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マーベラスJP:7844
沿革
1997年6月 |
「音とゲームと映像を融合させた新しいエンターテイメントソフトウェアの創造」を目的として資本金5,000万円で東京都港区元赤坂に設立 |
1997年9月 |
東京都港区赤坂に本社を移転 |
1997年10月 |
ゲーム音楽のCD商品の発売を開始 |
1998年2月 |
ゲーム攻略映像のビデオグラム化により、映像事業を開始 |
1998年10月 |
テレビアニメーション作品のビデオ商品発売を開始 |
1999年8月 |
業務用ゲームソフトを発売し、ゲームソフト市場に参入 |
1999年11月 |
家庭用ゲームソフトの発売を開始 |
2000年3月 |
東京都港区南麻布に本社を移転 |
2001年7月 |
著作権、出版権管理事業を分社化し、100%出資で株式会社マーベラス音楽出版を設立 |
2002年3月 |
東京都渋谷区広尾に本社を移転 |
2002年11月 |
ジャスダック市場(現 株式会社大阪証券取引所)に株式を上場 |
2003年3月 |
日本ビクター株式会社より株式会社ビクターインタラクティブソフトウエア(株式会社マーベラスインタラクティブに社名変更)の株式の55%を取得 |
2003年9月 |
株式会社マーベラスインタラクティブの株式45%を取得し、100%子会社化 |
2004年4月 |
東京都渋谷区恵比寿に本社を移転 |
2004年6月 |
国内外におけるインターネット対応型携帯電話コンテンツサービスの企画・開発のため、当社100%出資で株式会社マーベラスライブウェアを設立 |
2004年12月 |
ヨーロッパ及びPAL(TV映像放送方式)地域におけるゲームソフトウェアの発売・販売のため、Bargsala ABとの合弁会社Rising Star Games Limitedを英国に設立 |
2005年3月 |
東京証券取引所市場第2部に上場 |
2005年3月 |
株式会社マーベラスライブウェアの全株式を譲渡 |
2005年4月 |
レコーディングスタジオ運営、音楽原盤制作、音楽レーベル運営のため、当社90%出資で株式会社マーベラススタジオ(株式会社デルファイサウンドに社名変更)を設立 |
2005年5月 |
北米におけるゲームソフトマーケティングの拠点として、AC Interactive,Inc.(Marvelous Entertainment USA,Inc.に社名変更)の株式100%を取得 |
2006年4月 |
質の高いアニメーションの制作能力の拡大、制作費削減による収益向上のため、有限会社アートランド(現 株式会社アートランド)の株式100%を取得 |
2006年4月 |
コンピューターエンターテイメントソフト開発機能強化のため、有限会社ランタイムの持分100%を取得(同年5月 株式会社ランタイムに改組) |
2007年4月 |
連結子会社の株式会社マーベラス音楽出版を吸収合併 |
2007年6月 |
アミューズメント施設5店舗を会社分割し、同新設会社の全株式を株式会社アトラスに譲渡 |
2007年6月 |
連結子会社の株式会社マーベラスインタラクティブを吸収合併 |
2007年7月 |
株式会社デルファイサウンドの株式10%を取得し、100%子会社化 |
2007年8月 |
アミューズメント施設3店舗を株式会社ザ・サードプラネットに事業譲渡 |
2008年4月 |
連結子会社の株式会社ランタイムを吸収合併 |
2009年7月 |
東京都品川区東品川に本社を移転 |
2010年1月 |
連結子会社の株式会社デルファイサウンドとRising Star Games Limitedの全株式を譲渡 |
2010年12月 |
連結子会社の株式会社アートランドを会社分割し、同新設会社の全株式をMBO方式により譲渡 |
2011年6月 |
Marvelous Entertainment USA, INC.の全株式を譲渡 |
2011年10月 |
当社を存続会社とする吸収合併方式により、株式会社AQインタラクティブ及び株式会社ライブウェアと合併し、社名を「株式会社マーベラスAQL」に変更 |
2012年4月 |
英国においてMAQL Europe Limitedを設立 |
2012年11月 |
東京証券取引所市場第1部に上場 |
2013年1月 |
株式会社エンタースフィアの株式52.7%を取得し、連結子会社化 |
2013年5月 |
連結子会社のXSEED JKS, Inc.(米国)の社名を「Marvelous USA, Inc.」に変更 |
2014年7月 |
社名を「株式会社マーベラス」に変更 |
連結子会社のMAQL Europe Limited(英国)の社名を「Marvelous Europe Limited」に変更 |
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2015年4月 |
株式会社ジー・モードの株式99.9%を取得し、連結子会社化 |
2015年4月 |
連結子会社の株式会社アートランドを吸収合併 |
2015年6月 |
株式会社エンタースフィアの全株式を譲渡 |
2017年4月 |
連結子会社の株式会社リンクシンクを吸収合併 |
2017年5月 |
100%出資子会社、株式会社HONEY PARADE GAMESを設立 |
2021年8月 |
株式会社デルファイサウンドの全株式を譲渡 |
2021年10月 |
株式会社グルーブシンクを子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の再編に伴い、市場第一部からプライム市場に移行 |
事業内容
マーベラスは、デジタルコンテンツ事業、アミューズメント事業、音楽映像事業を主軸に展開している企業です。同社グループは、マーベラスを含む連結子会社5社で構成されています。
デジタルコンテンツ事業では、家庭用ゲーム機、スマートフォン、PC、モバイル向けのゲームコンテンツの企画・開発・販売・サービス運営を手掛けています。また、他社がリリースするゲームコンテンツの開発受託も行っており、高度な開発技術を背景に業界内での地位を確立しています。
アミューズメント事業では、アミューズメント施設向けに業務用機器や商品の企画・開発・販売を行っています。強力なIPとのアライアンス推進やオリジナルゲーム機の企画・開発にも注力しており、業界内での競争力を高めています。
音楽映像事業では、アニメーションを中心に音楽・映像コンテンツの制作・プロデュースを行っています。音楽・映像商品化から配信ビジネス、キャラクター商品化まで、二次利用へのマルチユース展開を積極的に行っており、さらに漫画やアニメ、ゲームの人気作品を原作とした舞台興行作品の制作・プロデュースも手掛けています。これにより、ライブエンターテイメントと音楽・映像の融合を図り、コンテンツの多面的な展開を推進しています。
これらの事業を通じて、マーベラスは多岐にわたるエンターテイメント分野での事業展開を図り、幅広い顧客層にサービスを提供しています。
経営方針
マーベラスは、エンターテイメント業界において、デジタルコンテンツ、アミューズメント、音楽映像事業を軸に事業を展開しています。同社は、「『驚き』と『感動』を世界に届ける新しいエンターテイメントの創造」を経営理念とし、多様なエンターテイメントコンテンツを提供することで、世界中の人々に新たな体験を提供しています。
経営戦略として、マーベラスは「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を採用し、強力なIPの確立に向けたブランディング戦略、アライアンス戦略、グローバル戦略を推進しています。これにより、同社は革新的なエンターテイメントの創造を目指しており、その過程で新しい「驚き」と「感動」を世界に届けることを使命としています。
また、自社コンテンツ(IP)の新規創出と育成に注力し、技術開発力の向上、グローバル展開の推進、コーポレートブランドの強化、事業継続性の確保、そしてサステナビリティへの取り組みを重要な経営課題として位置づけています。これらの取り組みを通じて、マーベラスは総合エンターテイメント企業としての地位をさらに強化し、持続可能な成長を目指しています。
経済活動の正常化に向けた動きや、AIやメタバースへの注目の高まりなど、変化する経営環境の中で、マーベラスは独自の価値を創出し、多様なアプローチでエンターテイメントコンテンツを供給することで、業界内での競争力を高めていく方針です。