グローバルダイニングJP:7625

時価総額
¥47.5億
PER
5.6倍
レストラン経営を主軸に、イタリア料理、メキシコアメリカ料理、アジア料理、国際折衷料理、和食の飲食店を含む43店舗、米国内で2店舗の運営。

沿革

1973年10月

東京都新宿区において有限会社長谷川実業を設立

12月

北欧館(喫茶店)を新宿区高田馬場に開業

1976年2月

六本木ゼスト(パブレストラン)を出店(91年8月にカフェ ラ・ボエム六本木に業態変更)

1978年3月

ゼストキャンティーナ原宿(パブレストラン)を渋谷区に出店

1980年11月

原宿ラ・ボエム(パスタレストラン)を渋谷区に出店

1981年11月

北欧館を高田馬場ラ・ボエムに名称変更

1982年7月

カフェ ラ・ボエム西麻布(イタリア料理)を港区に出店

1983年12月

カフェ ラ・ボエム代官山を渋谷区に出店

1984年8月

南青山サン・スーシ(インド料理)を港区に出店(85年5月にイタリア料理に業態変更、86年

3月にカフェ ラ・ボエム南青山に名称変更)

9月

本社を港区西麻布に移転

1985年2月

長谷川実業株式会社に組織変更

7月

カフェ ラ・ボエム高田馬場(旧北欧館)を閉店

8月

サン・スーシクラブを西麻布に出店(88年5月にゼストキャンティーナ西麻布に業態変更)

1987年8月

カフェ ラ・ボエム横浜、ゼストキャンティーナ横浜を同時出店

1989年9月

ゼストキャンティーナ世田谷(テックス・メックス料理)を出店

11月

カフェ ラ・ボエム世田谷を出店

1990年4月

カフェ ラ・ボエム渋谷を出店

7月

米国でレストラン経営を行うため子会社グローバル インベストメント  コンセプト,インク.(GLOBAL INVESTMENT CONCEPT, INC.)をカリフォルニア州に設立(現・連結子会社)

1991年11月

カフェ ラ・ボエムロサンゼルス(国際折衷料理)を米国カリフォルニア州に出店

1992年10月

タブローズ(国際折衷料理)を渋谷区代官山に出店

1993年8月

モンスーンカフェ西麻布(エスニック料理)を港区に出店

1994年3月

カフェ ラ・ボエム表参道を渋谷区に出店

1995年9月

モンスーンカフェ代官山を渋谷区に出店

1996年10月

本社を港区南青山に移転

11月

モンスーンカフェサンタモニカ(エスニック料理)を米国カリフォルニア州に出店

1997年1月

商号を株式会社グローバルダイニングに変更

12月

カフェ ラ・ボエム横浜、ゼストキャンティーナ横浜をビル取り壊しの為閉店

1998年5月

ゼストキャンティーナ恵比寿を渋谷区に出店

9月

カフェ ラ・ボエム白金、ステラート(国際折衷料理)を港区に出店

10月

米国の子会社の商号をグローバルダイニング,インク.オブ  カリフォルニア(GLOBAL-DINING,INC.OF CALIFORNIA)に変更

1999年3月

カフェ ラ・ボエム銀座を中央区に出店

12月

東京証券取引所市場第二部上場、カフェ ラ・ボエム北青山を港区に出店

2000年4月

グリエンパサージュ[カフェ ラ・ボエム、ゼストキャンティーナ、モンスーンカフェ、権八(和食)の複合店]を港区台場(アクアシティお台場メディアージュ施設内)に出店

7月

モンスーンカフェ舞浜イクスピアリを千葉県浦安市に出店

2001年4月

モンスーンカフェたまプラーザを神奈川県横浜市に、カフェ ラ・ボエム恵比寿を渋谷区に出店

9月

権八西麻布(寿司業態併設)を港区に出店

12月

モンスーンカフェ麻布十番を港区に出店

2002年6月

チョコレート専門店 デカダンス ドュ ショコラ代官山を渋谷区に出店

8月

カフェ ラ・ボエム新宿御苑を出店

12月

権八渋谷、レガート(国際折衷料理)を渋谷区に出店

2003年4月

G-Zone銀座[ラ・ボエム、ゼスト、モンスーン、権八の複合店]を中央区に出店

5月

カフェ ラ・ボエム麻布十番を港区に出店

2004年3月

監査役会設置会社から委員会設置会社へ移行

5月

デカダンス ドュ ショコラ渋谷マークシティを出店

8月

モンスーンカフェ自由が丘を目黒区に出店

11月

カフェ ラ・ボエム自由が丘を目黒区に出店

12月

フードコロシアム沖縄(フードコート)を沖縄県那覇市(DFSギャラリア沖縄施設内)に出店

2005年11月

ラ・ボエム クアリタ渋谷(イタリア料理)を出店

12月

ラ・ボエム クアリタ天神、権八天神を福岡県福岡市中央区天神に出店

2006年3月

フードコロシアムグランベリーモールを東京都町田市(グランベリーモール施設内)に出店

7月

カフェ ラ・ボエム茶屋町、モンスーンカフェ茶屋町を大阪府大阪市北区茶屋町に出店

2007年3月

権八ビバリーヒルズ(和食)を米国カリフォルニア州に出店

2008年5月

モンスーンカフェららぽーとTOKYO-BAYを千葉県船橋市(ららぽーと TOKYO-BAY施設内)に出店

7月

フードコロシアム 那須ガーデンアウトレットを栃木県那須塩原市(那須ガーデンアウトレット施設内)に出店

2009年6月

フードコロシアムマカオを中国マカオ特別行政区に出店

12月

権八トーランス(都ホテル内)を米国カリフォルニア州に出店

2010年3月

委員会設置会社から監査役会設置会社へ移行

6月

フードコロシアムマカオを閉店

7月

デカダンス ドュ ショコラ茗荷谷ファクトリーを文京区に出店

2012年5月

ゼストキャンティーナ恵比寿を契約満了により閉店

6月

カフェ ラ・ボエム六本木をLB6(ワインバー&グリル)に業態変更

10月

モンスーンカフェ西麻布を閉店

12月

権八ビバリーヒルズ(米国カリフォルニア州)を閉店

2013年1月

フードコロシアム グランベリーモール(町田市)を閉店

3月

ゼストキャンティーナ世田谷を閉店

6月

フードコロシアム沖縄を閉店

9月

カフェ ラ・ボエム代官山をLB8に業態変更

12月

カフェ ラ・ボエム西麻布を閉店

2014年2月

デカダンス ドュ ショコラ銀座を中央区(G-Zone銀座内)に出店

3月

デカダンス ドュ ショコラ渋谷マークシティを閉店

4月

カフェ ラ・ボエム恵比寿を閉店

6月

モンスーンカフェ表参道を港区に出店

12月

権八トーランス(米国カリフォルニア州)を閉店

2015年3月

ラ・ボエム クアリタ天神、権八天神(福岡県福岡市)を閉店

2016年3月

監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行

5月

リグニス(薪火グリル料理)を渋谷区恵比寿に出店

5月

モンスーンカフェ サンタモニカを業態変更し、店名を1212(twelve twelve)に改称

12月

モンスーンカフェ麻布十番を閉店

2017年1月

権八浅草吾妻橋を台東区に出店

2018年5月

権八NORI-TEMAKI原宿(海苔手巻き専門店)を渋谷区に出店

7月

モンスーンカフェさいたま新都心(カジュアル業態)をさいたま新都心COCOON CITY内に出店

10月

タコ ファナティコ(タコス専門店)を中目黒(目黒区)に出店

10月

カフェ ラ・ボエム茶屋町、モンスーンカフェ茶屋町(大阪府大阪市北区)を閉店

11月

レガート(国際折衷料理)をカフェ レガートに業態変更

12月

カフェ ラ・ボエム渋谷、モンスーンカフェ渋谷、ゼストキャンティーナ渋谷を閉店

2019年1月

ゼストキャンティーナ西麻布を閉店

8月

バルティザン ベーカリー&カフェを港区浜松町に出店(2020年10月にラ・ボエムに業態変更)

11月

タブローズ(国際折衷料理)をブラッスリータブローズに業態変更

12月

ラ・ボエム クアリタ渋谷を閉店

2020年3月

バルティザン ブレッド ファクトリー(ベーカリー)を浜松町から独立させ、旧カフェ ラ・ボエム南青山(13年4月LB7、17年5月GLFへと2度業態変更)の跡地へ移設

5月

LB6(六本木ゼストから始まり、91年8月ラ・ボエム、12年6月同店へ業態変更)を立ち退き要請に応じて閉店

7月

G-Zone銀座[ボエム、モンスーン、ゼスト、権八、デカダンスの複合施設]を閉店

9月

ららぽーと愛知東郷にラ・ボエムパスタフレスカ、モンスーンカフェの2店舗を出店

2021年5月

モンスーンカフェたまプラーザを定期借地契約満了により閉店

8月

RAYARD Hisaya-odori Park にラ・ボエム パスタフレスカとタコ ファナティコを出店

10月

イオンモール Nagoya Noritake Garden にラ・ボエム パスタフレスカ名古屋則武新町を出店

11月

ステラートをサパークラブ(生演奏・お酒・料理を楽しむ大人の社交場)に業態変更

2022年2月

タコ ファナティコ渋谷を渋谷センター街に出店

4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行

LB8(ワインバー)をゼストキャンティーナ(代官山)に業態変更

9月

ステラートサパークラブをカフェ ラ・ボエム ペントハウスに業態変更

2023年2月

ラ・ボエム パスタフレスカ名古屋則武新町(愛知県名古屋市西区)を閉店

事業内容

グローバルダイニングは、日本と米国において飲食事業を展開している企業です。同社及びその米国子会社、グローバルダイニングインク・オブカリフォルニアによって構成されており、レストラン経営が主な事業セグメントです。

日本国内では、特に東京都内を中心に、イタリア料理、メキシコアメリカ料理、アジア料理、国際折衷料理、和食など多様なジャンルの飲食店を運営しています。これらの店舗は合計で43店舗にのぼります。これにより、グローバルダイニングは日本の飲食業界において多彩な食文化を提供していることがわかります。

一方、米国ではカリフォルニア州に子会社を設立し、ロサンゼルスのウエストハリウッドとサンタモニカにレストランチェーンを展開しています。これらの店舗は2店舗で、米国内での事業拡大を図っています。

グローバルダイニンググループは、レストラン経営を核とする飲食事業に特化しており、その事業内容は単一のセグメントに属します。そのため、同社の報告書では、セグメント情報の代わりに営業形態などを区分して記載しています。これにより、同社がどのように市場に対応し、顧客ニーズに応えているかが明らかになります。

経営方針

グローバルダイニングは、外食産業における激しい競争と変化する経営環境の中で、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。同社は、人口減少や高齢化、新型コロナウイルスパンデミックによるライフスタイルの変化、物価上昇などの課題に直面しています。これらの課題に対処するため、同社は「エンターテインメントとしての外食」にこだわり、新業態の開発や既存業態のブラッシュアップに資源を集中しています。また、首都圏のターミナル駅エリアを中心に新規出店を進め、郊外型業態や移動・アウトドアダイニングの可能性を探っています。

グローバルダイニングは、米国市場でのビジネス展開を強化しており、ロサンゼルスに2店舗を経営し、海外展開の一環としてフランチャイズ契約による店舗も検討しています。これらの取り組みは、国内事業の活性化にも寄与すると考えられています。

同社は、人材の採用・育成、コスト管理、事業基盤の強化、財務体質の健全化を重要な課題として取り組んでいます。特に、人材育成においては、企業理念の共有、健全な競争環境の構築、働き方改革の推進などを通じて、優秀な人材の発掘と育成に注力しています。また、コスト管理においては、物流システムの再構築や調達コストの最適化、店舗単位でのコスト管理の強化を進めています。

事業基盤の強化に関しては、デリバリー、テイクアウト、ファスト・ファインカジュアル、エンターテインメント、ヘルシーをテーマにした新業態開発や既存業態の専門店化を推進しています。これにより、環境の変化や競争の激化に対応する強固な事業基盤の構築を目指しています。

グローバルダイニングは、これらの戦略を通じて、外食産業における競争力の強化と持続的な成長を目指しています。