YU-WA Creation HoldingsJP:7615

時価総額
¥18.2億
PER
和装店舗運営事業において、振袖等の呉服販売、宝飾品販売、呉服レンタル、割賦販売業務、会員積立業務、写真スタジオ、EC事業、ネイルサロン、オンラインスクール運営。

沿革

1971年8月

千葉市稲毛区に、株式会社マルカワを設立。

1977年2月

割賦販売法による前払式特定取引業者としての認可を受けた株式会社まるかわおしゃれ会(現株式会社京都きもの友禅友の会、現連結子会社)を友の会組織としての子会社として設立。

1979年4月

東京事務所(実質的な本社機能)を東京都中央区に開設。

1981年7月

商号を「株式会社まるかわ」に変更。

1987年2月

当社の都内での販売拠点として「東京本館」を、東京都中央区日本橋馬喰町に開店。

1989年7月

商号を、「京都きもの友禅株式会社」に変更。

1993年1月

「東京本館」を東京都中央区日本橋小伝馬町の自社新築ビルに移転。

1993年10月

振袖のレンタル取扱開始。

1995年1月

本社事務所を東京都中央区日本橋大伝馬町の現在地に移転。

1996年2月

本店所在地を千葉市より現在の東京都中央区日本橋大伝馬町に変更登記。

1997年10月

「友の会」会員数が3万人を突破。

1999年10月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

2000年11月

東京証券取引所市場第2部に株式を上場。

2002年3月

東京証券取引所市場第1部に指定替。

2004年10月

「友の会」会員数が5万人を突破。

2004年11月

当社の顧客等に対して販売代金等の割賦販売斡旋業務を行うKYクレジットサービス株式会社を設立。

2010年4月

KYクレジットサービス株式会社を吸収合併。

2013年2月

「友の会」会員数が7万人を突破。

2018年10月

自社ビル「東京本館」を売却し、移転。

2020年7月

EC事業の開始。

2021年7月

自社写真スタジオ「プレミアムフォトスタジオ クラネ」を開店。

2021年10月

持株会社体制へ移行し、商号を「株式会社YU-WA Creation Holdings」へ変更。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。

事業内容

YU-WA Creation Holdingsとそのグループ会社は、主に和装関連の事業を展開しています。このグループは、YU-WA Creation Holdings、京都きもの友禅株式会社、株式会社京都きもの友禅友の会の3社から構成されており、呉服などの販売を中心に事業を行っています。

事業内容は大きく分けて二つのセグメントに分類されます。第一のセグメントは「和装店舗運営事業」で、これは京都きもの友禅株式会社が担当しています。同社は振袖やその他の呉服の販売を主軸に据え、宝飾品の販売や呉服のレンタルサービスも提供しています。また、全国にチェーン展開を行い、顧客に対して割賦販売業務も手がけています。

第二のセグメントは「その他事業」で、これも京都きもの友禅株式会社が担っています。和装店舗運営事業に付随する形で、写真スタジオ事業、EC事業、ネイルサロン事業、オンラインスクール事業などを展開しています。

株式会社京都きもの友禅友の会は、割賦販売法に基づく会員積立業務を行っており、お買物カードを通じて京都きもの友禅株式会社の販売促進を支援しています。会員は毎月一定額を積み立て、積立金を利用する際にはボーナス分が加算される仕組みです。

これらの事業を通じて、YU-WA Creation Holdingsグループは和装文化の普及と販売促進に努めています。

経営方針

YU-WA Creation Holdingsは、和装関連事業を中心に展開する企業グループであり、その成長戦略は、顧客満足度の向上、収益性の確保、そして株主への還元を三位一体で追求することにあります。同社は、「日本の女性の美と夢と心のやすらぎを創造する」を永遠のテーマとし、伝統文化である「きもの」の普及に貢献することを使命としています。

経営環境の変化に対応し、持続的な成長を目指すため、YU-WA Creation Holdingsは、和装事業の効率化と収益向上、人材の確保と育成、そしてその他事業の強化に重点を置いています。具体的には、振袖販売及びレンタル事業におけるマーケティングの強化、商品企画と販売施策の見直しを通じて競争力を高めること、教育体制の整備と人材教育研修の充実化による接客技術及び商品知識能力の向上、そして写真スタジオ事業及びEC事業の営業活動強化を計画しています。

これらの施策は、新型コロナウイルス感染症の分類引き下げと行動制限の緩和による経済活動の正常化及び活性化の機運を背景に、受注拡大と費用構造の見直しによる収益力向上を目指すものです。また、和装事業とのシナジー効果を見込んだ新規顧客の獲得と既存顧客の活性化にも注力しています。

YU-WA Creation Holdingsは、これらの成長戦略を通じて、和装文化の普及と事業の持続的な成長を目指しています。