ハークスレイJP:7561

時価総額
¥195.4億
PER
12.7倍
持ち帰り弁当事業では「ほっかほっか亭」のフランチャイズ展開、高級弁当・ケータリングサービス、店舗アセット&ソリューション事業では飲食店向けソリューション、IT経営ソリューション、機器レンタル、商業用不動産投資・管理、物流・食品加工事業では食品加工・物流サービス、豆菓子製造・卸売を手掛ける。

沿革

1980年3月

近畿地区のフランチャイズ店舗増加に伴い、同地区本部機構として大阪市福島区福島7丁目14番18号に、資本金300万円で、㈱ほっかほっか亭大阪事業本部を設立。

1985年1月

㈱ほっかほっか亭総本部は、全国を東部、関西、九州に分け、域内地区本部をも統轄する3地域本部制を導入、当社は関西地域本部となる。

1986年5月

商号を㈱ほっかほっか亭関西地域本部に変更し、本店を大阪市福島区福島6丁目9番11号へ移転。

1989年1月

商号を㈱関西ほっかほっか亭に変更。

1990年3月

大阪市福島区福島3丁目14番29号に新社屋を建設し、本店を移転。

1991年1月

㈱ほっかほっか亭広島事業本部を吸収合併し、資本金1億5,600万円となる。

1992年11月

㈱アサヒ物流(資本金3,000万円、100%出資)を設立。(現 連結子会社・㈱アサヒL&C)

1993年7月

商号を㈱ハークスレイに変更。

1994年4月

㈱ほっかほっか亭岡山地区本部を吸収合併し、資本金1億6,698万円となる。

1995年9月

資本金3億8,303万4,890円に増資。

1995年10月

大阪市福島区福島5丁目9番6号に本社事務所を移転。

1997年2月

貝塚精米工場(大阪府貝塚市)を設置。

1997年3月

本店を大阪市福島区福島5丁目9番6号へ移転。

1997年9月

日本証券業協会に株式を店頭登録し、資本金11億8,903万4,890円となる。

1997年11月

㈱アサヒ・トーヨー(資本金3億円、49%出資)を設立。(現 持分法適用関連会社)

1998年6月

品質管理室中央研究所(自社研究機関)を設置。

1999年11月

資本金40億23万4,890円に増資。

2001年2月

東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第二部上場。

2001年9月

北欧フードサービス㈱の発行済株式総数のうち98%を取得。

2004年9月

東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部上場。

2005年4月

大阪市北区鶴野町3番10号に新たに研修センターを完成、同地に本店を移転。

2005年7月

兵庫県尼崎市に阪神カミッサリーを設置。

2006年6月

㈱ほっかほっか亭総本部の発行済株式総数のうち54.17%を取得。

2006年10月

TRNコーポレーション㈱(現 連結子会社・店舗流通ネット㈱)の発行済株式総数のうち31.91%を取得。

2008年5月

TRNコーポレーション㈱の発行済株式総数のうち20.02%を追加取得し子会社とする。

(発行済株式総数に対し、当社が51.94%を保有)

2009年3月

連結子会社の㈱ほっかほっか亭総本部が、㈱鹿児島食品サービス(現 連結子会社・㈱スイセンプロパティ)の発行済株式総数のうち71%を取得。

2010年2月

第三者割当により、TRNコーポレーション㈱の新株式の発行の引受を実施。

(発行済株式総数に対し、当社が69.26%を保有)

2011年2月

当社を完全親会社とし、TRNコーポレーション㈱を完全子会社とする、2010年12月7日締結の株式交換契約に伴い、同社を完全子会社とする。

2012年3月

グループ連結子会社(TRNグループ)の組織再編として、TRNアセッツ㈱を存続会社とするTRNコーポレーション㈱、店舗流通ネット㈱、TRNアセッツ㈱及び店舗サポートシステム㈱の子会社4社の合併を実施。合併存続会社は、同時に店舗流通ネット㈱に商号変更。

2012年6月

連結子会社の㈱ハーツグラントフードサービスが、㈱ハーツフードサービスに商号変更。

2013年4月

連結子会社の㈱アサヒ物流と㈱ハーツフードサービスが、㈱アサヒ物流を存続会社として合併。

2014年4月

連結子会社の㈱アサヒ物流が、㈱アサヒL&Cに商号変更。

2014年12月

連結子会社の㈱ほっかほっか亭総本部が、㈱鹿児島食品サービスの株式を追加取得。

2015年6月

連結子会社の㈱ほっかほっか亭総本部の株式を追加取得し、同社を完全子会社とする。

2015年10月

連結子会社の㈱ほっかほっか亭総本部を吸収合併。

2016年7月

連結子会社の北欧フードサービス㈱が、アルヘイム㈱に商号変更。

2016年12月

連結子会社の㈱鹿児島食品サービスの自社株式取得により、同社が完全子会社となる。

2017年9月

連結子会社の店舗流通ネット㈱と店舗プレミアム㈱が、店舗流通ネット㈱を存続会社として合併。

2017年10月

連結子会社の㈱鹿児島食品サービスの持ち帰り弁当事業を吸収分割。

2018年6月

コインランドリーサービスの事業開始。

2019年12月

㈱味工房スイセンの発行済株式総数の全株式を取得。(現 連結子会社)

2021年2月

連結子会社のアルヘイム㈱から、アルヘイムフードサービス㈱を新設分割し、その事業のすべてを新設会社に承継。併せて新設会社の全株式を㈱万代へ株式譲渡。

2021年2月

㈱ファースト・メイトの発行済株式総数の全株式を取得。(現 連結子会社)

2021年3月

㈱アニーの発行済株式総数の全株式を連結子会社である店舗流通ネット㈱が取得。(現 連結子会社)

2021年10月

純粋持株会社体制に移行し、新設した100%子会社の㈱ほっかほっか亭総本部に店舗運営事業及びそれに付帯する業務全般を承継。

2022年2月

連結子会社のアルヘイム㈱を吸収合併。

2022年3月

連結子会社の㈱鹿児島食品サービスが、連結子会社の㈱味工房スイセンの不動産事業に関する権利義務を吸収分割により承継。㈱鹿児島食品サービスが、㈱スイセンプロパティに商号変更。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2022年11月

稲葉ピーナツ㈱の発行済み株式総数の全株式取得。(現 連結子会社)

2023年4月

稲葉ピーナツの完全子会社である㈱谷貝食品を子会社化(現 連結子会社)

事業内容

ハークスレイグループは、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容は、持ち帰り弁当事業、店舗アセット&ソリューション事業、物流・食品加工事業の3つに大別されます。

持ち帰り弁当事業では、「ほっかほっか亭」のフランチャイズチェーンシステムを展開し、作りたての温かいお弁当の販売を行っています。また、高級弁当惣菜の販売やパーティー・イベント向けのケータリングサービスも提供しています。

店舗アセット&ソリューション事業では、飲食店運営事業者向けに出退店や人材に関するソリューションを提供しています。製菓・製パン業界向けのIT経営ソリューション、会議やパーティー・イベント向けの機器レンタル及びトータルサービス、商業用不動産に特化した投資機会の提供、不動産の企画・開発・運営・管理・リーシング、売買・賃貸並びに所有・管理・運用など、幅広いサービスを展開しています。

物流・食品加工事業では、店舗向けの食品加工と食品物流サービスを提供しており、ピーナッツやドライフルーツなどの豆菓子製造業及び食品卸売業も手がけています。

これらの事業を通じて、ハークスレイグループは多様なニーズに応えるサービスを提供し、業容拡大を図っています。

経営方針

ハークスレイグループは、その中期経営計画「Resilient2021」を通じて、不確実な未来に迅速に対応し、新しい市場を開拓することに注力しています。同社は、各グループ事業における機動的かつ自律的な経営体制の構築を推進し、環境変化への柔軟性と対応力を備えた事業の集合体を形成することを目指しています。このビジョンを「自己変革型企業群」と定め、積極的なM&Aを通じて、消費者の前向きな感情を大切にする企業群を形成し、自己変革を進めています。

同社は、グループ拡大による多事業化、環境・市場対応力の強化、および高度な経営人財の多様化を優先的に対処すべき課題としています。これらの課題に対処することで、グループ会社が変化への適応力を高め、組織全体でのコミュニケーションや意見交換を通じて外部の知識やリソースを活用し、グループ全体の相乗的な成長を図っています。

具体的には、事業ポートフォリオマネジメント体制の整備・運用、2023年4月に設置した事業開発部による積極的なM&A推進、サステナビリティ経営体制及びリスクマネジメント体制の整備・運用などを通じて、持続可能で安心・安全な生活基盤の構築と地球環境の保全を目指しています。また、社内外から高度な経営人財を発掘・育成・登用し、多様な人財が個々の能力を最大限に発揮できる社内環境の整備にも取り組んでいます。

これらの取り組みを通じて、ハークスレイグループは、持ち帰り弁当事業、店舗アセット&ソリューション事業、物流・食品加工事業など、多岐にわたる事業セグメントでの業容拡大を図り、豊かな明日を創造しています。