- 日本企業
- ウェッズ
ウェッズJP:7551
沿革
1965年10月 |
大阪市西区において自動車用品の販売を目的として、日宝株式会社として設立。 |
1969年2月 |
中央精機株式会社製メッキホイール「エルスター」の販売開始。 |
1973年11月 |
日本シーラント株式会社のホイール部門を吸収し、社名を株式会社ウェッズに変更。同時に本社を東京都港区に移転。同所に東京営業部を設置するとともに大阪支店・名古屋営業所を開設。 |
1975年2月 |
仙台営業所開設。 |
〃 7月 |
広島営業所開設。 |
1976年3月 |
福岡営業所開設。 |
〃 7月 |
本社を東京都品川区に移転。 |
1981年3月 |
札幌営業所開設。 |
1982年8月 |
宇都宮営業所開設。 |
1985年6月 |
秋田出張所開設。 |
1987年9月 |
ダイシン商事株式会社と合併。本社を愛知県安城市に移転し金沢・新潟両営業所を開設。 |
1988年4月 |
松本営業所開設。 |
1990年7月 |
岡崎物流センター開設。 |
1991年4月 |
本社を東京都目黒区に移転。 |
〃 7月 |
天童物流センター開設。 |
〃 8月 |
苫小牧物流センター完成。苫小牧出張所を苫小牧物流センターに名称変更。 |
〃 8月 |
株式会社ロジックスを中央精機株式会社と共同で設立。物流業務の効率化をすすめる。 |
1994年4月 |
東京営業部を首都圏東営業所と首都圏西営業所に分割。首都圏東営業所を東京都板橋区に設置。 |
〃 6月 |
「ツーカーショップ安城」開店。携帯電話の販売開始。 |
1996年10月 |
自動車用品販売店「カーランドバーデン」1号店を愛知県安城市に開店。 |
〃 11月 |
「デジタルツーカー山形西バイパス店」を山形県山形市に開店。 |
1997年9月 |
日本証券業協会の承認を得て店頭登録。 |
1998年4月 |
「デジタルツーカー酒田バイパス店」を山形県酒田市に開店。 |
〃 7月 |
「カーランドバーデン」2号店を浜松市に開店。 |
1999年7月 |
「テレコムランド安城バーデン」を愛知県安城市に開店。 |
2000年8月 |
岡山営業所開設。 |
2002年8月 |
子会社の日本メルバー株式会社を清算。 |
2003年10月 |
小売事業部・携帯電話代理店事業部及び開発事業部を会社分割により株式会社バーデン(現連結子会社)を設立。 |
2003年11月 2004年4月 |
本社を東京都大田区に移転。 岡山営業所を大阪営業所及び広島営業所に分離統合。 |
2005年5月 |
愛知県安城市に高齢者複合福祉施設「グレイシャスビラ安城」を開設。 |
2006年3月 |
株式会社スーパースター(現連結子会社)を設立し、旧株式会社スーパースターより高級アルミホイール製造・販売事業を譲受。 |
2007年4月 |
関東地区3営業所(宇都宮、首都圏東、首都圏西)のテリトリーを再編し、宇都宮営業所を閉鎖。 |
株式会社バーデン(現連結子会社)が、ジェームス浜松志都呂店を株式会社タクティーより営業譲受。 |
|
2007年6月 2010年1月 |
株式会社スーパースター(現連結子会社)が国分工場を建設。 高齢者複合福祉施設「グレイシャスビラ安城」を増築。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所が合併したことに伴い大阪証券取引所JASDAQに上場。 |
2010年7月 |
威直貿易(寧波)有限公司(現連結子会社)を中国浙江省に設立。 |
2011年12月 |
株式会社バーデンが、「ソフトバンク鶴岡ほなみ店」を山形県鶴岡市に開店。 |
2012年5月 |
子会社のWeds North America,INC.を清算 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
2015年1月 |
株式会社東京車輪(現連結子会社)を株式取得により連結子会社化。 |
2018年1月 |
株式会社ロジックス(現連結子会社)を株式取得により連結子会社化。 |
2018年4月 |
株式会社バーデン(現連結子会社)が「ソフトバンク酒田みずほ店」を山形県酒田市に開店。 |
2020年11月 |
株式会社ロジックス(現連結子会社)が「豊田南物流センター」を愛知県豊田市に建設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
ウェッズグループは、自動車関連の卸売事業を中心に、物流事業、自動車用品の小売事業、高齢者向けの複合福祉事業、携帯電話の代理店事業、賃貸事業など幅広い分野で事業を展開しています。自動車関連卸売事業では、ウェッズと東京車輪が自動車用ホイールやカーアクセサリーパーツなどのアフターパーツを市場に販売しており、中央精機はスチールホイールの製造を、威直貿易(寧波)有限公司は中国市場での自動車ホイール部品の販売を手掛けています。また、スーパースターは高級アルミホイールの製造販売を行っています。
物流事業では、ロジックスがウェッズや中央精機のホイールやオリジナル商品の保管、荷役を担当し、一般市場向けに倉庫サービスも提供しています。自動車関連小売事業では、バーデンが自動車用ホイールやカーアクセサリーパーツなどを消費者に直接販売しています。
福祉事業では、バーデンが高齢者向けの複合福祉サービスを提供しており、その他の事業として、バーデンが携帯電話の販売代理店業務や不動産の賃貸業務も行っています。ウェッズグループはこれら多岐にわたる事業を通じて、様々なニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
ウェッズグループは、自動車関連の卸売事業を核としながら、物流、小売、福祉、携帯電話代理店業務、賃貸事業など多岐にわたる分野で事業を展開しています。同社は、1969年に日本で初めてカスタムホイールを市場に投入したパイオニアであり、顧客と株主からの信頼を基盤に、社員が豊かさや夢を追求する会社を目指しています。
中長期的な経営戦略として、ウェッズはブランド構築、営業力強化、システム構築に注力しています。高中級アルミホイールブランドの構築に向け、市場リサーチの強化やプロモーション活動を活発化させ、SNSや動画など新しいメディアへのシフトを図っています。また、営業力の強化として、革新性や創造性を持った企業風土への変革を目指し、WEB受注システムの利用促進や基幹システムの改善を進めています。
連結子会社では、自動車用品小売事業の収益力改善、福祉事業の採算性改善、高級アルミホイール生産基盤の強化、物流事業の競争力強化など、それぞれの分野で中長期戦略を推進しています。これらの戦略は、安定した収益基盤の確立、魅力ある店舗運営、商品開発力の強化、物流基盤の構築などを通じて、ウェッズグループ全体の競争力を高めることを目指しています。
経営指標としては、連結経常利益率5%以上の維持・継続を目標に掲げ、自動車用品アフターマーケットの成熟化や競争激化に対応するための体制強化に取り組んでいます。商品開発力の強化、営業力とシステム力の強化、商品管理の強化など、事業上及び財務上の課題に対処することで、更なる成長を目指しています。