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萬世電機JP:7565
沿革
年 月 |
概 要 |
1947年 5月 |
神戸市生田区において株式会社萬世商会を設立 |
1947年 7月 |
三菱電機㈱と特約店契約を締結 |
1952年 5月 |
大阪市北区に大阪連絡所開設 |
1958年 4月 |
東京海上火災保険㈱(現、東京海上日動火災保険㈱)と代理店契約を締結 |
1959年 4月 |
兵庫県加古川市に加古川営業所開設 |
1959年 5月 |
奈良県奈良市に奈良営業所開設 |
1960年10月 |
㈱指月電機製作所と代理店契約を締結 |
1962年 3月 |
三菱電機㈱との特約店契約を改め、代理店契約を締結 |
1962年 4月 |
社名を萬世電機工業株式会社に改称、同時に本社を大阪市北区に移転し、神戸店を神戸支店に改称 |
1963年 4月 |
三菱商事㈱と特約店契約を締結し、三菱樹脂㈱製品の取扱い開始 |
1970年 3月 |
神戸支店家庭電器部門を分離し、兵庫三菱電機家電販売㈱に営業譲渡 |
1971年 9月 |
本社家庭電器部門を分離し、阪神三菱電機商品販売㈱に営業譲渡 |
奈良支店家庭電器部門を分離し、奈良三菱電機商品販売㈱に営業譲渡 |
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1974年 6月 |
特定建設業の建設大臣許可を取得(管工事業、機械器具設置工事業) |
1982年10月 |
東京都荒川区に東京営業所(現、東京支店 東京都千代田区)開設 |
1983年 4月 |
OA・FAシステム開発室開設(現、システムエンジニアリング部) |
1986年10月 |
半導体技術グループ(現、電子技術部)開設 |
1987年10月 |
子会社マンセイサービス㈱(のち、萬世電機エンジニアリング㈱ 2006年に清算)を設立 |
1990年 7月 |
三菱重工業㈱と立体駐車場設備の代理店契約を締結 |
1994年 7月 |
社名を萬世電機株式会社に改称 |
1996年 4月 |
神戸支店を神戸支社に、加古川営業所を加古川支店に昇格 |
1997年 9月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場 |
2001年 3月 |
ISO14001認証取得 |
2001年 4月 |
神戸支社を神戸支店に、加古川支店を加古川営業所に改称 |
2001年 7月 |
加古川営業所を神戸支店に統合 |
2003年 2月 |
香港に萬世電機香港有限公司(現・連結子会社)を設立 |
2005年 3月 |
ISO9001認証取得(電子デバイス本部) |
2006年 9月 |
子会社萬世電機エンジニアリング㈱を清算 |
2007年 8月 |
東京海上日動火災保険㈱の代理店事業をエムエスティ保険サービス㈱に譲渡 |
2009年 1月 |
東京支店を東京都千代田区に移転 |
2011年 3月 |
中国(上海)に万世電機貿易(上海)有限公司(現・連結子会社)を設立 |
2013年 4月 |
子会社日本原ソーラーエナジー株式会社(現・連結子会社)を設立 |
2013年 7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 |
2014年10月 |
子会社日本原ソーラーエナジー株式会社の売電開始 |
2016年 2月 |
本社を新築し、旧本社西隣に移転 |
2022年 4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 |
事業内容
萬世電機は、電気機器・産業用システム、電子デバイス・情報通信機器、設備機器の販売及びこれらに付帯する工事の設計・施工、保守・サービス、太陽光発電等の事業を展開しています。同社グループには、萬世電機香港有限公司、万世電機貿易(上海)有限公司、日本原ソーラーエナジー株式会社が含まれ、それぞれ電子デバイス品の仕入・販売、電気機器と電子デバイス品の仕入・販売、太陽光発電事業を手掛けています。
電気機器・産業用システムセグメントでは、回転機、ホイスト、産業扇、電磁開閉器、遮断器、電力量計、指示計器、高圧機器、トランス、シーケンサ、表示器、インバータ、ACサーボ、クラッチ、ロボット、センシング、機械装置、発電機・受変電システム、計測監視制御システム、生産ライン制御システム、検査計測システム、物流搬送システム、駆動制御システム、産業メカトロシステム、各種プラント用システムなどを提供しています。
電子デバイス・情報通信機器セグメントでは、半導体、パワー素子、光応用機器、液晶パネル、電子部品、パソコン、サーバー、プリンタ、HDD、液晶モニター、ネットワーク機器、映像機器、組み込みマイコンソフトウェア開発、電子機器の受託生産サービス(EMS)などを手掛けています。
設備機器セグメントでは、パッケージエアコン、各種冷凍機、ルームエアコン、換気扇、チラー、非常用発電機、電気温水器、照明器具、エレベーター、エスカレーター、太陽光発電設備工事、電気工事、空調・給排水衛生設備工事、冷凍・冷蔵設備工事、クリーンルーム工事、植物工場設備、冷暖房空調機器の保守・据付・修理などを提供しています。
太陽光発電セグメントでは、電力の提供を行っています。これらの事業を通じて、萬世電機は幅広い産業分野に対して、多様な製品とサービスを提供しています。
経営方針
萬世電機は、技術商社としての立場を活かし、顧客のベストパートナーであり続けることを目指しています。同社は、顧客志向を徹底し、情報・商品・技術の迅速な提供、技術力の向上、新市場・新分野への拡大、社員の個性を尊重した活力ある組織の構築、社会への貢献、法の遵守と社会倫理への敏感な対応を経営方針として掲げています。これらの方針を基に、売上高営業利益率の向上を目指し、経営基盤の強化と企業価値の向上に努めています。
市場のグローバル化や技術革新の進展、部材不足や資源価格の高騰など、変化する経営環境に対応するため、萬世電機は営業働き方改革を推進し、顧客の多様なニーズに応えることで事業規模の拡大と収益力の向上を目指しています。また、既存顧客との関係強化、新規顧客の開拓、取扱商材の拡大に注力し、M&Aを含む投資による事業拡大も積極的に行っています。
人材育成と確保にも力を入れており、多様化する顧客ニーズに迅速かつ的確に対応するため、新卒・キャリア採用を強化しています。社員一人ひとりの実行力・実現力を高め、目的意識と責任感を持つ人材の育成に努めています。
新型コロナウイルス感染症の拡大への対応としては、サプライチェーンの混乱による商品供給納期の長期化に対する対策を講じ、お客様への影響や業績への影響を最小化することに取り組んでいます。これらの戦略を通じて、萬世電機は持続可能な成長を目指しています。