MTGJP:7806

時価総額
¥612.3億
PER
35.3倍
健康、美容、衛生を軸に、ダイレクトマーケティング、プロフェッショナル、リテールストア、グローバル、スマートリング、その他事業を展開。商品にはEMSトレーニングのSIXPAD、姿勢サポートのStyle、スリープテックのNEWPEACE、美容ローラーのReFa、ビューティーブランドのON&DO、五島椿を活用した五島の椿、衛生テクノロジーの@LIFEがある。

沿革

1996年1月

愛知県岡崎市にて株式会社エムティージーブレイズを設立。(資本金10,000千円)

1998年12月

資本金を35,000千円に増資。

1999年8月

社名を株式会社エムティージーブレイズから株式会社エムティージーに変更。

2002年4月

株式会社ブレイズを連結子会社(100%)として設立。

2003年11月

愛知県名古屋市中村区MTG HIKARIビルに本社を移転。

2004年12月

愛知県名古屋市北区にて「宅水便のキララ」営業開始。

2005年3月

「宅水便のキララ」2005年日本国際博覧会(愛知万博)に出展。

2005年6月

増産体制を構築するためキララ事業部(兼工場)を愛知県海部郡大治町へ移転。

2005年9月

社名を株式会社エムティージーから株式会社MTGに変更。

2006年9月

増産体制を構築するためにキララ事業部(兼工場)を愛知県名古屋市中川区へ移転。

2006年12月

抗菌製品技術協議会認定のSIAAマークを取得。

2009年2月

化粧品製造販売業許可取得。

2009年7月

HACCP取得。(キララ事業部中川工場)

2010年3月

資本金を100,000千円に増資。

2010年8月

愛知県名古屋市中村区に研究開発センターを開設。

2011年12月

株式会社TWELVEを連結子会社(100%)として設立(2021年1月株式会社MTGプロフェッショナルを存続会社とする吸収合併により消滅)。

2012年4月

株式会社Bnextを連結子会社(100%)として設立。

2012年9月

東京都千代田区に東京支社を開設。

2012年10月

愛姆緹姫(深圳)商貿有限公司(略称:MTG深圳)を連結子会社(100%)として設立。

2013年4月

本社を研究開発センターに移転。

2013年5月

滋賀県彦根市に滋賀研究開発事務所を開設。

2013年5月

東京都中央区に東京営業所を開設。

2013年5月

愛姆緹姫股份有限公司(略称:MTG台湾)を連結子会社(100%)として設立。

2013年6月

愛姆緹姫(上海)商貿有限公司(略称:MTG上海)を連結子会社(100%)として設立。

2013年8月

株式会社M&Live(現株式会社MTGプロフェッショナル)の株式を100%取得し、連結子会社化。

2014年4月

MTG PACIFIC PTE.LTD.(略称:MTGパシフィック)を連結子会社(100%)として設立。

2014年12月

大阪府大阪市淀川区に大阪営業所を開設。

2014年12月

福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設。

2015年11月

株式会社サカモトクリエイトの株式を100%取得し、連結子会社化(2020年3月全株式売却)。

2016年6月

愛知県名古屋市東区にMTGカスタマーサービスセンターを開設。

2016年11月

山梨県南都留郡山中湖村にキララ富士山工場を開設。

2017年1月

株式会社ポジティブサイコロジースクールの株式を100%取得し、連結子会社化。

2017年3月

MTG USA, INC. (略称:MTG USA)を連結子会社(100%)として設立。

2017年8月

MTG KOREA Co., Ltd(略称:MTG KOREA)を連結子会社(100%)として設立。

2017年8月

McLEAR LIMITED(略称:マクレアUK)の株式を75%取得し、連結子会社化。(現在80%)

2017年9月

東京都中央区に東京R&Dセンターを開設。

2017年9月

愛知県名古屋市西区にグローバルブランド事業統合本部を開設。

2017年10月

福岡県福岡市博多区に福岡R&Dセンターを開設。

2017年11月

ミチノ製薬株式会社(後に株式会社MTGメディカル 2021年10月吸収合併により消滅)の株式を100%取得し、連結子会社化。

2018年1月

株式会社MTG modeliste(現株式会社MTGメディサービス)を連結子会社(100%)として設立(2023年9月解散・清算手続中)。

2018年1月

POSH WELLNESS LABORATORY株式会社の株式を37.5%取得し、持分法適用関連会社化(2018年11月全株式売却)。

2018年2月

MTG UK CO. LTD.(略称:MTG UK)を連結子会社(間接所有を含め100%)として設立(2023年7月清算結了)。

2018年3月

MTG EUROPE B.V.(略称:MTG EUROPE)を連結子会社(100%)として設立(2023年8月解散・清算手続中)。

2018年6月

MTG FRANCE SAS(略称:MTG FRANCE)を連結子会社(100%)として設立(2021年8月清算結了)。

2018年7月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。

2018年10月

株式会社MTG Venturesを連結子会社(100%)として設立。

2018年11月

五島の椿株式会社を連結子会社(99%)として設立(現在79%)。

2019年2月

MTGV投資事業有限責任組合を連結子会社(間接所有を含め99%)として設立。

2019年10月

一般社団法人木春会を設立(2023年9月解散・清算手続中)。

2020年1月

株式会社MTG FORMAVITAの株式を100%取得し、連結子会社化。

2020年2月

株式会社EVERINGを連結子会社(75%)として設立(現在63.5%)。

2020年3月

ウォーターサーバー事業を会社分割(新設分割)により新設会社株式会社Kiralaに承継(2020年3月全株式売却)。

2020年4月

株式会社M'sエージェンシーを連結子会社(70%)として設立(現在100%)。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場に移行。

2022年6月

Central Japan Seed Fund投資事業有限責任組合を連結子会社(間接所有を含め現在0.03%)として設立。

事業内容

MTGは、健康(HEALTH)、美容(BEAUTY)、衛生(HYGIENE)の3つの領域で、ブランドや商品、サービスの開発に取り組んでいる企業です。同社グループは、MTGを含む22社で構成され、ダイレクトマーケティング、プロフェッショナル、リテールストア、グローバル、スマートリング、その他事業の6つのセグメントに分類されています。

ダイレクトマーケティング事業では、一般消費者への直接販売やインターネット通信販売、カタログ販売、テレビ通信販売事業者への卸売販売を行っています。プロフェッショナル事業では、美容室やエステティックサロン、宿泊施設への卸売販売や直接販売を展開しています。リテールストア事業は、量販店や専門店、百貨店などへの卸売販売と、MTG運営の小売店舗での対面販売を行っています。

グローバル事業では、海外グループ会社のECサイトや海外のインターネット通信販売事業者、販売代理事業者への卸売販売と直接販売を進めています。スマートリング事業は、非接触式のスマートリングの製造販売を行うIoT事業です。その他事業では、EV車両を中心とした自動車販売を手がけています。

主なブランドとしては、HEALTH領域ではEMSトレーニングブランド「SIXPAD」、姿勢サポートブランド「Style」、スリープテックブランド「NEWPEACE」があります。BEAUTY領域では、美容ローラーブランド「ReFa」、ビューティーブランド「ON&DO」、五島椿を原料にしたブランド「五島の椿」が展開されています。HYGIENE領域では、高機能除菌スプレーを提供する「@LIFE」があります。これらの事業を通じて、MTGは多角的に消費者の健康、美容、衛生ニーズに応えています。

経営方針

MTGは、健康(HEALTH)、美容(BEAUTY)、衛生(HYGIENE)の3つの領域で事業を展開しており、その成長戦略は「光フィロソフィ」に基づいています。この企業理念は、「一人ひかる、皆ひかる、何もかもひかる」という考え方で、従業員一人ひとりが輝くことで、株主、顧客、パートナー、そして社会全体を輝かせることを目指しています。同社は、この理念を実現するために、事業ビジョン「VITAL LIFE」を掲げ、健康で美しい生き生きとした人生の実現に貢献しています。

MTGの成長戦略は、強みであるCreation、Technology、Branding、Marketingの4つのファクターを融合させる独自のブランド開発システムに基づいています。これにより、他社との技術力の融合を図りながら、心に響くアイデアやデザインからなる商品やサービスをブランドとして生み出し、育てています。

中長期的な成長を図るため、MTGは経営システムの強化、事業ビジョンを実現するブランドへの投資、ストックビジネスの強化、研究開発の強化、そして海外戦略の再構築に取り組んでいます。特に、HEALTH、BEAUTY、HYGIENEの3つの領域における主要ブランドへの経営資源の集中投下や、リピート顧客の獲得を目指したストックビジネスの立ち上げ、模倣品対策を含む研究開発の強化が重要な戦略となっています。

また、グローバル市場における販売不振に対応するため、海外グループ会社の管理体制の強化や、中国EC市場及び各国代理店戦略の強化を最重点課題としています。これらの取り組みを通じて、MTGは安定的な高収益、高成長を目指しています。