ヤマト モビリティ & Mfg.JP:7886

時価総額
¥10.6億
PER
-2.1倍
合成樹脂成形品や物流機器の製造販売を手がけ、日系企業向けにOA機器部品や金型の製造を行う企業。

事業内容

ヤマト モビリティ & Mfg.は、合成樹脂成形品と物流機器の製造販売を主な事業としています。合成樹脂成形品には、OA機器部品、セールスプロモーション製品、住設機器、自動車用品、家庭用品、情報通信関連用品、家電部品などが含まれます。また、物流機器としてはコンビテナーなどを取り扱っています。

合成樹脂成形関連事業では、ヤマト モビリティ & Mfg.は自社で製造するほか、ヤマト・テクノセンター株式会社や埼玉ヤマト株式会社に金型の製造や成形品の製造を委託しています。さらに、香港大和工貿有限公司や大和高精密工業(深圳)有限公司は、中国国内で日系企業向けに成形品と金型の製造販売を行っています。

フィリピンでは、BIG PHILIPPINES CORPORATIONが日系企業向けに成形品と金型の製造販売を行っています。また、関連会社のBIG PROPERTIES HOLDINGS, INCは、BIG PHILIPPINES CORPORATIONに土地などを賃貸しています。これにより、フィリピンでの事業展開を支えています。

物流機器関連事業では、中国企業に生産を委託し、ヤマト モビリティ & Mfg.が日本国内で販売しています。また、亜禡特貿易(上海)有限公司が中国国内で販売を行っています。特殊な物流機器については、一部国内の提携先に生産を委託しています。

経営方針

ヤマト モビリティ & Mfg.は、合成樹脂成形品と物流機器の製造販売を主軸に、成長戦略を推進しています。同社は、コーポレート・ガバナンスの強化を通じて、迅速かつ適切な情報開示を行い、ステークホルダーとの信頼関係を構築することを目指しています。また、高い技術力を活かし、価格競争力と適切な納期を実現しつつ、新製品の提供による新しい価値の創造を進めています。

同社の中期経営計画では、収益力の回復と利益ある成長を目指し、「新々構造改革」の進捗評価を行いながら、中長期的な成長戦略を実現することを掲げています。特に、EV関連事業の基盤整備や新規事業の創出に注力し、持続的な成長を図っています。また、海外事業の再構築を進め、高品質で価格競争力のある製品を提供することで、グローバル市場での競争力を強化しています。

さらに、ヤマト モビリティ & Mfg.は、管理体制の強化を通じて企業体質の改善を図り、人材の育成や新基幹システムの安定運用を進めています。品質保証に対する意識を全社に展開し、業務効率の向上を目指しています。企業広報活動の強化やサステナビリティ活動への取り組みを通じて、企業価値の向上にも努めています。これらの施策を確実に実行し、目標達成を最重要課題として進めています。