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デサントJP:8114
沿革
1958年2月 |
スポーツウェアの製造販売を主たる目的として 株式会社石本商店 を大阪市に設立。 |
1961年4月 |
奈良県吉野郡に吉野工場を設置。 |
1961年9月 |
株式会社デサント へ社名変更。 |
1962年2月 |
東京都に東京営業所を設置(現 東京支店)。 |
1964年10月 |
伊藤忠商事株式会社、東洋紡績株式会社(現 東洋紡株式会社)、米国マンシングウェア社との提携により日本総発売元として、『マンシングウェア』の販売を開始。 |
1966年12月 |
兵庫県美方郡に村岡工場を設置。 |
1968年11月 |
奈良県吉野郡に下市工場を設置(現 吉野工場へ統合)。 |
1970年1月 |
北海道札幌市に札幌営業所を設置。 |
1970年2月 |
岩手県奥州市に水沢工場を設置。 |
1972年11月 |
福岡県福岡市に福岡営業所を設置。 |
1973年2月 |
宮崎県西都市に西都工場を設置。 |
1977年3月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式上場。 |
1980年1月 |
大阪証券取引所市場第一部へ指定替。 |
1980年3月 |
東京証券取引所市場第一部に株式上場。 |
1982年4月 |
ベンゼネラル株式会社の株式を取得(2022年3月清算結了)。 |
1982年8月 |
カナダに現地法人デサントカナダINC.(DESCENTE NORTH AMERICA INC.)設立(2021年3月清算結了)。 |
1984年11月 |
伊藤忠商事株式会社、東洋紡績株式会社(現 東洋紡株式会社)と『マンシングウェア』商標権を取得し、3社間で業務提携契約を締結。 |
1990年12月 |
スイス法人サラガン社より『アリーナ』及び『ルコックスポルティフ』両ブランドの日本を含む極東及び東南アジア諸国における商標権を取得。 |
1994年12月 |
中国に現地法人 BEIJING DESCENTE CO., LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
1998年1月 |
東京都豊島区に東京支店ビル(現 東京オフィス)竣工・移転。 |
1998年7月 |
米国法人アンブロインターナショナル社より『アンブロ』ブランドの日本国内における商標権を取得。 |
1999年1月 |
デサントアパレル株式会社 設立(現 連結子会社)。 |
2000年11月 |
韓国に現地法人 韓国デサント株式会社(現 DESCENTE KOREA LTD.) 設立(現 連結子会社)。 |
2003年11月 |
中国に現地法人 HONG KONG DESCENTE TRADING, LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
2004年2月 |
中国に現地法人 LE COQ SPORTIF (NINGBO) CO., LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
2006年2月 |
中国に現地法人 SHANGHAI DESCENTE COMMERCIAL CO., LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
2010年12月 |
シンガポールに現地法人 SINGAPORE DESCENTE PTE.LTD. 設立(2021年6月清算結了)。 |
2013年9月 |
韓国に現地法人 DK LOGISTICS LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
2013年12月 |
米国法人アイコニックスブランドグループ社の子会社より『アンブロ』ブランドの韓国における商標権を取得。 |
2015年1月 |
韓国に現地法人 DESCENTE GLOBAL RETAIL LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
2015年8月 |
PEDES INVESTMENTS LTD.他 同グループ子会社4社(イノヴェイトグループ)株式取得(2020年3月株式譲渡)。 |
2016年7月 |
中国にDESCENTE CHINA HOLDING LTD.他 同グループ子会社3社 設立(現 持分法適用関連会社)。 |
2016年9月 |
デサントジャパン株式会社 設立(現 連結子会社)。 |
2016年10月 |
中国に現地法人 ARENA (SHANGHAI) INDUSTRIAL CO., LTD. 設立(現 連結子会社)。 |
2017年4月 |
日本事業の再構築と強化を目的として、株式会社デサントの営む日本事業を会社分割の方法によりデサントジャパン株式会社へ承継。 |
2017年4月 |
奈良県吉野郡に吉野工場を移転・建替え。 |
2018年3月 |
アメリカに現地法人 DESCENTE ATHLETIC AMERICAS INC. 設立(2021年3月清算結了)。 |
2018年4月 |
韓国に現地法人 ARENA KOREA LTD. 設立(現 持分法適用関連会社)。 |
2018年7月 |
大阪府茨木市にスポーツアパレルの研究開発拠点として DISC OSAKA を開設。 |
2018年10月 |
韓国にシューズの研究開発拠点として DISC BUSAN を開設。 |
2019年12月 |
伊藤忠商事株式会社、東洋紡株式会社より共有持分の『マンシングウェア』商標権を取得し、当社へ一社集約。 |
2021年12月 |
大阪市天王寺区の本社土地及び建物を売却。本社を大阪市浪速区へ移転。 |
2022年4月 |
株式会社デサントの営む海外物販事業をデサントジャパン株式会社へ譲渡。純粋持株会社体制へ移行。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。 |
事業内容
デサントは、自社および子会社11社、関連会社7社で構成されるグループ企業であり、主にスポーツウェア及びその関連商品の製造・販売を手掛けています。関連商品には、シューズやバッグなどが含まれます。また、デサントグループには、株券等の取得及び保有を行うBSインベストメント株式会社や、総合商社である伊藤忠商事株式会社といった関係会社も存在します。
デサントの事業は、スポーツウェアの製造・販売に特化しており、アスリートやスポーツ愛好者に向けた高品質な製品を提供していることが特徴です。シューズやバッグなどの関連商品も、スポーツシーンをサポートするアイテムとして、幅広いニーズに応えるラインナップを展開しています。
このように、デサントはスポーツウェアと関連商品の製造・販売を核とした事業を展開しており、スポーツのあらゆるシーンで活躍する製品を提供することで、スポーツ文化の発展に貢献しています。
経営方針
デサントは、2022年3月期から2024年3月期までの中期経営計画「D-Summit 2023」を策定し、日本、韓国、中国の3つの市場で安定的な収益を目指す成長戦略を推進しています。この計画では、地域別戦略の実行、日本事業の収益改善、そしてモノづくりの強化の3つの重点戦略を掲げています。
日本では収益性の向上を、韓国では安定成長を、中国では規模拡大を目指し、それぞれ地域特有の戦略を実行しています。日本事業では、DTC(Direct to Consumer)事業の強化を中心に、商品企画及び流通改革を進め、収益性の向上を図っています。また、基幹システムの刷新や新人事制度への転換を通じて、経営効率の向上を目指しています。
モノづくりの強化では、プレミアムスポーツウェアとしての存在感を発揮し、「MoveWear」として動くためのウェアを展開しています。研究開発拠点(DISC)と自社工場を活用し、消費者ニーズに応える製品開発を進めています。さらに、マテリアリティ解決につながるモノづくりを目指しています。
財務目標としては、2024年3月期に営業利益8,500百万円、経常利益13,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益11,000百万円を計画しており、過去最高益を目指しています。また、日本事業におけるDTC構成比率の向上に重点を置き、2024年3月期終了時点で国内物販売上全体の55%以上を目標としています。
デサントは、社会から期待される責任を果たし、事業の持続可能な成長を促進させるため、環境保護活動への取り組み強化や組織風土づくり・人材活用など、マテリアリティ(重要課題)の解決に向けた取り組みを行っています。これらの戦略を通じて、デサントはスポーツを通して人々の身体と心を豊かにし、健全なライフスタイルの創造に貢献していくことを目指しています。