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興研JP:7963
沿革
1943年5月 |
興進会研究所の創業。 |
1952年2月 |
同所を株式会社に改組。 |
1963年12月 |
同社の製造・販売部門を分離独立し、興研株式会社を設立。埼玉県飯能市に飯能工場を新設。 |
1967年4月 |
埼玉県飯能市に飯能研究所を設置。 |
1968年12月 |
東京都保谷市(現西東京市)に保谷製作所を新設。 |
1976年10月 |
栃木県足尾町に足尾製作所を新設。 |
1977年1月 |
神奈川県二宮町に配送センターを新設。 |
1981年1月 |
コーケン防災システム株式会社を設立、労働安全衛生保護具の販売及び火事防災設備と作業環境改善設備の設計施工を同社に移管。 |
1984年12月 |
保谷製作所を埼玉県所沢市に移転し、所沢製作所として新設。 |
1985年6月 |
株式会社興進会研究所及び株式会社二宮製作所を吸収合併。 |
1986年12月 |
社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。 |
1987年7月 |
コーケン防災システム株式会社を吸収合併。 埼玉県狭山市に、狭山テクノヤードを新設し、飯能テクノヤードの一部を同テクノヤードに移設 (工場・製作所の呼称を全てテクノヤードに変更)。 |
1988年7月 |
狭山テクノヤード2期工事が竣工し、飯能テクノヤードの狭山テクノヤード移転が完了。 |
1989年8月 |
本社社屋を新築。 |
1992年3月 |
所沢研究所、研究棟を新築。 |
1997年12月 |
神奈川県中井町に中井テクノヤード、中井配送センターを新設し、二宮テクノヤード、二宮配送センターを同テクノヤード、同配送センターに移設。 |
1999年1月 |
ISO 9001全社認証取得。(審査登録) |
1999年6月 |
群馬県笠懸町(現みどり市)に群馬テクノヤードを新設。 |
2002年1月 |
群馬テクノヤードISO 14001認証取得。(審査登録) |
2003年6月 |
中井テクノヤード・中井配送センターISO 14001認証取得。(審査登録) |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年5月 |
所沢テクノヤードISO 14001認証取得。(審査登録) |
2009年9月 |
埼玉県嵐山町に埼玉配送センターを新設し、中井配送センターを同配送センターに移設。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ市場に上場。 |
2011年3月 |
KOACHショールーム開設。 |
2011年11月 |
KOKENスーパークリーンテクニカルセンター開設。 |
2012年11月 2013年1月 2013年7月 2015年6月 2018年9月 2022年4月 |
海外子会社SIAM KOKEN LTD.(現、連結子会社)をタイ王国チョンブリ県に設立。 埼玉県嵐山町に嵐山テクノヤードを新設。 大阪証券取引所と東京証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 SIAM KOKEN LTD.操業開始。 埼玉県飯能市に先進技術センターを新設。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から、スタンダード市場に移行。 |
事業内容
興研は、マスク関連事業、環境関連事業、およびその他の事業を展開している企業です。同社のマスク関連事業では、労働安全衛生保護具としての防じん・防毒マスクなどを製造、販売しています。これらの製品は、作業現場での労働者の健康と安全を守るために不可欠なアイテムです。
環境関連事業においては、オープンクリーンシステムなどの製品を通じて、環境保護と作業環境の改善に貢献しています。このセグメントは、以前は「その他事業」に含まれていましたが、その量的な重要性が増したため、報告セグメントとして独立させています。
また、興研は公益財団法人酒井CHS振興財団との間で、本社建物の一部を賃貸する契約および業務委託契約を結んでいます。これにより、労災遺児等への奨学金支給事業や労働衛生研究助成事業の一部を支援しており、社会貢献活動にも力を入れています。
興研グループは、これらの事業を通じて、労働安全衛生の向上、環境保全、そして社会貢献に貢献している企業であることがわかります。
経営方針
興研は、クリーン、ヘルス、セーフティを事業領域とし、社会に貢献することを経営の基本方針としています。同社は、オリジナリティの高い技術をベースにした製品供給を通じて、新市場の創出を目指しています。特に、「世の中にない」「真に役立つ」製品の研究開発に注力し、顧客がまだ気づいていないニーズを満たすことで市場を創造することを目標としています。
興研は、技術立社を目指し、社員全員がイマジネーションとクリエーションを発揮することで、新たな技術革新と独創的な製品開発を推進しています。人材育成にも力を入れており、「興研トータル人事システムHOPES」を通じて、社員の多様性を受容し、専門知識と能力の向上を図っています。
技術開発においては、マイスター制度や月例研究発表会など独自の仕組みを用いて、オンリーワン、ナンバーワン製品の創出を目指しています。また、先進技術センターを中心に、社外の諸機関・企業との連携や共同研究を推進しています。
クリーン、ヘルス、セーフティの各分野で、革新的なクリーンシステム「KOACH」や感染対策用マスク「ハイラック350型」、電動ファン付き呼吸用保護具「ブレスリンク」シリーズなど、社会のニーズに応える製品の開発、普及に努めています。
興研は、堅実性と成長性を重視し、企業収益の安定的拡大を目指しています。変化に柔軟に対応し、市場占有率の向上と営業利益の拡大を図ることで、持続的な成長を目指しています。