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ハピネットJP:7552
事業内容
ハピネットは、玩具、映像音楽、ビデオゲーム、アミューズメントの4つの事業セグメントを展開しています。各セグメントで多様な商品やサービスを提供し、幅広い顧客層にアプローチしています。
玩具事業では、玩具やトレーディングカード、雑貨類を量販店や専門店、コンビニエンスストア、eコマースなどを通じて販売しています。関連会社には、ハピネット・ホビーマーケティングやマックスゲームズなどがあります。
映像音楽事業では、映像・音楽ソフトの販売に加え、映像作品の企画・製作・配給、音楽コンテンツの企画・制作を行っています。ハピネット・メディアマーケティングやハピネットファントム・スタジオが関連会社です。
ビデオゲーム事業では、ビデオゲームハードやソフトを販売し、ゲームソフトの企画・制作も手がけています。マックスゲームズやハピネット・ロジスティクスサービスが関連会社として活動しています。
アミューズメント事業では、玩具自動販売機の設置・運営やカプセル玩具専門店の運営を行い、アミューズメント施設用商品の販売もしています。ハピネット・ベンディングサービスが関連会社です。
ハピネットは、バンダイナムコホールディングスと連携し、玩具の企画・製造・販売を行うバンダイやBANDAI SPIRITSを主要な仕入先としています。また、2025年にはハピネット・メディアマーケティングとハピネットファントム・スタジオの吸収合併を予定しています。
経営方針
ハピネットは、エンタテインメントの可能性を追求し、世界をワクワクさせるクリエイティブカンパニーを目指しています。長期ビジョンとして、業界や流通経路を超えた新しいエンタテインメント・スタイルを発信し、人々に感動を提供することを掲げています。
同社は2025年から3年間の第10次中期経営計画を策定し、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。この計画では、グローバル展開とバリューチェーン変革を通じた意欲的成長をテーマに掲げ、事業領域の拡大を図ります。
基本戦略として、全事業でのグローバル展開の加速、バリューチェーン変革への資源配分による事業ポートフォリオの再編、サステナブルな経営体制の構築を推進しています。これにより、企業価値の向上を目指します。
玩具事業では、少子化の中でハイターゲット向け商材の拡大を図り、サービスレベルの向上を通じて中間流通シェアの拡大を目指します。また、雑貨や国内商品の海外流通にも挑戦しています。
映像音楽事業では、配信サービスの普及に対応し、ライセンス契約を活用してパッケージメーカーとしての地位を確立します。自社映像作品のヒット率向上と海外販売の強化も進めています。
ビデオゲーム事業では、需要へのタイムリーな対応と販売促進施策を通じて販売の最大化を図ります。自社オリジナルゲームの制作や海外ゲームのローカライズ販売を通じて川上領域を強化します。
アミューズメント事業では、カプセル玩具市場の成長を背景に「ガシャココ」の出店を推進し、自社企画商品の拡充を図ります。アメリカでのカプセルトイ事業の拡大も目指しています。