川辺JP:8123

時価総額
¥25.7億
PER
11.2倍
身の回り品事業ではハンカチーフやスカーフ、マフラー、タオル、雑貨の直営店舗と卸売業を展開し、フレグランス事業では香水の直営店舗と卸売業を手がける。

事業内容

川辺は、身の回り品事業とフレグランス事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。身の回り品事業では、ハンカチーフ、スカーフ、マフラー、タオル、雑貨などを取り扱い、直営店舗や卸売業を通じて販売しています。フレグランス事業では、香水を中心に直営店舗や卸売業で展開しています。

川辺の親会社である一広株式会社は、川辺の身の回り品事業向けにタオルを製造し、川辺に供給しています。子会社のレインボーワールド株式会社は、ハンカチーフやスカーフの捺染製造を担当しています。また、株式会社ソルティーは、ハンカチーフ、スカーフ、タオル、雑貨を製造し、川辺に販売しています。

さらに、川辺(上海)商貿有限公司は、中国市場において、川辺の身の回り品事業の商品であるハンカチーフや雑貨を卸売りしています。これにより、川辺は国内外での事業展開を強化し、多様なニーズに応えています。

経営方針

川辺は、顧客第一主義を基盤に革新的な発想を取り入れ、社会に喜びと満足を提供することを目指しています。同社は「人と人の繋がりを大切にするコト提案型企業」をビジョンに掲げ、心を動かす企業を目指しています。

中期経営計画「2023 NEXT」では、売上高145億50百万円、経常利益3億円、配当性向40%以上を目標としています。これにより、採算性の向上と強固な経営基盤の確立を図ります。

川辺の基本戦略は、グループ全体での連携によるモノ作りと販売です。新しいモノ作りや新規販路開拓、生産性向上、収益確保を通じて、独自の価値を提供します。

重点戦略として、既存事業の再生と成長、プリント工場を活かしたモノ作り、OMO強化による顧客とのシームレスなコミュニケーション、フレグランスの強化を掲げています。

全社戦略では、人財育成や財務強化、コーポレートガバナンスの向上を通じて、成長を支える基盤を強化します。これにより、安定した収益構造の確立を目指します。

川辺は、BtoBとBtoCの両面での事業展開を強化し、デジタルマーケティングを活用して直営店とEC事業を結びつけ、収益拡大を図ります。価値転嫁を進め、企業価値の向上を目指します。