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ジーエフシーJP:7559
沿革
1972-08 | 岐阜市島田東町に株式会社岐阜珍味を設立し、珍味食材の卸小売業務を開始。 |
1975-06 | 岐阜市茜部新所に本社新社屋完成。本店所在地を同所に移転。 |
1986-09 | 岐阜県外初の拠点として、東京都中央区に東京営業所を開設。(1994年9月 同区内に移転。2014年8月 同区内に移転。) |
1991-02 | 福岡市博多区に福岡営業所を開設。(2019年5月 同区内に移転。) 株式会社三味を100%子会社化。 |
1991-05 | 商号をジーエフシー株式会社に変更。 |
1991-10 | 大阪市浪速区に大阪営業所を開設。 |
1992-04 | 仙台市宮城野区に仙台営業所を開設。(1994年5月 同区内に移転。) |
1993-01 | 岐阜県羽島郡笠松町田代に本社物流センター完成。 |
1993-03 | 岐阜県羽島郡笠松町田代に本店所在地を移転。 コンピュータ制御による完全自動倉庫の本格稼働を開始。 |
1995-05 | サンコー株式会社を当社の100%子会社として設立。(現・連結子会社) |
1997-09 | 日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
2000-05 | 株式会社錦味及び株式会社京錦味の両社を100%子会社化。 |
2000-06 | さいたま市北区にさいたま営業所を開設。 |
2003-08 | 大阪市此花区に大阪営業所を移転、物流センター併設。 |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2007-08 | 株式会社三味、株式会社錦味及び株式会社京錦味の全株式を譲渡。 |
2010-04 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2015-03 | シンガポール共和国にGlobal Food Creators Singapore Pte.Ltd.を当社の100%子会社として設立。(現・連結子会社) |
2017-05 | さいたま営業所を東京営業所へ併合。 |
2019-02 | 株式会社インタークレストを100%子会社化。(現・連結子会社) |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
ジーエフシーとそのグループ会社は、主に業務用加工食材の企画、製造、販売を行っています。このグループはジーエフシー、連結子会社3社、およびその他の関係会社から構成されており、観光旅館、ホテル、外食産業向けにサービスを提供しています。
ジーエフシーと株式会社インタークレストは、業務用加工食材の企画と販売を担当しています。これにより、顧客のニーズに合わせた食材の提供を可能にしています。一方、サンコー株式会社は、これらの加工食材の製造と販売を行っており、製品の品質管理と供給の安定性を確保しています。
さらに、ジーエフシーのグループは海外展開にも力を入れており、Global Food Creators Singapore Pte.Ltd.を通じて海外市場でのマーケティング活動を展開しています。これにより、グローバルな視点からの事業拡大を図っています。
ジーエフシーの事業は、業務用加工食材事業という単一セグメントに集約されており、各社の役割分担によって、顧客に対して一貫したサービスを提供しています。このように、ジーエフシーとそのグループ会社は、食材の企画から製造、販売、さらには海外市場での展開に至るまで、幅広い事業活動を展開しています。
経営方針
ジーエフシーは、業務用加工食材の企画、製造、販売を中心に事業を展開しており、その成長戦略は、社会の変化に対応しながら、持続可能な利益成長と従業員の成長を重視しています。同社は、人々に「ゆとり」と「夢」を提供し、豊かな社会創りに貢献することを経営の基本方針として掲げています。この方針の下、収益性の追求と財務安全性の確保をバランス良く実現することを目指し、売上高経常利益率及び総資本利益率(ROA)を最重要経営指標と位置付けています。
経営戦略として、ジーエフシーは以下の五つの重点領域に注力しています。まず、コア事業の強化を通じて、変化する消費者のニーズに対応し、和食を中心とした業務用加工食材の提供を強化します。次に、グローバル事業の強化と商品の拡充を進め、特にASEAN市場での和食文化の発展と成長を目指します。新規事業分野の開拓にも力を入れ、事業環境の変化に応じた新たな事業分野への進出を加速させます。人材の高度化にも注力し、多様な人材が活躍できる企業文化の向上を図ります。最後に、経営管理の高度化を進め、収益基盤の強化とリスク管理体制の強化を目指します。
これらの施策は、時代と環境の変化に合わせた事業再構築を通じて、「持続的な利益成長」と「従業員の成長」を実現することを目的としています。ジーエフシーは、これらの成長戦略を推進することで、コロナ禍からの経済回復期においても、市場のニーズに迅速に対応し、企業価値の向上を目指しています。