993年8月 |
大阪市淀川区宮原新大阪本社事務所を廃止。大東市の本店へ統合。 |
1997年4月 |
居酒屋風シーフードレストラン「ボンズ」を和食レストラン「団欒れすとらん・ボンズ」に業態を転換。 |
2002年2月 |
野崎工場ISO9002認証取得。 |
2003年3月 |
野崎工場ISO9001認証取得。 |
2003年4月 |
品質保証システム構築。 |
2005年3月 |
大阪府東大阪市に地鶏と旬魚・旬菜1号店「つくしんぼう布施南口駅前店」を出店。 |
2005年4月 |
大阪府枚方市に産直鮮魚と寿司・炉端1号店「源ぺい東香里店」を出店。 |
2009年9月 |
大阪府寝屋川市に釜揚げ讃岐うどん1号店「香の川製麺寝屋川昭栄町店」を出店。 |
2009年10月 |
大阪市中央区に新・酒場なじみ野1号店「なじみ野南海難波駅前店」を出店。 |
2011年6月 |
野崎工場を廃止。 |
2011年9月 |
本社移転(隣接地)。 |
2012年12月 |
全額出資の非連結子会社エフ・アール興産株式会社を清算結了。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2013年9月 |
大阪府堺市にフレッシュフレンドリー1号店「フレッシュフレンドリー美原店」を出店。 |
2014年8月 |
主要取引先金融機関である株式会社りそな銀行と連名にて、株式会社地域経済活性化支援機構に対して、事業再生計画に対する再生支援の申込みを行い、支援決定を受ける。 |
2014年10月 |
株式会社地域経済活性化支援機構に対して第三者割当による転換社債型新株予約権付社債、新株予約権の発行、並びに株式会社りそな銀行に対する債務の株式化を行い、資本金4,175百万円となる。 |
2017年4月 |
大阪市城東区に海鮮うまいもんや1号店「マルヤス水軍古市店」を出店。 |
2017年10月 |
大阪市住吉区にカフェレストラン1号店「ゴッツ我孫子店」を出店。 |
2018年5月 |
株式会社地域経済活性化支援機構による転換社債型新株予約権付社債、新株予約権の行使により、資本金4,675百万円となる。 |
2018年6月 |
株式会社ジョイフルによる公開買付けにより同社の子会社となる。 |
2019年1月 |
減資により資本金100百万円となる。 |
2020年6月 |
「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」以外の業態全49店舗を閉店。 |
2021年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 |
2022年2月 |
株式会社ジョイフルに対する優先株式の発行を行い、資本金900百万円となる。 |
2022年3月 |
減資により資本金50百万円となる。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
フレンドリー株式会社は、親会社である株式会社ジョイフルを中心とする企業グループの一員として、関西地区を主な市場としています。同社は、フードサービス事業に特化し、「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」というブランドでチェーン展開を行っています。この事業を通じて、同社は地域社会において高品質なうどんを提供し、顧客満足度の向上に努めています。
一方、親会社の株式会社ジョイフルは、洋食メニューを中心にしたレストラン事業を国内で展開しており、幅広い顧客層に対応したサービスを提供しています。ジョイフルグループ全体として、フードサービス業界における多様なニーズに応えるため、和食から洋食まで、様々な食文化を取り入れた事業展開を行っています。
フレンドリー株式会社と株式会社ジョイフルは、それぞれが特色ある事業を展開しながらも、グループ全体としてのシナジーを生み出し、食を通じた価値提供に努めています。これにより、顧客に対してはより豊かな食体験を、投資家に対しては安定した経営基盤と成長機会を提供しているのです。
経営方針
フレンドリー株式会社は、関西地区を中心に「釜揚げ讃岐うどん 香の川製麺」ブランドでフードサービス事業を展開しています。同社は、高品質なうどんの提供を通じて地域社会に貢献し、顧客満足度の向上を目指しています。一方、親会社である株式会社ジョイフルは、洋食中心のレストラン事業を国内で展開し、幅広い顧客層に対応しています。フレンドリー株式会社とジョイフルは、和食から洋食まで多様な食文化を取り入れた事業展開を行い、グループ全体としてのシナジーを生み出しています。
経営方針として、フレンドリー株式会社は低価格競争や店舗数拡大競争と一線を画し、「おいしい・たのしい・ここちいい」の三要素をトータルの付加価値として提供することを競争力の源泉としています。また、店舗ごとの採算を重視する経営スタイルを採用し、顧客満足度の向上と社員の自主性を尊重する企業風土の確立を目指しています。
中長期的な経営戦略としては、経営環境の変化と顧客ニーズに迅速に対応し、既存業態の再構築を図ることで業績回復と復配に目途を立てています。市場戦略では、業態ごとの「コンセプト」設定とトータル施策の実施、顧客満足度の向上を基軸とし、各店の立地や競合状況に応じた競争力対策を実施しています。利益・組織戦略では、店舗作業の抜本的見直しや採用・訓練体制の見直しによる効率化とコストコントロールの徹底を図り、本社部門の生産性向上と仕入部門のコストダウンを目指しています。
これらの戦略を通じて、フレンドリー株式会社は持続的成長と収益基盤の安定化を目指しています。