スギホールディングスJP:7649

時価総額
¥4732.7億
PER
24.4倍
調剤併設型ドラッグストアの経営、訪問看護、医療機関開業支援、居宅介護支援サービス提供。

沿革

1976-12医薬品、健康食品、化粧品、日用品の販売および処方せん調剤等のサービスの提供を目的とする薬局として、愛知県西尾市にスギ薬局を創業
1982-03愛知県西尾市に株式会社スギ薬局(現社名 スギホールディングス株式会社)を設立
2000-06大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場(2003年3月に上場廃止)
2001-08東京証券取引所市場第一部・名古屋証券取引所市場第一部に同時上場
2007-03株式会社ジャパンを株式交換により完全子会社化(2013年3月に吸収合併)
2008-02飯塚薬品株式会社を完全子会社化(株式会社スギ薬局が2011年2月に吸収合併)
2008-09株式会社スギ薬局をスギホールディングス株式会社に商号変更
2009-06障がいがある方を雇用し、グループ内の各種業務を受託するスギスマイル株式会社を新設(特例子会社)
2016-08愛知県大府市に「大府センター」(新社屋・物流センター)を開設
2018-03メドピア株式会社と資本業務提携契約を締結
2019-09株式会社HMA(現社名 スギナーシングケア株式会社)を完全子会社化
2020-01Inagoraホールディングス株式会社と資本業務提携契約を締結
2020-02株式会社Sトレーディングを設立
2020-11Great Tree Pharmacy Co., Ltd.(大樹薬局、台湾)と業務提携契約を締結(2022年9月に資本提携)
2022-04東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ移行
2022-06渡辺貿易株式会社を完全子会社化
2023-07日本ホスピスホールディングス株式会社と資本業務提携契約を締結
2023-12薬日本堂株式会社を完全子会社化

事業内容

スギホールディングス株式会社とそのグループ企業は、医薬品、健康食品、化粧品、日用品の販売を主軸に据えた事業を展開しています。同社グループは、株式会社スギ薬局をはじめとする子会社10社および関連会社1社で構成されており、トータルヘルスケア戦略を掲げています。

株式会社スギ薬局は、調剤併設型ドラッグストアの経営を主軸に、処方せん調剤や在宅医療の支援、健康維持・予防までを一貫してサポートするサービスを提供しています。これにより、地域の医療関係者と連携し、顧客の健康をトータルでサポートしています。

スギメディカル株式会社は、訪問看護事業や医療機関の開業支援事業など、医療・ヘルスケア関連の事業を専門としています。同社は、医療機関との連携を深め、より質の高い医療サービスの提供を目指しています。

スギナーシングケア株式会社は、看護師や理学療法士などの専門職による訪問看護サービスや居宅介護支援サービスを提供しています。これにより、在宅での医療や介護が必要な人々への支援を行っています。

これらの事業を通じて、スギホールディングスグループは、医薬品販売から医療・介護サービス提供に至るまで、幅広いヘルスケア関連のニーズに応える体制を整えています。

経営方針

スギホールディングス株式会社は、トータルヘルスケア戦略を核に、安定的な事業基盤と競争優位性の構築を目指しています。同社グループは、調剤併設型ドラッグストアの多店舗展開を通じて、お客様の健康維持・予防から介護・終末期のケアまでを一貫してサポートするサービスを提供しています。また、顧客生涯価値の向上や海外市場への展開を視野に入れた新規サービスの開発にも力を入れ、他社との連携を通じて売上の拡大を図っています。

2022年度から2026年度までの5年間を対象とした中期経営計画においては、売上高1兆円を目標に掲げ、その進捗状況を毎期末に確認しています。経営環境の変化に対応するため、デジタルトランスフォーメーション(DX)の強化、人的資本経営への取り組み、ESGの推進、人材の獲得・育成強化など、持続的な成長を支える多角的な戦略を推進しています。

特に人的資本経営においては、社員を資本と捉え、人財投資を積極的に進めることで企業価値の向上を図っています。人事制度改革や人財育成、多様な人財が活躍できる企業づくりを進めることで、社員の働きがいの向上を目指しています。これらの取り組みは、健康経営優良法人(大規模法人部門)に認定されるなど、外部からも評価されています。

スギホールディングスは、これらの成長戦略を通じて、医薬品販売から医療・介護サービス提供に至るまで、幅広いヘルスケア関連のニーズに応える体制をさらに強化し、企業価値の向上に努めています。