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浜木綿JP:7682
沿革
1968年2月 |
名古屋市昭和区に中国料理店の多店舗展開を目的として「株式会社浜木綿」を設立(資本金5,000千円) |
名古屋市昭和区に「浜木綿山手通本店」を開店 |
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名古屋市瑞穂区に「浜木綿新瑞橋店」を開店 |
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1973年1月 |
名古屋市昭和区の「浜木綿山手通本店」入居のビル所有者「森田興産株式会社」を買収 |
1973年7月 |
子会社「森田興産株式会社」の商号を「日南商事株式会社」へ変更 |
1989年4月 |
名古屋市天白区に「セントラルキッチン島田工場」を開設。自社生産を開始し、各店舗への配送体制を整備 |
1997年4月 |
名古屋市緑区に新業態第1号店として「四季亭滝の水店」を開店 |
1998年8月 |
子会社「日南商事株式会社」を吸収合併 |
1998年11月 |
名古屋市天白区に「セントラルキッチン植田工場」を開設し、生産体制を強化 |
名古屋市天白区の「セントラルキッチン島田工場」を閉鎖 |
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2001年4月 |
岐阜県岐阜市に岐阜県進出第1号店として「浜木綿岐阜県庁前店」を開店 |
2004年10月 |
愛知県半田市にFC1号店として「浜木綿半田店」を開店(2017年10月閉店) |
2005年10月 |
東京都国分寺市に東京都進出第1号店として「浜木綿国分寺北町店」を開店 |
2006年2月 |
三重県鈴鹿市に三重県進出第1号店、FC2号店として「浜木綿鈴鹿店」を開店(2018年7月直営店に変更) |
2007年9月 |
滋賀県草津市に滋賀県進出第1号店として「浜木綿草津店」を開店 |
2008年8月 |
愛知県愛知郡長久手町(現 長久手市)に新業態第1号店として「桃李蹊長久手店」(現 桃李蹊竹の山店)を開店 |
2008年10月 |
浜松市西区に静岡県進出第1号店として「浜木綿浜松西インター店」を開店 |
2014年7月 |
横浜市青葉区に神奈川県進出第1号店として「浜木綿青葉台南店」を開店 |
2019年4月 |
大阪府枚方市に大阪府進出第1号店として「浜木綿枚方田口店」を開店 |
2019年10月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)及び名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場 |
2020年7月 |
名古屋市緑区に新業態第1号店として「メンヤム水広橋店」を開店(桃李蹊水広橋店を業態変更) |
2022年4月 |
市場の再編により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所市場第二部から名古屋証券取引所メイン市場に移行 |
2022年7月 |
名古屋市千種区に新業態第1号店として「中国食堂はまゆう茶屋ヶ坂店」を開店(桃李蹊茶屋ヶ坂店を業態変更) |
事業内容
浜木綿グループは、東海地方を中心に展開する中国料理専門のレストランチェーンです。同社は、家族向けの主力ブランド「浜木綿」、全室個室の高級ブランド「四季亭」、少人数向けのカジュアルブランド「桃李蹊」、そしてリーズナブルな価格設定の「中国食堂はまゆう」の4つの異なる業態を展開しています。
「浜木綿」は、家族の集いに重きを置いた中国料理専門店で、世代を超えた大人数での利用に対応できるメニューと設備を提供しています。一方、「四季亭」は、晴れの日や特別なイベント向けに、四季折々の食材を使用した料理をリーズナブルな価格で提供する個室タイプの店舗です。「桃李蹊」は、地域密着型の小型店舗で、健康に配慮したヘルシーなメニューを提供しており、夫婦や少人数での利用に適しています。「中国食堂はまゆう」は、本格的な中国料理を低価格で提供する新町中華専門店で、日常使いに適したカジュアルな雰囲気の店舗です。
これらの業態は、それぞれ異なるターゲット市場に対応し、顧客の多様なニーズに応えることで、同社の事業の幅を広げています。また、同社は東海地方を中心に、東京都から大阪府まで幅広い地域に出店しており、家族が利用しやすい立地への出店を基本としています。同社の事業系統図は、これらの業態と地域展開を示しており、同社の多角的な事業戦略を反映しています。
経営方針
浜木綿グループは、新しい食文化の創造と顧客に豊かな食事時間を提供することをミッションに掲げ、質の高い料理とサービスを提供しています。同社は、家族向けの「浜木綿」、高級ブランド「四季亭」、カジュアルブランド「桃李蹊」、そしてリーズナブルな「中国食堂はまゆう」の4つの業態を展開し、顧客の多様なニーズに応えています。
中期経営計画では、特に「中国食堂はまゆう」の強化に注力しています。この業態は、日常の食事マーケットをターゲットにしており、低価格帯で本格的な中国料理を提供することで、新たな顧客層の獲得を目指しています。また、同社はセントラルキッチンの強化とIT設備の活用を通じて、生産性の向上とサービスの質の維持に努めています。これにより、従来のチェーン店との差別化を図り、他企業の参入障壁を高めています。
さらに、浜木綿グループは、人材の採用と育成、衛生・品質管理の徹底、経営管理体制の強化など、事業の持続的な成長を支えるための重点領域にも注力しています。これらの取り組みを通じて、同社は安定した成長を実現し、顧客に対して一貫して高品質なサービスを提供することを目指しています。
浜木綿グループの成長戦略は、顧客ニーズの変化に柔軟に対応し、新たな市場を開拓することに焦点を当てています。同社は、これらの戦略を実行することで、外食産業の厳しい環境の中でも、継続的な成長と企業価値の向上を目指しています。