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ムトー精工JP:7927
沿革
1970年6月 |
株式会社に改組し、武藤合成株式会社を設立。 |
1975年7月 |
ソニー(株)と取引開始。 |
1975年8月 |
岐阜県各務原市に川崎工場を開設。 |
1979年10月 |
川崎工場を増築し、量産設備を全面移転。 |
1982年9月 |
関東地区への販売拡大のため東京都中央区に東京営業所を設置。 |
1985年3月 |
東立精工株式会社を吸収合併、金型製造を内製化。商号をムトー精工株式会社へ変更。 |
1986年5月 |
本社及び金型部門を現在地へ新築移転。 |
1987年10月 |
生産能力の拡大のため茨城県稲敷郡阿見町に筑波工場開設。 |
1988年6月 |
株式会社花田製作所を吸収合併。金型部門を拡充。 |
1991年4月 |
川崎工場を増築し、名称を岐阜工場へ変更。 |
1993年7月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1995年6月 |
子会社ムトーベトナムCO.,LTD.設立(現・連結子会社)。 |
1996年1月 |
岐阜工場ISO9002認証取得。 |
1998年8月 |
東京営業所を千代田区へ移転。 |
1999年12月 |
本社、岐阜工場ISO14001認証取得。 |
2000年10月 |
子会社ムトーシンガポールPTE LTD設立(現・連結子会社)。 |
2001年2月 |
筑波工場を稲敷郡美浦村へ移転し、名称を筑波事業所へ変更。 |
2001年7月 |
テクニカルセンター(岐阜市)において、塗装、印刷業務を開始。 |
2002年1月 |
岐阜工場を中心とした国内生産体制の再編のため、筑波事業所(稲敷郡美浦村)を閉鎖。 |
2003年9月 |
子会社大英エレクトロニクス(株)を買収(現・連結子会社)。 |
2003年11月 |
関連会社豊武光電(蘇州)有限公司設立(現・連結子会社)。 |
2004年12月 |
株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年2月 |
子会社ムトーテクノロジーハノイCO.,LTD.設立(現・連結子会社)。 |
2005年9月 |
子会社武藤香港有限公司設立(現・連結子会社)。 |
2006年3月 |
子会社武藤精密工業(太倉)有限公司設立。 |
2007年1月 |
子会社タチバナ精機(株)・ハントンスプリングインダストリーズSDN.BHD.を買収(現・連結子会 |
社)。 |
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2007年7月 |
子会社武藤精密工業(太倉)有限公司解散。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場) |
に株式を上場。 |
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2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場 |
の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
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2012年1月 |
大分県速見郡日出町に大分営業所を新設。 |
2012年2月 |
子会社ムトー(タイランド)CO.,LTD.設立(現・連結子会社)。 |
2012年10月 |
東京営業所を八王子市へ移転。 |
2013年7月 |
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード) |
に株式を上場。 |
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2016年7月 |
東京営業所を現在地(千代田区)へ移転。 |
2017年10月 |
大分営業所(速見郡日出町)を閉鎖。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。 |
事業内容
ムトー精工及びそのグループ会社は、幅広い事業セグメントを展開しています。主に、プラスチック成形用金型及びプラスチック精密部品の製造・販売、各種設計業務並びに技術支援等のサービス業務、プリント配線基板の設計・検査・販売、そして音響機器、映像機器、光学機器、コンピュータ関連機器等の精密プレス部品の製造・販売を行っています。
プラスチック成形事業では、デジタル家電や自動車関連機器、電子ペンなどの製造・販売を手掛けており、このセグメントにはムトーベトナム、ムトーシンガポール、豊武光電(蘇州)、ムトーテクノロジーハノイ、武藤香港、ムトー(タイランド)が含まれます。
精密プレス部品事業では、音響機器や映像機器、光学機器、コンピュータ関連機器の精密プレス部品を製造・販売しており、このセグメントにはタチバナ精機及びハントンスプリングインダストリーズが関連しています。
プリント基板事業では、プリント配線基板の設計・検査・販売を行っており、大英エレクトロニクスがこのセグメントに属しています。
これらの事業は、ムトー精工及びそのグループ会社によって支えられており、各セグメントは連携して幅広い製品とサービスを提供しています。全ての販売会社及び製造・販売会社は、ムトー精工の連結子会社であることが強調されています。
経営方針
ムトー精工は、お客様第一を基本方針とし、精密で高機能なプラスチック部品の供給を通じて社会に貢献することを目指しています。同社は、変化する顧客の要望に柔軟に対応し、最新技術の導入と多様なニーズに応える製品作りで企業価値の増大を図っています。金型及びプラスチック部品を中心に、デジタル家電や自動車関連機器だけでなく、ゲーム機器や情報通信、精密機器など幅広い分野での受注拡大を目指しています。
ムトー精工は、一貫生産体制の効率化、生産・調達の国際化、国内生産体制の強化、環境保全への取り組み、自然災害やウイルス感染への対応という5つの重要課題に取り組んでいます。これらの施策を通じて、品質、価格、納期、環境への要求を満たすことを目指しています。
具体的には、金型設計・製造から組立ライン設計・治具工具製作・試作・検査・成形・組立・二次加工までの一貫生産体制を活かし、受注拡大を図っています。また、日本、ベトナム、中国、タイの4カ国における生産拠点から最適な製品供給体制を確立し、海外生産拠点の技術力向上と海外企業との直接取引拡大を目指しています。国内生産体制では、国際競争に打ち勝つための生産性向上と製品のユニット化を推進しています。環境保全に関しては、生産性の向上と高度な製品製造を目指しながら、環境への配慮を目的とした技術研究開発を進めています。自然災害やウイルス感染への対応としては、事業継続活動(BCP)を常に見直し、災害に強い生産体制の構築を目指しています。
これらの成長戦略を通じて、ムトー精工は、プラスチック成形用金型及びプラスチック精密部品の製造・販売、各種設計業務や技術支援、プリント配線基板の設計・検査・販売、精密プレス部品の製造・販売など、幅広い事業セグメントでの事業拡大と成長を目指しています。