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ハピネットJP:7552
沿革
1969年6月 |
東京都北区滝野川六丁目51番3号に有限会社トウショウを設立 |
1972年9月 |
有限会社トウショウを株式会社トウショウに組織変更 |
1991年10月 |
株式会社ダイリン及び株式会社セイコーを合併し商号を株式会社ハピネットに変更 |
1994年8月 |
本社を東京都台東区駒形二丁目4番5号に移転 |
1994年11月 |
株式会社バンダイが当社の株式を追加取得し、その結果、当社は株式会社バンダイの関連会社となる |
1997年8月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1998年12月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
1999年12月 |
株式会社ビームエンタテインメントの株式を取得 |
2000年3月 |
東京証券取引所市場第一部に指定 |
2001年4月 |
物流業務全般の受託を目的として千葉県市川市に株式会社ハピネット・ロジスティクスサービスを設立(現連結子会社) |
2001年10月 |
株式会社トヨクニの株式を取得 |
2002年3月 |
株式会社ハピネット・ジェイピーが、地方玩具卸売業の松井栄玩具株式会社より営業を譲受 |
2005年12月 |
株式会社バンダイの関連会社株式管理業務の一部が会社分割により株式会社バンダイナムコホールディングスへ移管されたことに伴い、当社は株式会社バンダイナムコホールディングスの関連会社となる |
2006年6月 |
株式会社モリガングの株式を取得 |
2007年4月 |
株式会社モリガングの玩具事業を会社分割により、株式会社ベストハートに事業承継し、社名を株式会社モリゲームズに変更 |
2007年11月 |
株式会社サンリンクの株式を取得 |
2007年11月 |
株式会社アップルの株式を取得 |
2008年2月 |
株式会社ハピネット・マーケティングを設立(現連結子会社) |
2008年10月 |
株式会社アップル及び株式会社サンリンク九州のアミューズメント事業を会社分割により、株式会社サンリンクに承継し、当社及び株式会社ハピネット・エーエムサービスのアミューズメント事業を移管し、株式会社サンリンクの社名を株式会社ハピネット・ベンディングサービスに変更(現連結子会社) |
2009年3月 |
株式会社ウイントの株式を取得 |
2011年4月 |
当社の映像音楽パッケージの卸売事業を株式会社ウイントに移管し、株式会社ウイントの社名を株式会社ハピネット・ピーエムに変更 |
2013年7月 |
トイズユニオン株式会社の株式を取得 |
2014年4月 |
株式会社ハピネット・ピーエムを当社に吸収合併 |
2014年7月 |
トイズユニオン株式会社が株式会社モリゲームズを吸収合併し、社名を株式会社マックスゲームズに変更(現連結子会社) |
2015年12月 |
2015年11月締結の資本業務提携契約に基づき、株式会社ブロッコリーの株式を第三者割当増資の引受けにより取得(現持分法適用関連会社) |
2018年3月 |
株式会社星光堂の音楽映像パッケージの卸売に関して有する権利義務の一部を、会社分割により株式会社星光堂マーケティングに承継 |
2019年4月 |
当社の映像音楽パッケージの卸売事業を株式会社星光堂マーケティングに承継し、株式会社星光堂マーケティングの社名を株式会社ハピネット・メディアマーケティングに変更(現連結子会社) |
2019年11月 |
株式会社イリサワの株式を取得 |
2020年10月 |
株式会社ファントム・フィルムの株式を取得 |
2021年4月 |
当社の模型玩具販売部門を株式会社イリサワに移管し、株式会社イリサワの社名を株式会社ハピネット・ホビーマーケティングに変更(現連結子会社) |
2021年4月 |
当社の映像メーカー部門を会社分割により、株式会社ハピネットファントム・スタジオに承継、及び株式会社ハピネットファントム・スタジオを存続会社として株式会社ファントム・フィルムを吸収合併(現連結子会社) |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行 |
(注)2023年6月に株式会社ブロッコリーの株式を公開買付けにより取得しております。 |
事業内容
ハピネットは、玩具、映像・音楽ソフト、ビデオゲーム、アミューズメント商品の販売と企画・製作を主軸に事業を展開している企業です。同社グループは、ハピネット本体と子会社7社、関連会社1社、および株式会社バンダイナムコホールディングスを含む関係会社で構成されています。
玩具事業では、玩具やトレーディングカード、雑貨類を量販店や専門店、コンビニエンスストア、eコマース、二次問屋などに販売しています。このセグメントには、ハピネット・マーケティングやハピネット・ホビーマーケティングなどの子会社が関与しています。
映像音楽事業では、映像・音楽ソフトの販売のほか、映像作品の企画・製作・配給・宣伝や音楽コンテンツの企画・制作を手がけています。この分野では、ハピネット・メディアマーケティングやハピネットファントム・スタジオが主要な役割を果たしています。
ビデオゲーム事業においては、ビデオゲームハードやソフトを販売するとともに、ビデオゲームソフトの企画・制作も行っています。このセグメントには、マックスゲームズやハピネット・ロジスティクスサービスが含まれます。
アミューズメント事業では、玩具自動販売機の設置・運営やアミューズメント施設用商品の販売を展開しており、ハピネット・ベンディングサービスがこの分野で活動しています。
さらに、関連会社の株式会社ブロッコリーは、アニメ・ゲーム・音楽・映像・カードゲームの企画・制作及びキャラクター商品の企画・製作・販売を行っており、ハピネットグループのコンテンツ制作能力を強化しています。また、株式会社バンダイ及び株式会社BANDAI SPIRITSは、玩具の企画・製造・販売を手がける主要仕入先であり、グループ全体の製品供給に重要な役割を担っています。
経営方針
ハピネットは、エンタテインメント業界において多角的な事業を展開している企業です。同社は、「ハピネス・ネットワーキング」をグループビジョンとし、人々に感動を提供することを目指しています。このビジョンの下、ハピネットは、玩具、映像・音楽、ビデオゲーム、アミューズメント商品の販売及び企画・製作に注力しています。
同社は、2022年4月からスタートした第9次中期経営計画を通じて、「エンタテインメントとプラットフォームのデュアルエンジンで挑む創造的成長」をテーマに掲げています。この計画では、エンタテインメント事業とプラットフォーム事業を二つのコアエンジンと位置づけ、創造的な成長を目指しています。具体的には、全事業での川上・川下領域施策の展開、新規事業への積極的な投資と海外展開、そしてサステナブルな経営体制構築に向けた取り組みを基本戦略として推進しています。
ハピネットは、消費者視点の体験的価値に着目し、サービスの創造とクリエイティブ機能の強化を進めています。また、新規事業への投資と海外市場への挑戦を通じて、持続的な成長を目指しています。さらに、サステナブルな経営体制の構築にも注力し、事業・人材ポートフォーリオの管理体制を強化しています。
これらの戦略を背景に、ハピネットは、企業価値の向上とさらなる成長を目指しています。経営指標としては、事業規模の拡大とともに収益性・効率性の向上に取り組んでおり、経常利益とROE(自己資本利益率)の向上を重要な目標として掲げています。