カーチスホールディングスJP:7602

時価総額
¥43.6億
PER
中古車の買取、販売、輸出、自動車部品の販売を手がける自動車流通事業、リースバック関連事業を展開。

沿革

1987年12月

株式会社エイジーエイとして東京都葛飾区に設立、中古車仕入、販売業を開始。

1988年7月

事業拡大のため、商号を株式会社オートガーデンアソシエーションに変更。

1992年4月

本社を千葉県市川市に移転。

1993年12月

商号を株式会社ジャックに変更。

1994年1月

本社を東京都中央区に移転。

1994年4月

本社内にテレマーケティングセンターを設置し、電話による顧客情報の収集及び営業活動の支援開始。

1996年2月

大阪市西区に大阪本部を新設。

1996年3月

有限会社日本中古車査定センターより、「日本中古車査定センター」の商標を買取り、中古車仕入部門を強化。

1996年9月

日本エーエム株式会社の株式1,648,000株(発行済株式の50.86%)を取得。

1997年4月

株式の額面金額を1株50,000円から1株500円に変更するため形式上の存続会社藤博株式会社(東京都中央区所在)と4月1日を合併期日として合併。

日本エーエム株式会社の第三者割当株式500,000株を取得(発行済株式の57.43%を保有)。

1999年2月

店頭登録銘柄として日本証券業協会に株式を登録。

1999年11月

東京証券取引所第二部に上場。

2000年2月

子会社として株式会社ジャックリアルエステートを設立。

2000年9月

商号をジャック・ホールディングス株式会社に変更。

子会社、日本エーエム株式会社の商号を株式会社デジ・ネットに変更。

2000年10月

本社を東京都新宿区に移転。

2001年1月

子会社、株式会社デジ・ネットと1:0.25の比率で合併し、資本金14,470,425千円、発行済株式総数13,578,500株となる。

2005年9月

株式会社ライブドアが、当社株式112,754,000株を取得、加えて伊藤忠エネクス株式会社より当社株式7,599,600株を譲受け、その結果発行済株式の51.00%を取得し当社親会社となる。

2006年1月

商号を株式会社ライブドアオートに変更。

2006年3月

子会社、株式会社ジャックリアルエステートを吸収合併。

2006年8月

商号を株式会社カーチスに変更。

2007年1月

株式会社ソリッドアコースティックスが、当社株式120,353,700株を取得、その結果発行済株式の51.00%を取得し当社親会社となる。

2007年2月

株式会社ソリッドアコースティックスが、当社株式13,987,800株を取得、その結果発行済株式の56.93%を保有。

2007年4月

本社を東京都港区に移転、商号を株式会社ソリッドグループホールディングスに変更。

2007年7月

株式会社レジラの株式28,510株を取得、100%子会社化。

2007年10月

株式会社ソリッドアコースティックスの当社株式の保有数が115,028,800株(議決権比率48.74%)になったことで、当社の「親会社」から「その他の関係会社」となる。

2007年11月

株式会社ソリッドアコースティックスの株式66,360株(100%)を、株式会社KG ホールディングスがQ`on Limited に譲渡したことで、当社の「親会社等の主要株主である筆頭株主」が異動。

2007年12月

株式会社ケン・エンタープライズが、公開買付により当社株式114,409,200株を取得、議決権割合48.48%を保有する当社の「その他の関係会社」及び主要株主となる。

株式会社ケン・エンタープライズが、当社株式3,700,000株を追加取得、議決権割合50.05%を保有する当社の親会社となる。

2008年6月

株式会社ケン・エンタープライズの会社分割(新設分割)により、株式会社ガルガンチュア・アセット・マネジメントが当社の親会社となる。

2008年8月

商号を株式会社カーチスに変更。

子会社、株式会社レジラの商号を株式会社日本中古車査定センターに変更。

2008年9月

本社を東京都中央区に移転。

2008年11月

株式会社ガルガンチュア・アセット・マネジメントと株式会社MAGねっとの合併(吸収合併)により、株式会社MAGねっとが当社の親会社となる。

2008年12月

純粋持株体制へと移行し、商号を株式会社カーチスホールディングスに変更。新設分割により、子会社、株式会社カーチスを設立。

2009年1月

株式会社T・ZONEコールセンターの株式1,300株を取得、100%子会社化。

2009年2月

日本振興銀行株式会社が、当社株式118,100,000株を取得、議決権割合50.13%を保有する当社の親会社となる。

2009年4月

子会社、株式会社T・ZONEコールセンターの商号を株式会社カーチスコールセンターに変更。

2009年5月

株式会社カーチスリンクを設立。

株式会社タカトクの第三者割当増資を引受け、株式1,700株(発行済株式の51.05%)を取得、子会社化。

2009年6月

親会社の日本振興銀行株式会社がその他の関係会社及び主要株主となる。

本社を東京都千代田区に移転。

2010年1月

日本振興銀行株式会社がレスポワール投資事業有限責任組合に当社株式を譲渡したことにより、その他の関係会社及び主要株主が異動。

2010年2月

委員会設置会社に移行。本社を東京都墨田区に移転。

2011年10月

株式会社タカトクの株式1,460株を追加取得したことにより、発行済株式数の94.89%を保有。

2011年12月

本社を東京都台東区に移転。

2012年9月

KABホールディングス合同会社が、当社株式56,749,700株を取得し、議決権割合24.05%を保有する当社のその他の関係会社及び主要株主となる。

2013年2月

株式会社カーチスを存続会社とし、株式会社カーチス倶楽部を消滅会社とする吸収合併を実施。

2013年8月

CI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新し、新コンセプトでの店舗展開を開始。

2014年4月

株式会社アーバンの第三者割当増資を100%減資ののち全株式を引受け、完全子会社化。商号をカーチス九州販売に変更。

2014年7月

株式会社アガスタの株式3,000株(発行済株式の50.00%)を取得し、持分法適用関連会社化。

2014年11月

株式会社アガスタの第三者割当増資を引受け、保有株式が6,001株(発行済株式の66.67%)となり、連結子会社化。

2015年12月

KABホールディングス株式会社(現:株式会社レダグループホールディングス)がKABホールディングス合同会社を吸収合併し、当社のその他の関係会社及び主要株主となる。

2016年2月

本社を東京都千代田区に移転。

2016年4月

株式会社カーチスを存続会社とし、株式会社カーチスコールセンターを消滅会社とする吸収合併を実施。

2018年4月

株式会社カーチスを存続会社とし、株式会社カーチス九州販売を消滅会社とする吸収合併を実施。

2020年1月

青島新華錦汽車貿易有限公司との合弁会社である青島新馳汽車有限公司を設立(出資比率33.34%)。

2022年3月

貸借銘柄に選定される。

2022年4月

東京証券取引所スタンダード市場に移行。

2023年6月

株式会社レダグループホールディングスが公開買付により当社株式3,111,500株を取得し、議決権割合54.99%を保有する当社の親会社となる。

事業内容

カーチスホールディングスとそのグループ会社は、主に二つの事業セグメントに分かれています。第一に、自動車流通事業があり、これには中古車の買取、販売、輸出、および自動車部品の販売が含まれます。このセグメントでは、中古車市場における需要を捉え、国内外の顧客に対して幅広い自動車関連サービスを提供しています。

第二のセグメントは、リースバック関連事業です。特別目的会社を活用したリースバック事業を通じて、車両の売却などを行っています。この事業モデルは、顧客が所有する車両を一時的に買い取り、その後、顧客が再びその車両をリースする形式を取っています。これにより、顧客は資金調達や資産の流動化を図ることができます。

カーチスホールディングスグループは、連結子会社3社及び関連会社1社から構成されており、各社はこれらの事業セグメント内で特化した役割を担っています。グループ全体として、自動車流通からリースバック事業に至るまで、自動車に関連する多角的なサービスを提供していることが特徴です。

また、カーチスホールディングスは特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の適用を受けています。これにより、企業活動における透明性と公正性が保たれています。

経営方針

カーチスホールディングスは、顧客満足の追求と地域社会への貢献を基本方針として掲げ、環境保護にも積極的に取り組んでいます。同社は、「人と人をクルマでつなぐ架け橋」という理念のもと、質の高い商品・サービスの提供を通じて企業価値及び株主価値の向上を目指しています。経営指標としては、売上高、営業利益、売上高営業利益率の向上に注力し、安定的な成長を目指しています。

中期経営戦略として、アフターサービスの充実や「買取直販」の推進、商用車取引の拡大、海外輸出事業の拡大などを掲げています。特に、新興国を中心に中古車流通網の構築や、海外事業戦略の拡大に力を入れています。これらの戦略は、顧客との継続的な関係強化や、新規市場への進出を通じて、同社の成長を加速させることを目的としています。

また、カーチスホールディングスは、顧客ファーストの追求、店舗数の拡大、カーチス倶楽部会員や他社との連携強化、海外事業戦略の拡大、コーポレート・ガバナンス体制の強化など、事業上及び財務上の課題に重点的に取り組んでいます。これらの取り組みは、同社が直面する課題に対処し、さらなる成長を実現するためのものです。

事業内容に関しては、自動車流通事業とリースバック関連事業の二つのセグメントに分かれており、中古車の買取、販売、輸出、自動車部品の販売、特別目的会社を活用したリースバック事業など、自動車に関連する多角的なサービスを提供しています。これにより、国内外の顧客に対して幅広い自動車関連サービスを提供し、自動車流通からリースバック事業に至るまで、自動車に関連する多角的なサービスを提供しています。